日々雑感  ~ 青亀恵一

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飲酒運転事故が多発

2006-09-05 09:23:09 | 社会
飲酒運転事故が多発



鳥取県では、8月下旬の飲酒運転取り締まり強化旬間に、
飲酒運転が39件、無免許運転が12件、摘発された。
飲酒運転は30代のドライバーが3分の1を占めたということである。

全国各地でも、悲惨な飲酒運転事故が多発している。
新聞等で盛んに報道されているが、
基本的に飲酒運転を見過ごす、社会的風土がありはしないかと思う。

事故さえ起こさなければ、・・・・。
ちょっとくらいなら大丈夫。

結果的に事故を起こさなければ、
厳しく咎められない風土があるようにも感じる。

飲酒と言う行為と運転と言う行為は、
いずれも自発的行為であり、
したことに対する責任が生じる。
単に過失的な責任ではない。

飲酒運転の厳罰化によって、
直後には飲酒による交通事故の件数は激減したが、
今や下げ止まりの傾向が見えるという。

逆に厳罰化によってひき逃げ事件が増えているという。
そして、酔いを覚ましてあとから出頭したほうが
刑が軽いと言うこともあるようだ。

今、特に問題になっているのが、公務員の飲酒運転だ。

飲酒運転をすると事故をする危険性は、
一般の場合と比べて7~8倍増加するという。


公務員は法に基づいて、住民の生命・財産を守るために、
そして暮らしを守るための仕事をしている。

その仕事の本旨に反する、
殺人につながる可能性が増す飲酒運転をするという意識自体が、失格である。

事故を起こす・起こさない以前の資質の問題である。

各自治体も、飲酒運転に関しては結果の大小で処分を決めていたようだ。
しかし、各地で飲酒運転をしたことだけで
懲戒免職にする自治体が増えつつある。

ようやく今頃になってと思うのだが、進歩した。

食べ物を扱う人は、
食の安全に細心の注意を払わなければならないのと同じように、
自分の仕事に関する事柄に対しては、
世間以上に注意を払わなければならない。

そのような社会の信頼感があって、
安心安全の生活が保障されるのではないだろうか。

厳罰化を望むわけではないが、
意識の低い行動・行いに対しては、
断固とした姿勢で臨むべきである。

いま社会人として、再認識したいことの一つではないだろうか。


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