1人ひとりの人間を分子が原子の塊として観察できるようになれば、性の違いも年齢の違いも人種の違いもすべて消えてしまいます。人間を、生きとし生けるものを、そして、宇宙万物を分け隔てる境界線が無くなってしまうのです。
“過去のあなた”と“現在のあなた”は別人です。そして、“現在のあなた”と“未来のあなた”も別人です。同姓同名の別人です。みんな別人ですけれど、“過去のあなた”の悪い行いの結果は“現在のあなた”や“未来のあなた”が受けます。連帯責任です。“過去のあなた”の善い行いの結果は“現在のあなた”や“未来のあなた”が受けます。相互扶助です。
良いことが起きたのは自分が良いことをやったから。悪いことが起きたのは自分が悪いことをやったから。良いことは自分のおかげ。悪いことは自分のせい。これが「自業自得の法則」です。
どんなに忙しくても、けっして忘れてはいけないことがひとつだけあります。それは、「自分は、いつか死ぬ」「人はいつ死ぬかわからない」ということです。
そこに“美しい花”が在るのではなく、「その花は美しい」と思う心があなたに在るのです。“美しい花”など、この世に存在しません。“いい人”“わるい人”“いい社会”“わるい社会”は存在しません。それらはあなたの心のうちに在るのです。すべてはあなたの心の中に存在します。すべてがあなたの心の現われです。
仕事や勉強での成功も失敗もだれにでも共通して生ずる自然現象です。そして一時的な現象です。だから、他人の成功を羨むこともないし、自分の成功を自慢しなくてもいいのです。また、他人の失敗を責める必要もないし、自分の失敗をいつまでも悔やまなくていいのです。
世俗の規則には例外がつき物です。でも、「自分が撒いた種は自分が刈り取る」という法則には例外はありません。善くも悪くもすべての人にあてはまる絶対法則です。
“大多数の人”ではなく、“すべての人”が、理解し、納得できるものが真理です。たとえば、大多数の人が「神は存在する」と言っても、それは真理ではありません。なぜなら、それを否定する少数の人がいるからです。でも、「人間は生まれたら、老いて、病んで、最後は死ぬ」ということはすべての人が理解し、納得できます。だから、真理です。
「変化の法則」とは、「可能性の法則」です。それは自分の人格を無限に向上させることのできる、可能性です。自分の人格を高めることで、人生が無限に高められ、幸せになれるのです。
あなたの目の前のこと、すべてが必然であり、自然であり、当然なのです。すべては起こるべくして起こり、あるべくして、あるのです。ものごとの「必然・自然・当然」の法則を思い出すことで、妄想地獄から解放され、心が穏やかになるでしょう。