以前の記事は ↓ になります。
BMW R100GS ドライブシャフト&ミッションメンテナンス(SINTANIさま)
エンジンメンテナンスで北海道から車両をお送り頂きましたが・・・
この時点でメンテナンス費用が高額になりそうなので・・・
今回はエンジンメンテナンス作業は行わず、また改めてご検討頂いたほうが良いのでは?と
メールで現状のご説明させて頂き、またお電話でお話をさせて頂いて・・・
オーナー様と電話で色々相談させて頂いて、エンジンメンテナンスを改めて承りました。
エンジン作業を進めさせて頂きます。
リングナットが固着していて全く外すことが出来ませんでした。
<Caution> これより何とも言えない作業になります。
クラッチ側から回すと・・・どうも動きが著しく悪く、またカクカクと引っかかります。
ピストンリングの張りもどうやらヘタリがあるようです。
左側エンジンから分解していきます。
シリンダーヘッドを外すと・・・ポロポロ落ちるカーボンが多くありました。
シリンダーを外しています。
もの凄い量の液状ガスケットが塗ってありました。
エンジン内に入っていなければ良いのですが・・・。
続いて右側のエンジンを開けていきます。
シリンダーヘッドを外しています。
この動画を後で見ると判りますが・・・シリンダーが外れにくい原因がありました。
ピストンを外して点検しています。段つき磨耗があったようです。
ここで大きな問題がありました。
スタットボルトが斜めに入っています。
グラグラなスタットボルトに・・・メカニックが頭を抱えてしまいました。
何かがあって・・・ねじ山を壊してヘリサート加工で修正した跡がありました。
その修正も失敗していて・・・スタットボルトが斜めに入っていました。
オーナー様。
ここで一旦作業を中断して、オーナー様にお電話をさせて頂きました。
大変恐縮なのですが・・・この後、作業を進めさせて頂いて再び大きな問題が出てしまいました。
そのご報告は明日更新したいと思っています。
また見てください。