まず、
あなたが
幸せに
なる
こと。
それは
幸せな
気分、
幸せな
気持ちを
”いま、ここ”で
作る
ように
努力
すること
です。
次に
他人を
幸せに
すること。
幸せな
気分や
気持ちを
起こさせて
あげる
のです。
そうすれば
あなたの
幸せは
何倍にも
大きく
なって
あなたに
かえって
きます。
あなたの
心も
体も
その
在り様は
天候の
ように
目まぐるしく
変化
します。
晴れの
時も
あれば
雨の
時も
ある。
穏やかな
時も
あれば、
荒れる
時も
ある。
その
変化や
状態に
自分自身で
いつも
気づいている
必要が
あります。
天候の
成り行きが
自然現象
であるのと
同じで、
あなたの
心と
体の
成り行きも
自然現象
です。
すべて
自然現象と
受け取る
ことが
できたら、
舞い上がりも
落ち込みも
無くなる
のです。
人間の
肉体も
水や
石も
同じ
素粒子で
出来上がって
います。
だから
人間の
肉体
そのものには
意味も
価値も
ありません。
でも、
水や
石を
手段として
人類の
生活に
役立てる
ことに
意味と
価値が
あるように、
人間の
肉体を
使って
真理を
求める
ことに
意味と
価値が
ある
のです。
人は
だれでも
欲の
塊（かたまり）
です。
その
欲が
無ければ
生きて
ゆけない
ことも
事実
です。
でも、
その
欲が
強ければ
強いほど、
世界や
人生の
真実は
遠ざかる
のです。
真実を
曇らせて
しまいます。
心に
生ずる
怒りや
欲を
手放し、
少しでも
人に
施しの
心を
もつように
すれば
世界と
人生の
真実が
顕われて
くる
のです。
宇宙
には
生滅の法則が
働いて
います。
生まれたら
滅する。
滅したら
また
生まれる。
生は
同時に
滅
であり、
滅は
同時に
生
です。
あなたが
生きている
今日
という
一日は
人生の
終わり
であり、
同時に
始まり
です。
だから、
過去を
悔やまず、
未来を
憂えず、
今日
という
一日を
喜びで
生きる
ことが
できる
のです。
快楽と
幸せは
まったく
別物
です。
快楽は
五官の
満足
です。
美しい
姿・形を
見て、
心地よい
音を
聞いて、
おいしい
物を
食べる
喜びは
快楽
です。
快楽は
外の
世界からの
刺激に
過ぎず、
自分では
作れません。
快楽は
すぐに
消え失せて
しまいます。
すぐに
不快に
変わって
しまう
のです。
快楽と
幸せを
混同すると
一生
幸せには
なれません。
あなたの
人生を
支配
している
のは
善と悪の
法則
です。
善を
なせば
あなたは
楽を
体験
します。
悪を
なせば
苦を
体験
します。
善は
何倍もの
楽
となり、
悪も
何倍もの
苦
となって
あなたに
”返って”
きます。
今世、
来世、
来々世に
返ってくる
のです。
善を
おろそかに
せず、
悪を
避ける
努力を
怠っては
なりません。
世界は
あなたの
主観が
生み出して
います。
客観的な
世界など
存在
しません。
この
世界に
たしかに
存在
しているのは
あなた
だけ
です。
あなたの
心
だけです。
あとは
誰も
いないし、
何も
ない
のです。
ただ、
人が
いるように、
物が
あるように
見え、
聞こえる
だけ
です。
すべてが
あなたの
心の
延長線上に
あります。
あなたの
思考や
知識や
観念が
作り出した
イメージ（像）に
すぎません。
その
思考や
知識や
観念を
手放して
心が
鎮まれば
世界も
鎮まる
のです。
雲や
霧が
晴れて
青空が
現れる
のです。
人は
期待
するから
落胆
する
のです。
人は
希望を
もつから
失望
する
のです。
我欲を
もつから
恐怖を
味わう
のです。
期待も
希望も
我欲も
捨てきれば、
不安も
心配も
すべて
消え失せます。
不安や
心配が
なければ
幸せが
あります。
その
幸せは
五官を
満足させる
という
意味の
快楽
では
ありません。
快楽は
なにものかを
得た
結果としての
喜び
ですが、
ほんとうの
幸せは
捨てた
結果としての
喜び
です。
別次元の
喜び
です。
だれにも
奪われず、
何ものも
壊すことの
できない
幸せ
です。
世界の
宗教には
共通した
戒めが
あります。
生き物を
殺さない。
嘘や悪口を
言わない
他人のものを
盗まない。
不倫を
しない。
これらの
戒めは
悪を
おかさない
という
ことだけでは
ありません。
それは
慈しみの
実践です。
相手を
慈しむから、
殺さない、
嘘や悪口を
言わない、
盗まない、
不倫を
しない、
のです。
みんなが
四つの
戒めを
守るなら
世界も
社会も
家庭も
慈しみで
あふれ、
幸せと
平和で
満たされる
のです。
