先日、テレビで「深呼吸の必要」を見ました。
これは2004年の映画で、当時「見に行こう見に行こう」と思っていたけど、結局見逃してしまったんです。
舞台は沖縄。
詳しい内容をここで公開してしまうのは、これから見ようとしている方に悪いので差し控えますが、さとうきび畑の主である老夫婦と、アルバイトの若者がさとうきびを収穫するという、大変シンプルな物語です。
主なキャスト=人間8名・さとうきびー以上
と言いたくなるくらい、「さとうきび」の存在感が人間と同じくらいのウェイトです。
人間のほうも、セリフはあまりありません。
場面も、「デジャブかっ?」っていうくらい、同じ営みの繰り返しが描かれています。
起きる→さとうきび刈る→弁当食べる→さとうきび刈る→夕飯食べる→始めにもどる
というループ。
そのなかで、登場人物一人一人が「とらえなおし」みたいなプロセスを経験していくわけです…
それが少ないセリフで、淡々と描かれています。
それが、心地いいんです。
でも、とにかく圧巻なんです!
なんといってもさとうきびの存在感がいい味出してます。
ストーリーが進むにつれて、さとうきびと人間の対比が変化していく。その様子がいろいろなことを喚起させるといいますか、セリフ以上にさとうきびと人間のたたずまいが、圧巻です。
残念ながら、私は用事があって最後の20分くらいを見ることができませんでした。
ラストはどうなったのでしょう?
でも、ラストが気になる以上に胸に残ったのは、食べ物のこと。
この映画に描かれていることが、毎年営まれている。
そしてそれはさとうきびだけでなく、あらゆる食べ物が、そんなふうにして作られ運ばれ、加工され、私の口に届くんだという事実。
あたりまえのことだし、昔っからそうだよと言われたらそれまでたけど、こうして見ないと私は想像すらできませんでした。
この映画の公開から10年以上経過した今、こうして再会できてうれしかった。
もし、5年前だったら、当時通っていた教室のカンパニーダンサー目指して、昼も夜もない生活していたし、それしか見えてなかったから、絶対巡り会えなかったものね。
そして…、公開当時だったとしても、この映画の感動は味わえなかったかも知れない。
「見に行こう見に行こう」と思って、結局見に行かなかったのは、やっぱりそんな巡り合わせと自分の選択だったんでしょうね。
カンパニーダンサーの挫折体験を経た私だからこそ、この映画が「ただの青春映画」でない感動を感じられた気がします。
私は海外に行ったことないし、飛行機にものったことがなく、沖縄というと写真や映像でしか見たことがないのですが…
海がとってもきれいだな!
興味のある方は、ぜひ一度ご覧くださいね(⌒‐⌒)
これは2004年の映画で、当時「見に行こう見に行こう」と思っていたけど、結局見逃してしまったんです。
舞台は沖縄。
詳しい内容をここで公開してしまうのは、これから見ようとしている方に悪いので差し控えますが、さとうきび畑の主である老夫婦と、アルバイトの若者がさとうきびを収穫するという、大変シンプルな物語です。
主なキャスト=人間8名・さとうきびー以上
と言いたくなるくらい、「さとうきび」の存在感が人間と同じくらいのウェイトです。
人間のほうも、セリフはあまりありません。
場面も、「デジャブかっ?」っていうくらい、同じ営みの繰り返しが描かれています。
起きる→さとうきび刈る→弁当食べる→さとうきび刈る→夕飯食べる→始めにもどる
というループ。
そのなかで、登場人物一人一人が「とらえなおし」みたいなプロセスを経験していくわけです…
それが少ないセリフで、淡々と描かれています。
それが、心地いいんです。
でも、とにかく圧巻なんです!
なんといってもさとうきびの存在感がいい味出してます。
ストーリーが進むにつれて、さとうきびと人間の対比が変化していく。その様子がいろいろなことを喚起させるといいますか、セリフ以上にさとうきびと人間のたたずまいが、圧巻です。
残念ながら、私は用事があって最後の20分くらいを見ることができませんでした。
ラストはどうなったのでしょう?
でも、ラストが気になる以上に胸に残ったのは、食べ物のこと。
この映画に描かれていることが、毎年営まれている。
そしてそれはさとうきびだけでなく、あらゆる食べ物が、そんなふうにして作られ運ばれ、加工され、私の口に届くんだという事実。
あたりまえのことだし、昔っからそうだよと言われたらそれまでたけど、こうして見ないと私は想像すらできませんでした。
この映画の公開から10年以上経過した今、こうして再会できてうれしかった。
もし、5年前だったら、当時通っていた教室のカンパニーダンサー目指して、昼も夜もない生活していたし、それしか見えてなかったから、絶対巡り会えなかったものね。
そして…、公開当時だったとしても、この映画の感動は味わえなかったかも知れない。
「見に行こう見に行こう」と思って、結局見に行かなかったのは、やっぱりそんな巡り合わせと自分の選択だったんでしょうね。
カンパニーダンサーの挫折体験を経た私だからこそ、この映画が「ただの青春映画」でない感動を感じられた気がします。
私は海外に行ったことないし、飛行機にものったことがなく、沖縄というと写真や映像でしか見たことがないのですが…
海がとってもきれいだな!
興味のある方は、ぜひ一度ご覧くださいね(⌒‐⌒)