日々雑感  ~ 青亀恵一

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中学校ダンスの必修化

2012-03-02 07:12:39 | 教育
中学校ダンスの必修化

今年の4月より、中学校では、武道とともに、ダンスも必修化になる。

その目的が、あまり良くわからないので、
文部科学省のHPで調べてみると、
新学習指導要領に次のような記述があった。

「ダンスは、
「創作ダンス」、「フォークダンス」、「現代的なリズムのダンス」で構成され、
イメージをとらえた表現や踊りを通した交流を通して
仲間とのコミュニケーションを豊かにすることを重視する運動で、
仲間とともに感じを込めて踊ったり、
イメージをとらえて自己を表現したりすることに
楽しさや喜びを味わうことのできる運動です。」

と、ダンスの説明があり。


新学習指導要領 生きる力 の目標に、

「第1 目標」
 「心と体を一体としてとらえ,
運動や健康・安全についての理解と
運動の合理的な実践を通して,
生涯にわたって運動に親しむ資質や
能力を育てるとともに
健康の保持増進のための実践力の育成と
体力の向上を図り,
明るく豊かな生活を営む態度を育てる。」

「G ダンス」

「(1) 次の運動について,   
   感じを込めて踊ったり
   みんなで踊ったりする楽しさや喜びを味わい,
   イメージをとらえた表現や踊りを通した交流ができるようにする。
   
ア 創作ダンスでは,
   多様なテーマから表したいイメージをとらえ,
   動きに変化を付けて即興的に表現したり,
   変化のあるひとまとまりの表現にしたりして踊ること。
イ フォークダンスでは,
   踊り方の特徴をとらえ,
   音楽に合わせて特徴的なステップや動きで踊ること。

ウ 現代的なリズムのダンスでは,
   リズムの特徴をとらえ,
   変化のある動きを組み合わせて,
   リズムに乗って全身で踊ること。

(2) ダンスに積極的に取り組むとともに,
   よさを認め合おうとすること,
   分担した役割を果たそうとすることなどや,
   健康・安全に気を配ることができるようにする。

(3) ダンスの特性,
   踊りの由来と表現の仕方,
   関連して高まる体力などを理解し,
   課題に応じた運動の取り組み方を工夫できるようにする。」


以上が、文部科学省の説明文である。

なぜ、ダンスを必修として
導入したのか意味がわからない。

目標を考えれば、
ダンスでなくても良いように思える。

だから、なぜ、ダンスなのかとの
説明が必要となると思うのだが・・・


目標と手段のつながり、関連性がつかめない。

先生は、どのような目的意識を持って
指導するのだろう。

これで、理解できたのであれば、
恐るべき理解力であるが・・・・


ダンスをすることだけが
目的化しかねないようにも感じる・・・・・

日本の教育は、どこへ行く????




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