きょうの猫村さん

ブックオフにて買ってしまいました。
ネットで一日一コマ連載され、ヘタウマな絵と猫が家政婦（凄腕）をしているというあまりにも現実ばなれした設定で話題になっている漫画です。気になってはいたのものの、あまのじゃくな性格で、なかなか手を出せなかった一品。
しかし、これがおもしろい。猫村さんがかわいくてしょうがない。うちにも家政婦として来てほしい。猫舌で、情に厚く、ヤンキーとも対等に渡り合い、ネコムライスが得意料理で、シャワーキャップをつけてお風呂に入る、そんな猫村さんに、わたしは心奪われました。猫なのに、人間以上に人間らしい、でもやっぱり猫、な猫村さん。また、この絵がずるい。絵だけで笑うもん。むしろ、ほしよりこさんの絵だからこそ、この漫画はいいみたいなとこあります。だいたい二足歩行の猫なんて、ともすればファンダジー世界の住人や妙にキャラっぽくなりがちなところを、なぜかリアルに感じさせてしまう。そして味がある。私思うに、ヘタウマっていうのはある意味最強。真似できないし。
実は、きのうバイトでイライラすることがあって、すんごく嫌な気分だったんだけど、帰りに買ってカフェで読み終わる頃にはすっかりほんわかした気分になりました。ありがとう、猫村さん！

他にブックオフで買った本は、ずっと読みたかった江國香織の「東京タワー」。ほんとは石田衣良の本を買いに行ったはずだったのになー。結局買わず。そういうことってよくあります。

猫村さん情報
http://banner1.bcdc.home.ne.jp/common/exteriors/cpromotion/nekomura/index.html