地球も
地球以外の
天体も
すべて
生じては
滅して
いきます。
地球上の
生きとし
生けるもの
すべての
体も
生じては
滅して
いきます。
宇宙の
あらゆる
存在は
同じ
素粒子から
できていて、
それらの
素粒子が
集合して
物体が
生まれ、
離散して
物体が
消えて
いきます。
人間の
肉体の生
とは
素粒子の
集合、
肉体の死
とは
素粒子の
離散に
過ぎません。
人間の
生も死も
本来は
喜んだり
悲しんだり
するもの
ではない、
ということが
納得
されます。
あなたの
人生が
”ごちゃごちゃ”
して、
「何が
何だか
分からない」
のは
あなたが
始めなき
幾多の
前世から
現在に
至るまで
積み上げてきた
カルマが
いろいろ
入り混じって
”ごちゃごちゃ”
している
のです。
すべては
”幻（まぼろし）”
であり
”陽炎（かげろう）”
であり、
原因と条件に
よって
生じた
一時的
刹那的
現象であり、
実体は
無い、
と
気づけば
”ごちゃごちゃ”
は
無くなって
しまいます。
それを
悟れば、
「何が
起こるか
分からない」
人生から
「すべてが
分かる」
人生に
変わって
しまう
のです。
「私」「私の」
という
エゴ意識
をもつ
人間だけが
”病”
”老”
”死”
を
体験します。
エゴが
ない
大自然に
”病”
”老”
”死”
は
存在しません。
”病”
”老”
”死”
を
いつも
覚悟している
人は
大自然と
一体と
なって、
”病”
”老”
”死”
に
苦しむことも
恐れることも
なく
毎日毎日を
心安らかに
そして
心楽しく
生きることが
できる
でしょう。
他の
人びと、
他の
生けるもの
に対して、
どんな
形であれ、
「心の痛み」
あるいは
「体の痛み」
を
与える者は、
その
報いを
必ず受ける、
という
法則
です。
現世に
受けなくても
来世、
さ来世
に
その
痛みを
受けなければ
ならない、
のです。
報いは
どこまでも
その者を
追いかけて
いくのです。
勉強することの
大切さを
学んだら、
勉強することに
一生懸命
努力する。
そして、
一生懸命
勉強したら
その結果
勉強が
よくできる
人間に
なれる。
人格的な
修練も
それと
同じで、
人を
慈しむことの
大切さを
学び、
慈しみを
実践し、
慈しみのある
人間に
なる。
執着しないことを
学び、
執着しないことを
実践し、
執着しない人間に
なる。
学びも
実践も
結果も
一つ
です。
あなたの
目に
入る
波動は
色や形、
耳に
入る
波動は
音と
なります。
同じ様に
波動が
鼻には
香り、
舌には
味と
なるのです。
あなたの
外にも
内にも
存在する
のは
波動
だけで、
世界は
あなたの
脳の中
にしか
存在しない
のです。
人間の
生も死も
宇宙大自然の
自然現象
です。
老いも病も
同じです。
自然の
現象に
正常も
異常も
ありません。
罪や
罰も
ありません。
死や
老い
が
近づいたら
心の
準備を
始め、
病に
かかったら
体の
手当てを
するだけです。
自分を
責めたり
他人を
うらやむことなど
しなくて
いいのです。
宇宙と
人生に
働く
真理、
万人に
通ずる
法則を
まず
学び、
身につけることが
大切です。
正しい
ものの見方、
正しい
ものの考え方
は
正しい
理解から
生まれるのです。
宇宙と
人生を
正しく
理解し、
納得できれば、
一切の
苦しみや
悩みは
消滅します。
ブッダや
キリストが
そうで
あったように、
だれでも、
宇宙と
人生の
本質を
知ることが
できれば、
「持っていない
ようで
すべてを
持っており」
「貧しい
ようで
豊かであり」
「知らない
ようで
すべてを
知っており」
「一瞬しか
生きられない
ようで
永遠を
生きている」
人生を
送ることが
できるでしょう。
彼らは
そうした
人生の
実現への
道すじを
しずかに
指し示して
おられる
のです。
宇宙大自然に
あるものは
すべて
宇宙大自然の
もの
です。
あなたの
心も
あなたの
仕事も
あなたの
財産も、
そして
あなたの
家族も
すべて
宇宙大自然の
ものです。
この世に
あなたの
所有するものは
一つも
ありません。
その証拠に
あなたの
自由にできるものは
ありません。
すべて
地上での
”預りもの”
です。
返すときが
来たら、
返さなければ
ならないのです。
