救急車を呼ぶなんて…
しかも、2週間前に続き…
近所迷惑だろうし、
近所の方々にもご心配おかけしちゃう…
などと
普通なら世間体を気にするもんなんだけど
こうなったら
そんな綺麗事など言ってられないわ!
早く、救急車こーい。
心の中で叫んでいたわ
二階の寝室に救急隊員の方3名が入ってこられたわ
どうされましたか?
ふう子の第一声は
「痛み止め打ってください」
救急車は注射とか薬とかないとよね。だと…
ふう子もそうは思ったんだけど…
言わずにはいれなかったわ
取り敢えず、症状を説明し
次に聞いたのは
「どうやって運ばれます?」
タンカーに載せ替えて。
いや、痛くて動けません。
では、先ず、横向きになり…
横も向けないんです。
少しでも動くと激痛が走ります。
痛くないように運んで下さい。
じっとしてると
キリッキリッとした痛み
が動くと激痛…
もう、ほんと、怖かったんだから!
隊員の方も色々検討
寝室自体は10畳あるんだけど
ちょっと、変形になっていて
出入り口の所が狭いうえに
タンスまで置いているもんだから。
殿がタンス動かしましょうか?
まぁ、正確には
殿はあーなんで
タンス動かして貰って構いません…だけどね
それに個人宅の階段なんて狭くて急だしね…
奥さん大きいですよね
どの位あります?
(どの位ってどっちよ…身長?体重?)
取り敢えず聞いてみたわ
身長ですか?
そーそー
167㎝です…
因みに体重も重いです。
かかえて頂くので一応、申告したけど…
(見ればわかる)と思われたかしら?
シーツを海苔巻きの簀巻きがわりにし
少しシーツを持って浮かせ
両脇から縦半分のタンカを滑り込ませ
ガチャっとはめられたわ
すんばらしい

然も背骨の所が空いて痛み0で完了!
立てても大丈夫なように
しっかりと固定され
ある時は斜めにしながら
ある時は少し立て気味と
狭い出口を過ぎ
急な階段を無事終え
このまま、病院まで!
の前に…
これがね
ッチなのよ
玄関で挟み込みタンカから
ストレッチャーに乗せ替えられた…
その時にプチ激痛…
まぁ、でも、耐えるわ
頑張れる!
だって
隊員の皆様も頑張ってくださったんですもの
ふう子初の救急車
結構、ゆ、揺れる…
でも、すぐ近くの病院なので
病院へ行けば
この痛みから解放されるんだ!
と頑張ったわ、
で、頼むからそのまま行ってよ
が、又しても病院で今度は病院のストレッチャーへ乗せ替え
乗せ替えの痛みを知ったふう子は
思わず救急隊員の方の腕を握ったわ
救急隊員の方、なんてお優しいのかしら
「はい、握って貰って大丈夫ですよ!」
ああ言う中でのさりげない優しさは
ほんと、心に沁み嬉しいものね。
優しさに励まされるってこう言う事なんだと。
痛みの中で感じたわ
救急隊員の皆様。
殿ならずふう子までお世話になり
誠にありがとうございました!
この場をお借りして
深く御礼申し上げます。