だれしも 生きていたら 人生の転機という出来事に出合います。
そして、今迄と違う意識に気付きます。
家庭の事情で15歳のときに両親が離婚しました。
その時に生活環境が大きく変わりました。
当時は離婚する家庭は少なく
母にとっては、すごい決断だったと思います。
でも、離婚を勧めたのは 子供である私。
家族みんなにとって 良いと思ったのです。
そうでなければ 母も行動に起こさなかったそうです。
ちょっと無理しているように思いますが
これから家族を支えるは 私 との勢いがありました。
早く社会の中で仕事をしたいと思いました。
そのような自立心と同時に
なぜか 次のような言葉が浮かんで来たのです。
人の役に立つ
人に喜ばれる職業につきたい。
その時の意識というか身体の感覚が今でも残っています。
おおげさかもしれませんが
啓示のような感じがしました。
子供のころの人生の転機
この体験が必要だったのですね。
当時はチャクラという言葉は知りませんでしたが
社会に奉仕 とか 自分を捧げる という言葉で
そこから湧いてくるエネルギーのようなものを感じました。
自分がなくなるような感覚と同時に 自分が果てしなく広がって行く感じがしました。
ハートのチャクラは胸の中心。
テーマは 愛のエネルギー
与えることと、受け取ることを学ぶ。
恋愛、結婚、子育て、仕事、ボランティア 様々な体験で学べます。
職業的には 学校の教師、看護師、カウンセラー 人とかかわる仕事には必要なテーマです。
一生の仕事で学びたいと思っている 「自分」に気付いたのですね。
そして16歳で ヨガに出合いました。
身体が丈夫ではなかったので健康のために興味を持ちました。
当時購入した本をいまでも持っています。
ヨガの先生が職業になるなんて、思っていませんでしたが。
本格的にヨガを勉強するのは社会人になってからです。
当時、大手企業で会社員をしていたのですが、納得の行く仕事はしていませんでしたので
また、転機を迎えることになります。
本来の課題であるハートを開いて仕事をするために。
その後 本当にラッキーな 感謝でいっぱいの人生 を歩んで来ました。
そしてヨガの先生にもなれました。
たくさんの方の愛を受け取りましたし、与えることも教えていただきました。
最初の 気づき が 運んでくれたエネルギー（運気）だと思っています。
今は研究会とヨガスタジオも立ち上げて
周りには たくさんの後輩インストラクターがいます。
カルマヨガ「社会の中で自分の本分をつくすヨガ」を実践中
修行というか 勉強 真っ只中です。
経営のことが書かれている書籍を読んでみると
「経営理念」という項目があります。
ちいさくても 事業 を興すなら
私も考えようと思いました。
「あなたの創業当時の思い・目的を明確にしてください。」という項目がありました。
私の場合は「一番最初にヨガを勉強しようと思った動機」 をまとめようと思いました。
このブログを読んでくださっている
ヨガのインストラクターのみなさんも
そこが一番大切です。これからの活動の軸となります。
自分の基礎となる部分なので ぜひ、考えてみてください。
私は今 ヨガの知識、技術を学べるスクールとそのシステム（組織）の運営 を行っています。
その理念は 「愛（エネルギー）を与える、受け取るの関係を作る」がテーマです。
これがテーマになるきっかけは
前述の子供の時の転機
最初にハートのチャクラに気付いたときです。
関係とはスクールの先生とレッスン生 の関係です。
スタジオの空間の中で 先生の技術、知識を伝えるのが仕事。
それらもレッスン生の役に立ちたいという 愛(エネルギー）が無いと伝わりません。
そして、レッスン生から感謝のエネルギーをいただくことができます。
こんな風に書くとちょっと押しつけがましい感じになりますが
人はそれが 「本気」 かどうかちゃんとわかっています。
そして、先生の存在を見ています。
時にはきびしいですよ。
人は 言葉で信じるのではなくて 存在 で信じます。
そしてその 存在 から 多くのことを感じ取り学んでいます。
たとえば、街頭演説で大きな声を張り上げて 自分をアピールしても
聞いてはくれませんが
毎日の積み重ねの その人の存在 のエネルギーを感じ取ることはしています。
いなくなってから、その人の本当の存在の意味がよくわかったってありますよね。
ヨガの語源が表している意味は つなぐ・結ぶ です。
私の解釈では、自分自身との信頼関係、他人との信頼関係がその世界を表わします。
言い換えますと
「自分を愛するエネルギー 他者を愛するエネルギー の交流」です。
そして、いつかその先にある全てのものに感謝する 崇高な世界 に近づけると信じています。
信じてみたいと思います。
道に迷ったときにはこの理念にまた戻ります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
アンシー
