昨年8月に持病の検査の為に2週間、検査入院したことが有った。
ある程度退屈するだろうと予測して荷物の中に「糸と針」を忍ばせた。
案の定狭いベッド上の生活は検査が済むと食っては寝食っては寝の繰り返し。
ある日娘が「パッチワークの雑誌」を見舞いに持ってきた。
「あ!これ縫いたい」そうおもうといてもたっても居られない。
主治医に
「あのぉ・院内の売店で扱っていない物が欲しいのですが」といい1時間だけの外出許可を戴いた。
病室から抜け出せる喜びはなかった。
病院から近い手芸屋さんに走った。
所々の赤信号は長かったのを覚えている。
まっすぐ行ってまっすぐ帰ってきたが、それでも1時間の外出許可の時間は短すぎた。
担当の看護師さんがエレベーターの前で待機していたのには驚きであった。
入院生活も自分のベットの上でのパッチワークは楽しく、退屈が解消されて、やがて退院。
主婦が家に戻ればやることが山積、
ダンボールの隅っこに皺だらけになっていた、未完成のこの「麦の穂」が出てきた。
月日の流れの速いこと
一年前の同室の患者の顔を思い出しながら仕上げた。
人の目線を気にすることもないし、消灯時間もない。
当然ながら自分の部屋は最高ここが私のインパラダイス、
ある程度退屈するだろうと予測して荷物の中に「糸と針」を忍ばせた。
案の定狭いベッド上の生活は検査が済むと食っては寝食っては寝の繰り返し。
ある日娘が「パッチワークの雑誌」を見舞いに持ってきた。
「あ!これ縫いたい」そうおもうといてもたっても居られない。
主治医に
「あのぉ・院内の売店で扱っていない物が欲しいのですが」といい1時間だけの外出許可を戴いた。
病室から抜け出せる喜びはなかった。
病院から近い手芸屋さんに走った。
所々の赤信号は長かったのを覚えている。
まっすぐ行ってまっすぐ帰ってきたが、それでも1時間の外出許可の時間は短すぎた。
担当の看護師さんがエレベーターの前で待機していたのには驚きであった。
入院生活も自分のベットの上でのパッチワークは楽しく、退屈が解消されて、やがて退院。
主婦が家に戻ればやることが山積、
ダンボールの隅っこに皺だらけになっていた、未完成のこの「麦の穂」が出てきた。
月日の流れの速いこと
一年前の同室の患者の顔を思い出しながら仕上げた。
人の目線を気にすることもないし、消灯時間もない。
当然ながら自分の部屋は最高ここが私のインパラダイス、