人生で
学ぶべき
ことは、
科学や
芸術だけ
では
ありません。
たとえ
そうした
ことに
ついての
知識を
身に着け、
能力を
育てても
幸せに
なるとは
限りません。
どうしたら、
慈しみ深い
人間に
なるか。
寛大な
人間に
なるか。
謙虚な
人間に
なるか。
かえって
こうした
努力を
したほうが
短い
人生を
幸せに
生きられる
でしょう。
あなたが
置かれた
日常的な
生活環境も
生活条件も
すべて
あなた自身が
選択
してきた
ことの
結果
です。
親の責任
でも
社会の責任
でも
ありません。
あなたは
あなたは
あなた自身から
逃げる
ことは
不可能
です。
でも、
あなた自身の
ものの
見方、
考え方を
変える
ことで
生き方、
生き様を
変える
ことは
可能
です。
自分が
自分に
対して
全責任を
負っている
からこそ
それが
可能
なのです。
自己責任は
すばらしい
人生の法則
です。
有名、無名に
関わらず、
平和を
築く
ための
活動を
続ける
人びとを
ピースメーカー
と呼びます。
彼らや
彼女らが
どんなに
努力を
重ねても
世界の平和は
実現不可能
かもしれません。
でも、
ピースメーカーに
自分が
なる、
そして
そういう
人びとを
一人でも
多く
作り出す
ことは
可能
です。
平和を
創る
その人自身が、
平和な
境地に
達する
ことが
できる
のです。
幸せに
なりたければ、
いやでも
やらなければ
ならない、
ことが
あります。
それは
第一に、
他人に
施しを
与える
こと。
第二に
他人を
苦しめない
こと。
第三に
他人に
嘘を
つかない
こと。
第三に
他人の
ものを
盗まない
こと。
第三に
不倫しない
こと。
これら
五つの
行いは
かならず
自分に
福楽を
もたらします。
よろこんで
実行すれば、
その
福楽は
ますます
大きく
なる
のです。
この世に
自分が
所有
できるもの、
自分の
思い通りに
なるものは
何一つ
ありません。
自分の
配偶者や
子供も
自分の
ものでは
ありません。
自分の
思うように
できません。
輪廻の
立場から
見れば、
結婚して
家族を
もっても、
配偶者や
子供を
苦しめ、
悩ませる
ことは
あかの
他人に
対するのと
同じように
悪いカルマを
積むことに
なります。
生まれ
変わっても、
そのカルマは
消えません。
そうなる
ぐらいなら、
結婚も
せず、
子供を
生まない
ほうが
本人の
ために
なる
のです。
人類は
自分たちが
生きる
ために
他の
生物の
生命を
奪い、
彼らの
所有物を
盗んで
います。
他の
生物の
存在なしには
人間は
生きる
ことが
できません。
人間は
自分たちの
生存だけを
考えれば
「生きることは
素晴らしい」
と言える
でしょうが、
他の生物も
人間と
同じ
生命を
もち、
家族を
もっている、
と考える
ならば、
決して
「生きることは
素晴らしい」
などと
言える
道理は
ない、
のです。
人間は
どこまで
いっても
傲慢
です。
人は
前世、
前々世と
無数の
過去生で
積み重ねてきた
業（カルマ）に
よって
生きて
います。
だれも
その
カルマを
超える
ことが
できません。
カルマは
演劇で
言えば
脚本
です。
人生は
舞台
です。
人は
自分自身が
書いた
脚本にある
筋書通りに
舞台上で
自らの
役を
演じて
いる
のです。
その
舞台が
終われば
次の
舞台が
待って
います。
しかも
演劇
そのものが
実体の
ない
夢
であり
幻
です。
人生とは
夢舞台
です。
他人への
愛情や
友情は
時として
憎悪に
変わる
ことが
あります。
それは
その
愛情や
友情が
報われる
ことを
自分が
望んだ
結果
です。
そうなったら
愛情も
友情も
苦しみを
生む
だけのものに
なって
しまいます。
たとえ
愛情や
友情が
裏切られても
こちらが
苦しまない
ように
するためには、
相手に
何も
望まない、
期待しない、
という
態度が
必要
です。
無条件の
愛、
無条件の
友情
とは、
こちら側に
執着や
こだわりを
まったく
捨てる
ことで
可能の
なる
のです。
神は
人びとに
恵みを
与える
のと
同時に
災い
をも
与えます。
それは
同じ
神、
一人の
神
です。
愛の
神と
怒りの
神は
同一
です。
なぜなら
神とは
あなた自身
だからです。
あなたの
他に
神は
存在
しません。
あなたに
恵みを
与える
のも
災いを
与える
のも
あなたの
心、
言葉、
そして
行ない
です。
あなたは
自分の
心は
自分の
ものだから
自分の
自由に
なるもの、
と思って
いるかも
知れません。
実は
あなたの
体が
自分の
意思に
さからって
老いて、
病んで、
死んでゆく
ことを
どうする
ことも
できない、
ことと
同じく、
あなたの
心も
あなたの
自由には
なりません。
恋愛感情が
いつまでも
続くように、
決意が
いつまでも
保てる
ように、
あるいは
喜びが
いつまでも
なくならない
ようにと
どんなに
願っても、
あなたの
心は
あなたの
内側、
外側からの
刺激に
よって
いとも
簡単に
変化して
しまいます。
すべては
変化する、
という
法則は
あなたの
体にも
心にも
当てはまる
のです。
あなたの
思い通りに
なるものは
あなたの
体や
心を
含めて
何一つ
無い、
という
真実を
知ることも
大きな
悟り
です。
