traditional climbing

クライミングスタイルにうるさいオヤジ系クライマーの日記
 クラック、スラブを愛するクライマー歓迎します。

ギシギシのじぇい

2006年02月27日 08時28分37秒 | クライミング帖
昨日は城ヶ崎でクラックのはずが雨にたたられてジムに変更。(ToT)/~~~
昼過ぎまでは空いてたが2時からは激混み。午前中にルートを何本かやってルーフに体を慣らす。でもルートは間隔が開きすぎてあんまり練習にならず、ボルダーに移る。
水色テープの課題が結構面白い。おもに4級をやった。水色は指の課題が多くカチ持ちの練習になるのだが、だんだん指が開いてタンデュになってしまう。
アーケだけで登るつもりで練習しないとな。
135度壁の4級が最後までできず。この壁は上級者が多く勉強になる。 H野君の登りは他のひとと違う。あまりみたことのないタイプだ。以前エンドルで見たときは羽の生えた上半身がめだったが、下半身の捌き方がすばやく、キレがある。真似したくてもできないが( ̄∇ ̄|||)
指と背中がギシギシと音を立てて軋みはじめたのであがる。身体の芯が疲労しているが買い物して晩飯つくらなくちゃ>┼○ バタッ

花粉到来

2006年02月25日 19時28分47秒 | 日々是帖

ついにこの季節がやってきた. 思えば花粉が終わるころにこのブログを始めたのだなあ。 もうすぐ一年か。 よくもこんなに続いているものだ。普通の日記ではこうは行かないだろう. 今年は寒いせいで、花粉の飛散が遅れていたため,油断してなかなか予防薬を飲まなかったために、いきなり症状が暴発!! 目が痒い,痛い、鼻水止まらん・・・ こうなると何をするにも無気力となり、集中力がなくなる。 クライミングもしかりで特にアウトドアは拷問である。 ああ早く薬が効いてくれぇ

話は変わるが、おでん缶というのをご存知だろうか? 私は最近知ったのだが有名らしい。 秋葉原でブレイクしているのだとか。 おでん屋として知らないのは恥ずかしい。 しかし何も缶詰で売らなくたって・・・

しかも「萌え系・・・」さすがは秋葉です。


金メダル

2006年02月24日 07時47分28秒 | 日々是帖
やっとトリノに日の丸が揚がった。さぞかしJOCはほっとしているだろう。そして選手もこれで「まおちゃんが出場していればなぁ」と云われなくて済んだ。とにかく荒川静香の演技は見事だった。本当に一位の滑りだった。手の表情が繊細でぐっときた。村主よりも表現力があった。私はスルツカヤのファンなので今回は彼女に金をとってもらいたかったが、この日の滑りは本来の彼女ではなかった。女王も土壇場で堅くなったのだろうか。盛り上がりに欠けた五輪だったが最後にいい夢を見られた

人間ドッグとB2

2006年02月21日 23時46分22秒 | 日々是帖
今年も人間ドッグの季節がやってきた. 健康に自信がない私としてはまことに嫌である。昨年は再検査項目が”眼底異常”、要観察が”尿酸値””中性脂肪”そして”脂肪肝”であった。 はいはい分かってますよ.酒を控えなさいって言うんでしょ。
私にしたら十分節制しているつもりなんですよ.これでも。でも20代(10代?)のころからの暴飲で痛めつけられた肝臓はそう易々と回復はしないようで、これ以上悪くならないように細々と生きていくしかないのですよ。

それにしてもこのランドマークにあるクリニックは若い女性ばかりである。 ナースはもちろん、臨床検査技師や医師まで若くてA級の女性ばかりで驚いてしまう. よほど経営者が・・・・なのであろう。 血圧や心拍数を図られると、安静にしているのに数値が上がってしまいそうである 。「営業用スマイルなのだ!」と心に言い聞かせなくてはならない。

しかし今日一番ショックだったのは握力が37.5kgしかなかったことだ。なんだこの数値は小学生なみじゃないか。 確か大学生の頃は60kgを超えていたはずだ。いったいどうしたのだ!そんなに老化しているのか。 はたまたオーバートレーニングなのか。
自分ではグリップ力があると信じていただけにショック巨大である。

さんざん弄ばれたあと時間も中途半端なのでB2にトレーニングに行く.
今日は1階の紺を中心に課題をやる。

先日途中で落ちたMYANの37手足課題は余裕で完登。 5.11dもあるかなあ。
今度は一周に挑戦しよう。 今夜は疲れている割には結構調子がよく5級ではあるが、
2~3回で登れる。 登れた課題も何度か反復で登ってみる. ムーブを洗練して、覚えるためだ. 2時間で一度休憩を入れ、2階に移動するが、休んだのがいけなかったのか.
先週できた課題がダメダメであった。 ルーフの課題を2つ片付けたところでギブ。
今日は帰ることにした。うーん背中が張っている.

師匠

2006年02月21日 10時51分40秒 | クライミング帖

ししょう ―しやう 1 2 【師匠】

1 学問・武芸・芸術などを教える人。先生。 2 稽古事を教える人。「生け花の―」 3 落語家など寄席芸人に対する敬称。 どの辞書を見ても芸事や文科系の先生のことで、クライミングの師匠というのはあてはまらないかな。 でも唯一武術の師匠というのは似ているかも

 クライミングを始めるにあたっては、危険な遊びのため、特殊な技術などを教わる、または手ほどきをしてくれる人が必ずいるはずである。また、ある程度登れるようになってから、自分の憧れる上級者に弟子入りすることもあるだろう。

わたしの場合は山岳会に入ったとき、死なない程度の技術は教わったが、師匠と呼べる人はいなかった。 山との真剣勝負のなかから自分で学んだことがほとんどだ。 またクライミングとは本来そういうものだと思っている。

世間でいう「お師匠さん」というのは人格的にも立派で、一挙手一投足にも落ち着きと気品があり泰然としている。 そして教えの言葉は短くも含蓄を含み心の奥に響いてくる真理が隠されている。もちろんその芸は見るものを捕らえて離さぬほどの存在感に満ちている。・・・・というのが一般的なイメージだろうか。

クライミングの世界では・・・・あまり見かけないなあ。↑こんな人。特に山屋は私も含めて世間からはみ出したような輩が多く、山のこと以外にはお世辞にも尊敬できるような人には出会ったことがない。 まあ一芸に秀でればいいじゃないかともおもうのだが、一芸を極めた人は其れなりのオーラを纏っているし、一芸とはいえ道を究めるというのは大変な努力が必要で、そうした研鑽を積んだ人は人間的にも達人であると思う。

でもそんな高潔な人を師匠に仰いでいると、うっかり下ネタも言えないし、いつも緊張していなくてはならず疲れてしまうかも。

やはりレジャークライマーの師匠の選び方はこんな感じ?

1.確かにうまいが将来的に追いつけないほどではない。

2.ある程度オヤジであまり怒らない。(若いのはとんがっているので)

3.喜んでトップロープ、ヌンチャク掛け、回収をやってくれる。

4.下ネタ連発などセクハラをしない。

5.褒め上手⇒やる気と自信を引き出す。

そして恩返しは師匠を超えることだ。 

 


静かな日曜日

2006年02月19日 17時34分06秒 | 日々是帖

この日は家族でスキーに行こうとおもっていたが、意見が揃わずカミサンと温泉にいくことにした。初めは群馬の四万温泉にでも行こうとおもったが、カミサンが遠いのはごめんだし、こっちがいい!とミニコミ誌の「プリンスホテル温泉&ランチパック」というのを主張した。 あぁプリンスホテルねぇ・・・申し訳ないが、プリンス系には期待できないよ。特に食事はイマイチ。

 まあとにかく行ってみた。ホテルも露天風呂も哀しいくらい空いていた。本当に休日なのか?いくらシーズンオフとはいえ、大磯プリンスホテル大丈夫か。 さて温泉はなんでも最近できたそうで、そういえば大磯温泉なんて聞いたこともない。詳しくはアンダーラインの大磯温泉にリンクが貼ってあります。

おもったよりも温泉の効能はありそうで、かなり温まった。塩分が多く、ちょっと肌に刺激が残る。海を眺めながら漬かるのはたしかに気分転換にはいいね。 でも食事は??? 和食を選んだが値段の半分の価値しか感じられなかった。 皆さんも行かれるなら温泉だけは、ゆっくりできますので、1000円(3時間以内何度でも入浴可)で楽しんではいかが。 スーパー銭湯や立ち寄り湯の混雑とは大違いで静かな時間を楽しめますよ。

その後帰宅途中にフラッグスタッフに立ち寄るとおまき号が止まっていた。あっピトン&もんじろうだ。店内にはYKRさん、おまき、コーチが・・・みんな今日はクライミングお休みだね。YKRさんにお勧めのケーキ屋さんを教わった。 「シルスマリア」というスイス菓子屋さん(写真)売りは生チョコらしいが、1個180円から350円という値段を見て開いた口がふさがらなかった。「こ・こぉんなちっちゃいやつが350円???」菓子の価値がわからんオヤジには理解不能。 でもお店もこじゃれていて、ケーキも個性的で可愛らしい。 YKRさんおすすめの「ベルグ」というパイ生地のケーキを買って帰る。

おいしゅうございました。 置き去りにした子供も喜んで食べておりました。さすがは食べ物マスターのYKRさん、ありがとうございました。

 


ランチ食べられる日は来るのか

2006年02月19日 10時08分49秒 | 城ヶ崎

パンピングアイアンⅠは終わったが、今年度の城ヶ崎最終目標が控えている。「キャデラックランチ」である。このルートは1987年大岩純一さんによって初登された。シーサイドのボルトクラシックはこの'87と’88に集中して拓かれている。私の美観で恐縮だが見た目の良さでいうと以下の順になる。*グレードは発表当初のものと百岩場を併記

1. キャデラックランチ 5.12b⇒5.12b

 2. パンピングアイアンⅠ 5.11c⇒5.11d(5.12a?)

 3. サーカス      5.12ab⇒5.12bc

4. コロッサス     5.12d⇒5.13a

5. プレッシャーダイレクト 5.11c⇒5.11d

私はパン1しか登っていないので、内容のよさはわからない。スケールがあり、独立した風格と見栄えのよさなどの存在感。そして登っているクライマーが映えるルートということでの評価である。異論は大歓迎ですので、貴方のベスト5をあげてください。

 さてこの日も大盛況のシーサイド。 ZCCはヒガシ、おKEIさん、ヤマS、タマ&シホ、パナイ、bibi. ほかK瀬さん、GAIDAさん、プラクライマーさんなどいつものメンバー。パナイさんとbibiは初めての城ヶ崎ということだった。あの丸こいホールドに苦労していた。 bibiは訳もわからず連れてこられて、じっと海を眺めていた。

タマちゃんはサザンクロスレッドポイント! 見逃してしまった。残念。彼はこのあとシンデレラにトライして1回目で上まで抜けてしまった

ひがしはチリコンの核心ムーブ固め。おKEIさんはエアダン修行中。シホちゃんもタイトボーイ修行中。K瀬さんは先週エアダンを登り(おめでとうございます。)ピスタに取り付いている。

さて私は本日無人のキャデラックランチへ。先週はプリプロカムがずーとあったので、トライできず。 今日はグラウンドアップでオンサイトトライ。下部は技術的には問題ないが、5mランナウトするので決してミスは許されないパートだ。キャメロットを2個極める(85%の効き。)そこからさらに3mランナウトして1本目のボルトクリップ。 ここからハングに突入して2本目にクリップ。向きの悪いピンチホールドが連続し、もう一手でリップというところで力尽きる。 その後はハングドッグしまくってムーブを探るが、ファーストトライからまったく伸びない。「こりゃー難物だ・・・」 2回目もまったく同じ結果であった。前腕よりも背中がパンパンに張ったので、今日はこれくらいにしといてやった。 

ところでこのランチにベタベタとマーキングしたのは誰だ!やるなとは言わないが、自分が終わったらちゃんと消しとけよ!興ざめもいいところだ。

上部のスラブにも点々と白い棒があり微妙なスタンスを拾う楽しみを奪っている。

 そして今日はクラックで締め。 ホワイトクリスマス5.10c RR だが、ルートを良く思い出せず、適当に選んで登った。(一応あってました。)プラクライマーさんがフォロー。 最近たまにしかワレメをやらないので、今日はびびった。このルート登りにくい上にプロテクションが悪く、ポイントが非常に制限される。 なれないヒトには危険なルートである。

なんだかとても疲れた。最後は追い討ちをかけるように上り返しの大渋滞につかまる。1時間くらいかかったのではないか。 独りでゴボウができない初心者を連れたパーティーは早めに撤収するようにお願いしたいものだ。 また右ルートが空いていることが多いので、後ろのヒトに声をかけて先に登らせるなど工夫がいるだろう。 やっぱり古いロープで縄梯子でも作るのがいいのか。 

bibiはこの闇夜の中犬用ハーネスに吊るされて、荷揚げされ、いったいどんな気持ちであっただろう。「もう2度と来ない・・」かな

 


久々のB2

2006年02月15日 00時29分13秒 | クライミング帖

今年2回目のB2である。 このジムのよさは手軽さにある。

1.通勤途上にあり、横浜駅から徒歩圏である。

2.空調がしっかりしているので、冬でもTシャツ、ハーフパンツを持参すればよい。

3.チョークもシューズも備え付けのため、身ひとつで通える。

4.11時までやっている。

というわけで、少しくらい残業しても間に合うのだ。今日は比較的空いていたので「長モノ」をやることにした。 37手の手足11dにトライする。 あと7手残して堕ちる。うーん弱いのう。

これで結構汗をかいたので、2階に移ってルーフ課題の練習。 知り合いのNさん、デラさんと一緒に登る。やはり自分の課題(弱点)は柔軟な身のこなしと、傾斜への対処であることが再認識された。

 引付や保持力はかなり強いので、つい上半身の力に頼ってしまうのだ。本気で筋肉やせしたいくらい余分な筋肉がついている。重たくて仕方ない。まだ登ってもいないのにヒトから「その前腕すっごいパンプして膨らんでいますよ」とか言われるのはもういやだ。

やっぱりボルダリングは集中的にトレーニングができて良い。 そしてボルダリングの楽しみは課題の面白さに左右される。 ここB2は本当に質が高い。 ムーブの敷居も高い。 しかしそれを克服したとき自分は強くなれるのだ。昨日の自分よりうまくなれるのだ。それはなんと楽しからずや。

今日も微々たる進歩だが、以前伸びなかった一手が止まるようになった。

またMy道場として通うとしよう。ちなみにB2のスタッフのめがねかけたヒトはGoToさんでした。 


都会のトワイライト

2006年02月12日 18時02分17秒 | 日々是帖

今日は仕事で大手町に出た。帰りはいつもなら地下鉄なのだが、夕暮れどきの街を歩いてみたくなって、東京駅までトボトボ歩く。年末でもないのに街路樹にはイルミネーションが輝き、残照と宵闇の狭間でひっそりと瞬いていた。まだまだ冬の寒さに沈んでいるが、少しだけ春の宵の優しさを思い出した。東京駅に着く頃にはとっぷりと暮れライトアップされた駅舎が周りの直線的な構造物のなかで居心地が悪そうに、しかし堂々と立っていた。都会にも観るべき風景は存在しているが、いつもは自分の周りも分からないほど、何かに追い立てられているということか。 たまには立ち止まって、ゆっくり見回してみよう。


好事魔多し”パン1RPしたが”

2006年02月11日 21時21分28秒 | 城ヶ崎

⇒いいことばかり続いているときは要注意。思わぬ災難が待ち構えている。

 

今日の城ヶ崎は先週と打って変わって汗ばむほどの陽気に包まれた。ヒガシ先行で「パン1サドンデスマッチ」の開始ゴングが鳴った。先行はヌンチャク掛けというハンデを負うが、先に登れば相手に大きなプレッシャーを与えることが出来る。

ヒガシ、マスターながら、ハングのデッドを一発で捕らえた。思わず「やられた!」と思った次の瞬間。クリップの後痛恨のフォール。 やはりこのルートのマスターは厳しいのだ。

  後攻の私は下部を通過後大レスト。3分くらい動悸がおさまるまで、パンプがおさまるまで待って、ハングに突入。一度足が切れて「やばい!」と思うが、落ち着いて捌き、気合一閃!デッドでカチを捕らえた。「死んでも離すものか。」再度気合を入れて乗り越す。 ここでまた大レスト。なりふりかまっていられるか。中間部はイメージどおりに通過し、最後の詰め。 予想に反してうまくレスト出来ない。却って消耗していくのだ。 一度堕ちそうになり、クライムダウン。「危ない危ない。ここまで来て失敗できるか。」パンプしていたがなんとか耐えて終了点へ。気合と粘りのレッドポイントであった。

 皆様に祝福を受け幸せな気分であった。 このルートはかなり登りたいルートだったので、本当にうれしい。

  さてヒガシも2便目で見事にレッドポイント! この男毎週シーサイドからお土産を持って帰る果報者である。最近手がつけられない。

 おKEIさんはアイロンを終えて、今はエアダンスをやっている。「カチがもてない」と結構苦労している。 でも5時過ぎまでがんばっていました。

さて早々と宿題を片付けた二人は「次何やるの?」と問われても何も考えてこなかったので、昼過ぎまでうだうだした後、わたしはアイロンをやることにした。この日のアイロンはヌンチャクがなく、マスターで行ったが、4本目のクリップができず、大フォールを繰り返す。 最後は足がロープに入ってしまい、頭が下になってしまった。危うく脳みそを撒き散らすところであった。肘を打撲しただけですんでよかった。気をつけなくては。 また出だしで不用意に使ったチョックストーンが外れて、グランド。カカトを強打してしまった。 いずれもたいしたケガではなかったが、目標に対して集中しきれずに取り付くとこういう目にあうのだな。 いい教訓になった。

 この日はほかにヤマシ、タマ、シホ、GAIDAさん、K瀬さんなどなど賑やかであった。 さてそろそろ来週はクラックもやるか。


久々のフレンチ

2006年02月08日 13時59分53秒 | 日々是帖

↑ 「りんごのタルトとバニラアイス カルバドスのフランベ」

昨夜は延び延びになっていた取引先との新年会にいった。 虎ノ門のビストロに出かける. ちゃんとしたフレンチを食べるのは何年ぶりだろうか。 横浜に居た頃は小さいが味の良いビストロで時々昼飯を食べていたのだが、なかなか気軽に食べられるフレンチはなく、やたら内装ばかり凝った店や、ビストロのくせにレストラン並みの金額を取るところなどいい店はなかなかないものだ。

馬車道にあったその店は頑固親父とパートのおばさんの2人で、切り盛りしていた。10人も入れば一杯になってしまうが、ランチでも5種類くらい出していたし、そのどれもが秀逸な一皿で、かつ安かった. 夜も何度か女性連れで出かけたが,気取らないし、2人でもワインを取って、1万円で充分おつりがくるというサラリーマンには有り難いお店だった.

昨晩のお店は気軽に入れる(カルロスゴーン似のウエイターが”ボンソワァ ムッシュ”と迎えるところでちょっと引くが) 味付けが南仏風でちょっと濃いがおいしいと思う.ワインなしではちょっと食べきれないかも。 でも肝心のワインが高く、ちょっと不満であった。私はコースよりもワインが高いお店はおかしいと思う。ましてラングドッグ・ルーションのワインならもっとリーズナブルな価格で提供できるはずだ。

今夜のアラカルト

1.トマト、アボガド、モッツェレラチーズのバジルソースサラダ

2.エスカルゴ地中海風

3.すずきのポワレ 

4.写真のデザート

今夜のワインリスト

ヴーヴクリコ ブリュット、 ルーッションのソービニヨンブラン、AOCフィトゥー (グルナッシュ、サンソー) と???(忘れてしまった.聞いたことの無いぶどう品種でした。)

 

 

 

 


雪乱舞のシーサイド

2006年02月04日 22時34分39秒 | 城ヶ崎

最初は浪の花かと思った。はたまたチョークがやけに降ってくるのだな。といぶかっていたら、なんと雪が降っていた。厳寒だとは聞いていたが、雪が降るなんて聞いてないぞ気象庁。寒いのがいやで陽光あふれるシーサイドに来ているのに・・・・。

本日のシーサイドは一日中陽も差さず、雪雲が垂れ込め、時折吹雪く最悪の天候。レストしていると身体が寒さで強張ってくるのがわかるほどだ。 みんなのモチもライブドアの株価のように右肩下がり。出席者はまあいつもの週末どおりなのだが、普段登られない「パン1」と「エアダンス」が大賑わいとなった。そのかわり「パン2」はだあれもやらない。そんな日があるなんて・・・

私の宿題「パンピングアイアン1」は不遇のルートというか、一言で人気がない。ルートの容姿、迫力、気品、内容など★★★なのだが、いつもは取り付くヒトさえいない。 しかしみんな現金なもので、ヌンチャクが下がったとたんに集まってくる。今日はピスタチオを朝一で完登したヒガシと横須賀のMyカワさんと一緒にトライ。 まずは先頭マスタースタイルで私が登る。 ハングまではノーテンでいく。「えっひょっとして?」と色気をだすが、ハングの核心の乗っ越しは甘くなく、跳ね返される。今日は自分で回収便をだすために腕力を温存。すぐに降りる。

自分の後に4人も挑戦者が続き2時間くらい待った後、2回目さっきよりもスムースに下部を通過。今回で6便目なので、下部はすでに固まった。

でもやっぱりハング上のデッドが届かない。テンションをかければ取れるのだが、クリップを入れるともう引付ができない。 ここはクリップを後回しにするしかないだろう。 上部のライン取り、ムーブも修正を加えてほぼ固まった。あとはつなげるだけだが・・・ ルーフの特訓かな。

このあとどんどん降雪が激しく、寒さも酷くなりみんな心は回収モードのくせになかなか「やめよう」と言わない。ヒガシもすでに終わっているようで、抜けられず、自分が回収かと思っていたらZCCの最強回収器A様が最後に登るとおっしゃるので、涙をのんで譲る。 ⇒結局このルート1回も自分で回収していない。こんなことでいいのか。自分が回収するのはRPしたときだと心に誓うのであった。

 

 


何考えてんだJR

2006年02月02日 00時56分07秒 | 日々是帖
今夜の地震で電車が止まった。しかも平行する3本ともだ。帰宅を急ぐ人達で溢れかえっている。仕方ないので京急に向かうが、殺人的に混雑している。10本近く見送って、ようやく乗車したが。少しのはずみで死人が出そうなほど危険な状況であった。
JRからは詳しい情報は何ひとつ入らないのでわからないが、安全確保のためなら、思い違いも甚だしい。群衆のコントロールは数人の駅員や警官が出来るものではない。
幹線を同時に止めたらどういうパニックが起こりそうか、想像できないのか?そんなずれた感覚だから安全管理が出来ないんだ

本当は秀綱

2006年02月01日 08時09分29秒 | 雑学帖
上泉伊勢守信綱はもともと秀綱が正しい。上州赤城山のふもとの小領主として生まれ、戦国のせめぎあいの中で北条、武田、上杉の大勢力に囲まれて、苦悩しながら義のために闘い、国を守る領主としての秀綱。
そんな戦乱に明け暮れた日々に疲れ、何もかも捨て、兵法者として新陰流の奥技を極めるため生きたのが信綱であった。 改名の謎は武田信玄との真剣勝負にあるのだが、今回は割愛する。
それにしても道を極めるために国を捨てる覚悟が凄い。『何かを得るためには、いま持っているものを一旦捨てなくてはならぬ』うーむ深い