青葉学習塾・書道教室へようこそ!

宮城県白石市で学習塾、習字教室を開いております。思いついた事をメモ書き程度につぶやいて、後に反省し、修正したりしてます。

小学生用手本

2020年03月07日 | 書道


小学生高学年用のお手本を書きました。

1000枚で1500円程度のセールで買った格安練習用紙に、

筆も羊毛ではなく、兼剛の筆で書きました。

あいかわらず、のびのび大きく書きました。


これに関して「雲」の縦画が、下の横画にぶつかった。

「流」が窮屈か。「星」をあと1㎝ほど下に書けば良かった。

中心がずれたとか。アラが見えているのですが、

妥協しちゃったのを子供に渡しています・・・。


話しは変わりますが、私は仙台に習いに行くと、師匠から

「多くても2・3枚で作品を完成させなさい!」って言われます。

師匠のような、その域には到達しておりません~と思いつつ、

集中して書くと、師匠は「書けるのだから、自身を持って書きなさい」

と述べてくれます。そして朱で真っ赤に訂正してくれたりします。


師匠は「これが私なりの書き方、参考にして」と述べて強要はしません。

私はなるほどとなりながら、自分の悪い所や、師匠の良い所を比較します。


たまに周囲にいる先輩の中に、師匠よりも私の書き方が良いと思ってくださる

御方もいて、いいね!とお話ししてくださる時もあります。


ただ最近、師匠も調子が優れないようで、このやりとりもしばらくしたら終わると

思うと、切ないです。先輩方で、まとまろうという話もないですし・・・。


私が書を上手くなりたいというのは、師匠や先輩達とのこのやりとりが楽しくて。

展覧会はおまけになっているというか、それよりも身近な人達と楽しくしたい

という所なんです。


まあ、他の社中の勉強会などに積極的に参加してアピールして、その結果、入賞すれば、

身近な人達も大いに喜んでくれますが。ただやはり、別な書き方を身につける事で、

それによって、今まで師匠から学んだ書き方を蔑にはできませんし。

殻から抜け出せないといわれます。


この不器用さで、地道に書き続けていくのだと思っています。

私のいる社中を引っ張って行ったり、まとめたりする力はないし、

展覧会入賞する力もないですが、

師匠の書き方や、故・加藤翠柳先生の書き方を基本として、

貫きたいと思います。


乱筆すいません。愚痴りました~


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