日々雑感  ~ 青亀恵一

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衝撃  !  生徒が驚きの会を結成

2009-03-31 00:00:00 | 教育
衝撃  !  生徒が驚きの会を結成



衝撃のニュースが報じられている。

なんと、愛知県の市立中学校で、
担任教師に不満を抱いた1年生の男子生徒11人が、
1月に「先生を流産させる会」を結成し、
妊娠中の30代の女性教諭に対し、
いすのねじを緩めたり、
消臭や殺菌、食品添加物などに使われるミョウバンを
理科の実験の際に教室に持ち帰り、
教諭の給食に混ぜたという。







その動機は、
席替えの方法や部活動で注意されたことへの不満が、
先生への反抗になったようだ。

発覚は、
見かねた周囲の生徒が2月下旬、
別の教諭に伝えて問題が表に・・・・

幸いなことに、
担任がけがをしたり、
検診を受けて、体調に異常は無いことはわかった。

男子生徒11人のうち6人は名前を貸しただけ、
クラスの中には、この会の存在を知らない生徒も・・・


実に、衝撃のニュースの報道に、
疑問符ばかり・・・・・・


「流産させる」ということは、
胎児の生命を奪うことである。

いわば、殺人といえよう。

それを、知らないはずは無いと思うが、
知っていたのかどうか。

まず、この初歩的な疑問が浮かぶ。

校長は、
「個々にはいい子たちで、最初は信じられない。
ただ、軽いのりからエスカレートしたようで、
計画的とまでは言えない。」と話しているという。


軽いのりからエスカレートということは、
多々ありうることであるが、
ただ、「先生を流産させる会」という名称は、
その域を越しているのではないか。

これは、殺人の会とも受け取れる。

その会に、名前を貸した6人の生徒の心境もわからない。


教諭の車にチョークの粉を振りまいた程度なら、
単なる嫌がらせともいえるが、
いすの背もたれのねじを緩めるということは、
その程度にもよるが、
重大な結果をもたらしかねない。


また、発覚については、
見かねた周囲の生徒が、別の教諭に伝えた。
どうして、担任教師に伝えなかったのか。

仕返しを恐れたのであろう。
そのような生徒の発言もある。



教育評論家の尾木直樹氏によると、
「群集心理がエスカレートしていった。
流産ということの意味が
命を奪う殺人行為であるという認識が深まっていない」と。


校長は、
「命の重さについて、より指導を徹底していきたい」
と話しているが、
中学生にもなって、「流産」の意味がわからないはずは無いと思う。



確かに、堕胎王国日本と言われるように、
堕胎に関しては、無関心、寛容な日本ではあるが、
それが、
この事件の背景に横たわっているとは思わないが、
微妙である。


さらに穿った見方をすれば、
一面、実態として、
社会へのアンチテーゼと受け取れなくも無いが・・・・


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