けいはんな文化学術協会ブログ

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第40(通算160)回けいはんなサロン「自分の家で電気を作る家庭用発電システムの開発」開催

2012年10月28日 | 活動報告
 

第160回(第40回)けいはんなサロン開催

・日時:平成24年10月19日(金)14時~16時30分 

・場所:けいはんなプラザ交流棟2F「天の川」

・テーマ:自分の家で電気を作る、家庭用発電システムの開発
     夢の高効率エネルギー機器が糧に入る時代に!

・話題提供者 大倉良一氏 
 公益財団法人 地球環境産業技術研究機構 産業連携推進本部 専門役


 話題提供者の大倉氏は大阪ガス時代に関ってきた家庭用コージェネレーション
システムについて開発経緯や現状について、豊富なデータを基に詳細な説明がなされた。




 殊に本年4月に発売された最新鋭の製品「エネファームtype  S」は天然ガスから
水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させて電気を発生させる仕組みで、世界最高の
発電効率46.5%を実現した優れた製品である。これまでガスや灯油燃料の使用でCO2が
発生するので評価は比較的低かったが、3.11東北大震災以来俄かに脚光を浴びて内外の
注目を集めている。優れた性能と小型化効を奏し次第に販売が伸びてきているが最大の課題は
コストダウンである。現在価格が約275万円と一般家庭には負担が大きく補助金制度もあるが
矢張りハードルは高い。ブレークするには50万円程度が目標になると話されていた。



参加者も強い関心を示して活発な議論が展開され熱のこもったサロンとなった。



次回のご案内

・日時:平成24年11月16日(金) 午後2時~4時30分

・テーマ:有機化学からみたアルツハイマー病の診断

・話題提供者:田口 弘康 氏

  滋賀県立医科大学 特任教授 分子神経科学研究センター

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