ライフスタイル&パッチワークの部屋

日々の暮らしと、作ったパッチワークを御紹介します。

季節は巡る

2012-04-24 10:38:57 | Weblog
桜前線がわが町の頭上にやっと到来してきた。
今年のあの寒さに地球がどうにかなってしまったのだろうかと思うことシバシバあった。
がやはり季節は巡ってきた。
頬を渡る風も優しい。つい庭の雑草が気になってくる。

体調を崩してから元に戻すのには時間が掛かったが、回復してくるのが嬉しい。
もう夜鍋をしないと決めたら夜の時間の長いこと、
歯磨きに時間を掛け、お風呂に入り顔を良く洗い、踵の垢こすり、心を落ち着かせてから血圧を測定すると
いいあんばいの値になってきてる。チクチクやりたい一心で体を粗末にしてきたのだ。
やっぱり「健康に勝る宝なし」って本当だ。

遠くの友人が山菜や筍を湯がき送ってくれた。
今年はどうも筍や山菜がセシュームが高いと広報で廻ってきたから、矢張り地物を口にするには怖い気がする。
これまでは食べ放題だった山菜や筍が食べれないのは田舎暮らしには痛手である。
福島県に最も近いわが町は打つ手が全くない、
何処にも持って行き場のない苛立ち、みんなみんな被害者である。
それでも命を大切にしながら生きなければ・・としみじみ思う。

町の話題

2012-04-08 09:10:19 | Weblog
体調不良から約1カ月が過ぎた。
Drの診察通り夜なべを止めると夕食後の時間が長い。
がやはり体調が日増しに良くなってきた。あの時のDyの診察は正しかったようだ。
人間生きていく上での基本だろうなと思う。

当然ながらパッチワークの作品の完成は実にほど遠い。
その分長生きして長い時間ゆっくり仕上げようと当たり前の事を思う昨今である。

夫の店番の手伝いをしてみた。
昨日店でのもっぱらの話題は
新聞に掲載された18歳未満の住民に東電から一人当たり20万円が見舞金として支給される話題であった。
単純に20万円がもらえると喜ぶ住民や「いやその前に放射能の除染が必要だ」
「阿武隈河川の水の汚染が心配だ」
「川釣りは出来ないようだ」「このままでは町がだめになってしまうのでは」
「飲料水は大丈夫か」と話題が尽きない。
観光客もめっきり少なくなって商売をする側としても実に心細い。
かといって個人の努力では太刀打ちできない放射能の問題だ。
緑 水 空気が綺麗で町でもこれを誇りにしていたはずが、
今は町長が東電に見舞金の支給を交渉してきたとか、、

やっとお花見の話も出始まったきたが、
せめて親しい友人と水芭蕉の群生地に出かけ手作りのお弁当でも持参して
「行って見ようね」を約束をした。

トホホ・

2012-03-29 19:56:28 | Weblog
体がふらつく。
不安なので病院に行ったら、
「心当たりは?」とDrに聞かれた。
「エェ趣味で夜鍋を続けてしまいまして」小声で応えた。
Drは笑った。
「しっかり寝てください。そうすれば治るから」
「只寝ただけで治るのですか?」
3時間待って2分の診察だった。
何んとアホなことだろうと私も可笑しくなった。

思えば楽しいはずの趣味も限度があるのに、もう無理が利かない歳なのに、、
ここは我慢しなければ、命もつめる事になりかねない、
テーブルにやりかけの作品を触る。

それにしてもいくら縫っても時間が足りない、キリがないこのパッチワークの不思議な魅力はなんなのだろうか?
これからは夜針は辞めよう。

夕食のあとの時間が長いこと、
せめてゆっくり顔でも洗って、読みかけの本でも読もう。

巾着作り

2012-03-15 20:55:53 | Weblog
溜まってしまったタペストリーも未完成のまま、部屋の隅に置き去りにされてから久しい。
最近、超簡単で時間も余りかからずに形になる巾着作りにハマってしまった。
やっぱり春の明るい色使いをしたくなり、ありったけの布をひっくり返して探す。
ここに突然来客があると慌ててしまう。
「気は確かか?」と疑われるほどの始末だが、私としてはどの布端もお宝である。
切れ端を少しは減らそうと思って始めるのだが、
全く減ることはないから不思議な現象だ。

トドはカツテ極めて綺麗好きだったが、長い時間を掛けて私から洗脳されたのだろう、
一言も苦言は聞かされなくなった。
アリガタヤ アリガタヤ・
整理整頓は来るときが来たらその時はいずれ徹底的にやるつもり、と自問自答を
毎日思ってはいるのですがねぇ。

三寒四温

2012-03-08 12:39:26 | Weblog
寒い毎日でも時折暖かい日があるようになった。
夫と二人でウオーキングすると体の隅ずみまで、酸素が取り込まれて行くのが解る。
夫は腰の手術をしてからウオーキングするときに歩調が合わなかったから、
バラバラに歩いていたが、最近やっと歩調が合うようになったので、嬉しい。
世間話をしながらだとツイ万歩計の数字が上がって行くようになった。
白鳥の群れは旅発の準備をし始まったようだ。
寒い日ばかりだと運動不足は分っていても、部屋に綴じ込みがちだったから、
これからはこのペースを保とうと思う。
野原の草や木々も芽吹き始めるのももう少し、
夫は土手の草を見ながら山野草の話をする。
私一人だったら多分踏みつけて歩いているだろうと思う。
遠くの蔵王連峰の雪景色も刻々と変化するようになるはず。

すこし体に脂がかかったから、これからは落としていかなければ・・
脂は体のゴミだと聞いたことがある。

兎に角寒い

2012-03-04 09:23:38 | Weblog
天気予報を見る限り、1週間後の予報は暖かくなるはず・
だが今年の春先のお天気は実に厳しい。
夫が予報を信じて店開きを楽しみに準備を進めていたが、
案の定現実の厳しさには腰が砕けてしまうほどだった。
店に行って見ると、山間の店の前は雪がドッサリ、
人の気配は全くない。
原発の放射能騒動も収まらないままのこれからの行き先はどうなってしまうのだろうか?
家中の廊下や畳の上までが裁けないでいる山野草でいっぱいであるから、
趣味と実益は厳しい現実である。

あまり仕入れないで欲しいとおもってはいるが、
夫婦仲が険悪になってしまうのも辛いので、ジッーと口出しは抑えている、

悪天候であろうがなかろうが、私はセッセと針を動かしていれば、
幸せだから、救われる。
仲間が男物のショルダーを作ってみたいのいうので、見本に作ってみたが、
私はやっぱり赤みのかかった色あわせが好きだ。


これでいいのか?

2012-02-24 08:29:44 | Weblog
今年は作り置きが殆ど無い。
長い冬休みもソロソロおしまいなのに、
3月から又店開きするのに少し焦っているが、
これだけはどうすることもできない。

日記を見れば殆ど毎日チクチクして暮らしているのになぁ・・と一昨年の写真を開いてみたら、
結構作っていたではないか?
少しはピッチも落ちてきているとは感じていたが。、これも加齢現象なのかもしれない。

自分がまだ幼少の頃 祖母を見て暮らしていた時は
「歳を取ると時間がたっぷりあってお金は掛からない」ものだと思っていたが・・しかし、
大きな勘違いであったと・いつも囲炉裏の側で手仕事をしていた祖母を思い出す。
老いて始めて解ることがいっぱいある。
(歳を取ると何故がに股で歩くのか、外出するとき何故あんなに荷物をいっぱい持ち歩くのか・・トカトカ・・)

私はパッチワークに取り付かれてから十数年・まだまだ作りたい意欲ばかりが湧いてきて、
たっぷりの時間や小遣いに余裕がでてこないだろうと、
半分喜びと少しばかりの焦りがと入り交ざるパッチワークに今日も1日本領されそうだ。




いつも難題

2012-02-21 13:12:37 | Weblog
ある日老婦人が
「これで作って欲しいの」と リバーシブルの大きな風呂敷をもってきた。
友達と一緒に温泉に行くにはやはりマチの大きなショルダーが欲しいのだとか・・

表は明るい紫色の鹿の子風の織りで裏は綺麗なグリーンであった。
針を指してみたら縫えそうであった。
デザインと色がある程度決まっていたので、お引き受けしたが・・
思えば普段は自分の好き勝手に作っているものだから、
紫色使いに色併せに戸惑った。
この風呂敷を持って店に似合いそうな布を探してみたが、どうしてもしっくりこない。
試行錯誤の結果、
持ち合わせの布を脱色してみたら、
「んまぁこんな程度でもいいかなぁ?」と・・思うほかないないのである。
80代のご婦人には派手すぎないかと思ったが、今時の老婦人はお若い・・から・・
この風呂敷はどうも何かの記念品だったらしいので、これを最大限に活かしたかったようだ。
しかし
手渡しするときの反応はどうしたものか?
何年掛かっても色併せに難航する。今の自分には何時よりも難題であった。

注文の品

2012-02-10 09:40:12 | Weblog
毎日チクチクと針を運んで暮らしていると、
夕方の日脚が伸びてきているのに気がついた。
少しだけ得をした感じさえする。

先日友人の友人から「温泉に行くときのショルダーが欲しい」と注文が入った。
頭の中はこの冬の間に作りたいものがいっぱいあるのだが、
差当たり「ンッジャー」と二つ返事で縫い始めた。
多分湯に浸かりゆっくりと時間を過すのだろうから、丁寧に仕上げなければと始まった。
注文の品は有る程度考えなければいけないから、少し緊張するが、
こんな寒い毎日は私にとって生き甲斐というもの、
外が雪であっても雨であっても、暖かく暖を取っての作業は本当に楽しい。

寒い寒い

2012-02-03 21:25:28 | Weblog
連日 近年にない寒さ続きで、朝は水道水が出ないのにも慣れてきた。
昨年の3・11日の事を思えばまだ我慢も出来ると言うもの、、
あれ以来 町は不景気でどうも毎日がどこか沈んでいる。

観光に力を注いできていた田舎町で活気があった町だったが
今は寂しい町になってしまった。
この放射能の風評被害はいつまで続くのだろうか?
果して今年は商売が成り立つのだろうか・
我が家にとっても一大事であるが、されとて個人の力では解決策が見出せないのが現状だ!
名案が浮かんでこない・
んっまぁなるようにしかならない・・

今宵は人並みに「恵方巻き」でも作って食べようかと街のスーパーに出てみた。
ここだけが凄い客数で、ゴッタガイしている。
キルト仲間に遭って嬉しかった。
「暖かくなったら又始めようね!」 と・
今は外の雪景色を眺めながら暖かくなる日を待とう・