ライフスタイル&パッチワークの部屋

日々の暮らしと、作ったパッチワークを御紹介します。

「阿武隈荘」に

2008-11-30 21:30:10 | Weblog
店から解放されて早2週間が過ぎた。
今度は自分の時間がたっぷり取れると思うと、浮き浮きしてしまう。
がそんなリッチな思いつきと自分の性分に合わないのだろうか?
寸暇を惜しみ 又針を動かしたくなる。
「やりたいことは 山の如し」だ、、

身の回りの布きれは一向に片つかない、
それどころか、店を覗けばまだ欲しい布が目に止まるから、やっぱり買い足してしまう。
布集めがよほど好きになってしまったようだ!

予ねて話があったわが町「国民宿舎 阿武隈荘」にこれまでの作品を展示する話が
進んだ。
「もう一寸頑張ってみよう! 」と言う気持ちになった。
とりあえずxmasのタペストリーを2、3点、持参した。

飾り付けは「来客の手に触れない場所が良いでしょう」との話・
係りの方に一任して来た。
これからはもっと多くの人の目に触れることになるだろう。

自分なりに恥ずかしくない精一杯の作品を作らなければ、
と自分に誓った夕暮れである。

解放されて

2008-11-22 10:46:59 | Weblog
商売の日から解放されて
こんなにのんびりできるのは春以来、
なんという贅沢な時間かとシミジミ拘束されない事をありがたく思う朝である。
人の贅沢は限りないものだ。
My手提げを見ると自分の持っているポーチも殆ど無くなっている。
お得意様が「Xmas」プレゼントにしたいので使い古しでも良いから
欲しいと言われ、2足3文で 安く分けてあげてしまったのだ。

無性にMyポーチを作ってみたかった。
ありあわせの布地を併せ、やっと出来たがいつの時代も色あわせが難しい。
永久の課題かもしれない。

約束の6年

2008-11-17 22:09:21 | Weblog
夫が「山野草の店を出したい」と言い出してから6年、
幸運にも町の観光地に土地を寸借できた。
資本金もなく 吹けば飛ぶような店を作り、週末だけに絞りこみ夫の趣味を出店した。

其処に便乗してパッチワークの手提げを飾り、観光客の来客をひたすら待つ、何ら根拠もない商売を始まって早6年も過ぎた。

春はブユの大群に襲われ、お岩さんのような顔になり、皮膚クリニックに通った。
夏は日射病にかかり激しい目眩、
秋には焼き芋も始まってみたがなれない焼き芋屋は鼻水 涙で顔はぐちゃぐちゃで鏡を見ないようにしていた。
流石冬の極寒には勝てず店は成り立たなかった。

今年もどうにか潰れることもなく継続できた。
が矢張り寒さのために早々と店を閉めるようになった。

もうこんな繰り返しを止めたいと何度思ったことか、

当初、夫のとの約束は「弁当だけ運ぶ」はずであったが、
今は自称「とらさんの女房」と称して店に顔を出さない日は殆どなかった。
そして思えばいっぱいのお得意さんや友人も出来た。
夫の定年後ひっそり二人暮らしであったなら、こんな沢山の人との出会いはなかっただろうと思う 今にしてみると、
楽しい思い出に変わった、人の感情の記憶は実に都合が良いように出来ている。
お得意様から「来春まで待っているね!」といわれると
又闘士が湧いてくる。

いい加減な夫婦だから、
「またやるかぁ・・」そんな気分になるのかもしれない。

庭の千草も

2008-11-12 11:11:06 | Weblog
「♪庭の千草も 虫の音も かれて寂しくなりにけり・・♪」
早朝のウオーキングも辛くなってきたこの頃、
誰に約束しているわけでもないからと太陽が真上に上がってくる時間帯にやろうと考え始まった。
田んぼ道を歩いているといつしか「庭の千草~」の歌が出てくる。
殺風景になった農地も人影も少ない。
道すがら野菊だけが風に揺られて咲いている。
西方の蔵王連峰の山頂も白い帽子を被っていた。
いよいよ冬到来。
さぁって、これからは指定席をしっかり暖めて、針仕事に励もう。

「今」が大事・・

2008-11-09 09:09:34 | Weblog
暑い寒いと語っている間に、北風が身に滲みる季節になってしまった。
早朝のウオーキングも辛くなってきて、やはり布団の中がこの上ない幸せを感じてしまう。
北国の冬は長い。こんな寒い夜は針仕事に限る。

あぁ・・年内に済ませておかなければ成らない仕事もいっぱい残っている。
やるなら極寒に入る今が丁度いいのである・・がぁ・・
最近どうも仕事が捗らない。いろんな理由をつけて、動こうとしない醜い自分が居る。
若い時代は素敵な歳を重ねている老人を見て、自分もそんなな老婦人になろうと夢見てたのであった・
やるのであったら「今」が大事である。

それでもどうにか 年内に作らなければ成らない大バッグがやっと出来上がった。