例えばなにか物を買う時、デザインがシンプルで、使い勝手もそこそこよくて、値段も手頃、人気だってある。そんなものがあったら、みんな大抵それを買う。
例えば無印良品。いったい日本中何人の人が、新生活に向けてあの足付きマットレスを買うのか。
物を買う時、とりあえずこれを買っとけば間違いないだろうというものがあることは、便利。その選択肢として人々の頭に浮かぶことは企業的にはものすごく大きなことだ。それは、スタンダードになるということ。
でも、そういう存在があることって、ものすごく選択肢を狭めている気もする。自分のものに対するこだわりやあれこれ考えて探しまわる楽しみ(同時にそれは時間のかかることではあるけれど)を捨てて、わかりやすくて簡単なものに走ってしまうのは、今の日本や世界に共通するところなのかもしれない。
そういうわたしも、なにかというと無印を買ってしまいます。そんな簡単な自分がときどきいやです。
例えば無印良品。いったい日本中何人の人が、新生活に向けてあの足付きマットレスを買うのか。
物を買う時、とりあえずこれを買っとけば間違いないだろうというものがあることは、便利。その選択肢として人々の頭に浮かぶことは企業的にはものすごく大きなことだ。それは、スタンダードになるということ。
でも、そういう存在があることって、ものすごく選択肢を狭めている気もする。自分のものに対するこだわりやあれこれ考えて探しまわる楽しみ(同時にそれは時間のかかることではあるけれど)を捨てて、わかりやすくて簡単なものに走ってしまうのは、今の日本や世界に共通するところなのかもしれない。
そういうわたしも、なにかというと無印を買ってしまいます。そんな簡単な自分がときどきいやです。