東京スーパーミニヨン時折ブルー

未来のスーパーエッセイスト・マツドアケミによるカワイイモノのコト、好きなヒトたちのコトと時折プチブルーな日々

チェコで見つけたバスケット

2006-03-02 09:27:39 | 日々
先月カフェスィーツの取材で、雑貨屋さんにとっても
おなじみのバスケットメーカーさんに行ってきました。

こんなに身近なものなのに
素材のこと、手触りのこと、強度のこと
知っていたつもりで知らなかったことがあり
とても興味深い訪問でした。

特に印象的だったのは
「バスケットは天然素材でできているものですが
手入れをちゃんとしてあげれば一生使えるんです」
という言葉。

バスケットって手頃な価格のものが多いので
それこそ”一生もの”という感覚よりは
”買い回し”的な感覚で購入する人が多いような
気がします。

まさに私がそういうタイプでした。
今欲しい収納用、かわいい形に目がいくようなものを
安易に購入していたと思います。

以前トイレの収納でつかっていたものがカビてしまった
時は迷いもなく捨ててしまいました。

でも本当はちゃんと手入れをしてあげたら
ずっと使えたんだなぁと思うと後悔の気持ちすらうまれます。

お家にやってきたバスケットは自分の暮らしの一部と
して一緒に暮らしているんです。
かわいがってあげないとね。

そういえば、一昨年旅して以来、惚れ込んだ国
チェコのがらくた屋さんで見つけたバスケットが
お部屋の隅においてあります。

花柄のビニールシートが貼ってあって、しかもその一部が
やぶけちゃっているんだけれど、バスケットの色が年月を得た
いい表情と形をしているんです。

軽いけれどかさばるものだったから、旅の間、買ったものを
入れて使って、飛行機に一緒にのってもってかえってきました。
もう充分につかいこまれていたんでしょうが、またまた長旅で
疲れさせちゃいました。
だからお家では何もいれずにそのままちょこんとやすませて
あげています。