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宮城県白石市で学習塾、習字教室を開いております。思いついた事をメモ書き程度につぶやいて、後に反省し、修正したりしてます。

「東大生が選んだ勉強法」を読んで その5

2016年06月26日 | 学習塾
「難しい本は、理解できなくともとにかく進める」

「むりやり理解しようとせず読み進めるのがコツですね。そうすると、あとで突然、

理解できるようになった。」…と書いてあった。


私は、塾で生徒に「自主勉して分からない所があったら、説明するよ。」

という、声掛けを毎回している。

勉強の要領を得てない生徒は、「ここでつまずいて、先に進めませんでした。」

とか、「(毎日勉強してますが)特にありません」という、返事をしてくれる。

こういうタイプの生徒は、分からない問題を忘れつつ避けてテストを乗り切っていこうと

しているので、点数が伸びない時がある。


今までの私の教えた生徒で、5教科100点だった生徒がいた。

その生徒は毎回、「分らなかったけど、とにかく進んで、分らない所をチェックしておいた」

という勉強を実践してくれた。

授業のたびに、毎回20問ほど教えて、また家で再度復習してもらう。

これを、繰り返して進んで行ったら、結果的に入試直前に5教科270点まで上がった。

一回20問という事は、一ヶ月80~100個の内容をきちんと理解して解けるように

している訳で。一年かけて、1000個以上の重要ポイントをしっかり叩きこめたなら、

少なくとも基本は大丈夫でしょう。


家庭教師や個別講師の授業でのアドバイスによって、東大生と同じような勉強は

可能だったりする。


ただ、今回の本の内容では、「一人で理解できるようになった」ということだが、

普通の生徒は、一人で理解できないから、学校で教わったり塾に行く訳で…

この東大生は、めちゃくちゃ頭が良いんだと思う。結論。