青葉学習塾・書道教室へようこそ!

宮城県白石市で学習塾、習字教室を開いております。思いついた事をメモ書き程度につぶやいて、後に反省し、修正したりしてます。

ペン字 その5

2019年09月05日 | 書道


またもや一発書きです。いや、二発書きでした。そこまで上手いわけでもありません。

今月の課題、文字数が多いため、文字の潰し方が大変でした。



私自身、書の雑誌など色々と比較し参考にして書いています。

それぞれの書業界によって、書き方が違うなぁと思わされることがあります。



今月のペン字、実際の参考手本はもっと崩して書かれています。

私自身が書くと、どうしても普通な書となってしまいます。

先日の稽古の時、弟子達からは、読めて綺麗で素晴らしいです、欲しいですと

言われました。嬉しかったですが、やっぱり平凡ですね。

(弟子に今月の課題を数枚か差し上げてしまい、手元に無くなってしまいました。

 今月、課題提出できないかも。汗)



とにかく、雑誌の参考手本の良い所を真似て書かないと、写真版とか特選という

評価にはなりませんよ、と伝えました。当然の事ですが。



いきなりですが、「書は集団の中で生まれたもの」です。

そこから「独りで書くものは、書ではない」・・・これも当然ですよね。

読む(鑑賞する)相手がいませんから。



では、「独りよがりな書は、書ではない」・・・これはどうなんでしょ。

相手の事を考えていない書は、書として成立するのでしょうか?



すいません。また変な事を述べました。あとで削除・修正するかもしれません(笑)

ペン字 その4

2019年09月05日 | 書道


河北書道展を見に行きました。

自分の入選作品は、平凡で面白味が無かったです。画像載せませんのであしからず~。



ある御方から、毎日展系の近代詩文書部の書き方は、読めないように文字や表現の仕方を崩し、

全体的にみて良ければ良いと話しをされました。その見方でみると、私の作品は真面目に書き過ぎて

良くないとのこと、毎日展系に合わないと話をいただきました。

加えて真面目な平安朝の仮名が書けるのだから、仮名部門の方が合っているとも話をいただきました。



入選入賞を選ぶのは、審査員の先生。審査員の先生が良し悪しを決めるのが展覧会では当然です。

ただ、本当の良し悪し?の判断は、自分とそれに関わった師匠とか書友の方々とか身近な人達と

することだとも思っています。・・・という愚痴でした。



30万円包めば入選・入賞するよ~と、審査員の先生から話を持ちかけられたりもあります・・・実話。

本当に「良い」もの、自分と身近な相手が「喜ぶ」ものを見極めて、書いていきたいです。

とにかく、真面目でも崩しても、なんでも書ける実力が欲しいです。あ、崩したら私じゃないですが。

そして作品を純粋に評価していただけたなら、それで幸いです。



あ、今日もペン字を一発書きしました。