カプアン通信

麻布散歩(前編)




今日は、カプアンママが四国へ出張で
朝一で出かけましたので
ひさびさにカプアンと長散歩に出かけることにしました。
朝から曇り空で、夏の散歩としては絶好の機会です。

この夏はどこにも行く予定はありませんが、
散歩で歩ける範囲で「観光」をしようと思います。

とりあえずいつもの氷川神社からスタート。




最近いつも同じ狛犬の上にいるキャラス。
おはよう。




境内では大勢の人が太極拳をしてました。
朝の散歩のとき、年配の男女が太極拳をしているのは知ってましたが
この方々は、動きが揃ってないので、たぶん初心者の人が混ざってるのでしょう。




六本木通りはがらがら。企業が夏休みに入ったからでしょうか?




港区は坂が多くて有名です。名前がついている坂は86あります。
坂図鑑(港区公式ホームページ)

ここは、六本木通りから飯倉片町方面への抜け道「寄席坂」。
上り坂のうえ、クランク状の曲がり角があり
車の運転の初心者には難所でしょう。曲がり角は多くの車が擦ったので
角が丸くなっています(汗)

正面の階段の奥に昔、料亭があり、お店の前を通り抜けることもできました。




坂の上の表示柱。坂の名前の由来が書いてあります。




かっこいい看板を見つけました。お店かなと思ったのですが
陶芸教室のようです。




名前にあれっ?と思って撮ったのですが、あとで調べたら
やはり、テレビの「なんでも鑑定団」に出演中の、掛け軸・屏風の鑑定士
安河内眞美さんのお店でした。




港区内にたくさんあるヴィンテージマンション「ホーマット」。
古いですが、最近の建物と違い、作りが美しく品があります。
この物件情報をネットで調べてみました。
現在賃貸物件の空きが2軒あり、築年数40年以上ながら
賃料は60万円と76万円。うーむ、賃料もゴージャス・・・。




民家の玄関先に生えている葉の大きな植物。
あるとき、六本木のあちこちに生えていることに気付きました。
これはたぶん桐の木です。
最初に見たとき、葉っぱの長さが60センチくらいあるので
気味が悪い植物だと思いましたが、
軽い高級木材で、桐箪笥などに利用されます。
古くから桐は鳳凰の止まる木とされており、
桐の紋章は「菊の御紋」に次ぐ高貴な紋章です。




アニマルウォーク東京さんのチャリティーイベント 
PUB QUIZが行われる
パブ&レストラン HOBGOBLIN(ホブゴブリン)




六本木外苑東通りの風景といえば東京タワー。
だいぶ前、たぶん東日本大震災より前頃から
先端近くから工事用のケーブル(資材運搬ロープウェイ?)
が伸びてましたが、ついに見えなくなりました。
ようやく工事終了か?




カプアンママが大好きなLIVING MOTIF

ここは、AXISビルといい、インテリアショップなどおしゃれなお店が
たくさん入ったビルですが、ブリヂストンの関係会社です。
昔、ロンドンに、ザ・コンランショップというおしゃれなお店ができて
世界中に広がりましたが、当初は、ミシュランタイヤのビルで開店しました。
タイヤとインテリアデザインは相性がいいのでしょうか?

デザイン情報誌AXISを20年くらい定期購読しています。




やはりAXISビルにあるブラッセリー・ヴァトゥ。
1回だけカプアンたちと一緒に来たことがあります。




向こうにバリケードが見えますが、この先は「麻布永坂町」という
特殊なエリアです。ごく狭い町ですが有名人や資産家が大勢住んでいます。




住居表示に関する法律ができてから港区の古い町名は次々と消滅しましたが
ここ「麻布永坂町」と隣接する「麻布狸穴町」だけ残りました。
住民に有力者が大勢いて、強固な反対運動をした結果と言われています。




たとえば正面の邸宅、ここは日本で一番有名なIT企業家の邸宅です。
ヒントは「白い犬」。

門の右側に守衛室のような警備員さんの建物があり、早朝にもかかわらず
警備員さんが出てきました。
民間人の自宅で「守衛室」まで備えられている家は初めてみました。




ここは、ブリヂストンの石橋財団創業者の邸宅です。
今は、ブリヂストン美術館の分室になっています。
ホームページなどはありませんが、一般人も見学できるようです。




この周辺は、昔通ったとき、野良猫がたくさんいましたが
いまもやっぱりいます。




ここは鼠坂。このへんの風情は昔とまったく変わっていません。




鼠坂の表示柱




ようやく目的地に着きました。




ここは「狸穴(まみあな)公園」。

まみあなとは「マイアミ」みたいで不思議な名前ですが
この町の名前です。
狸穴という地名の由来については諸説あります。
この地に生息していた猯(まみ=アナグマ)にちなんで「まみあな」という地名がつき、
後に狸の字と混同されてしまい、狸穴(まみあな)と書かれるようになったとする説や、
坂下に雌狸の棲む大きな洞穴があったのが地名の起こりという説があります。

私は1993年からこの公園のすぐそばのマンションで暮しはじめ
それ以来港区での暮らしは20年になります。
この地を離れるとき、入れ違いのように、
近所に「ほぼ日刊イトイ新聞」の社屋ができました。その建物は「狸穴」ではなく
「鼠穴(ねずあな)ビル」と呼ばれてました。




池の向こうに、怪しい外国人が「ぐでっ」としているのが気になりますが
とりあえずここでしばし休憩です。




次回に続きます。

コメント一覧

カプアンパパ
マミママさん
マミ太郎先生は有名な方のようですね。
名前の由来は検索してもわかりませんでした(笑)

「有栖(アリス)」もいい名前ですね(笑)

アンジェロの名前を考えたのは私ですが
以下のページに簡単な理由を書きました。
http://blog.goo.ne.jp/angelopapa/d/20070807

カプアは、元預かりさんがつけた名前です。ハワイの言葉で「花びら」という意味です。日本風に言えば「花子」ですね。
「花子とアン」だ!

昔から洋風な犬の名前が好きでした。
ちなみに、アンジェロの前まで私が一緒に暮らした犬の名前は、ジュリー、メリー、ポピー、サリーです。
もっとも「和犬」は一度も飼ったことがありません。
アンジェロ・カプアは和洋MIXですが(笑)
マミママ
狸!
http://ameblo.jp/mamijiro0922/
うちの狸二郎(マミジロウ)の命名の由来の「狸穴」!

狸二郎を迎える少し前。マミパパが山王病院に通院してた際、「マミ太郎」先生(本名!)がいらして、「やっぱり狸穴が由来かしら?」なんて話してたのです。・・・謎のままですが。

うち狸二郎、もし広尾に住んでたら有栖川から「アリス」って名付けてたかもしれません。安易(笑)。


よそのお宅のわんちゃん達の名付けの由来や想いを聞くのって、なんだかハッピーになれて楽しいです♪

カプアンちゃん達のお名前の由来を書かれたブログ記事はありますか?
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