Minstrel

流離が人生

ONE OUTS

2009-07-03 20:59:58 | Weblog
「聖戦士ダンバイン」を見終わりました。

怒濤の流れで地上編が進んでいきましたが、当時見ていて気が付かなかったことが今回みて気が付きました。

●黒騎士(バーン・バニングス)の勝率がいい。
●シーラ・ラパーナ、エレ・ハンムともに非常に焦っている。
●地上人(聖戦士以外)が以外と落ち着いている。
●核攻撃が桁外れに行われている。

本放送当時に見ていた時は、ビデオで撮って後で又見返すことなど出来なかったのですが、改めて冷静に見ると色々と見えてきます。

私のイメージでは黒騎士は最後まで負け続けて、最後は主人公と相打ちになると思っていたのですが、以外と勝っている戦闘が多くありました。これは以外でした。

ミの国の女王シーラ・ラパーナとラウの国の女王エレ・ハンムは、専用の話(彼女達をメインにした話)以外では、女王らしく落ち着いているイメージだったのですが、地上に出てから最終回まで焦った行動をし続けていました。

地上の人達も、「東京上空」や「パリ炎上」などに代表されるように街が壊滅的な被害を被り何十万人の人が殺された割には、各国の首脳や代表の方々は落ち着いていた印象です。もう少し地上の人々が殺されるシーンがあれば、「地上 vs バイストン・ウェル」の構図がハッキリしてなかなか協力がとれない理由付けが分かりやすかったのでは? と思ったり思わなかったり…。

後、核攻撃は数発だと思いこんでおりましたが、以外や以外、数十発でも足らないくらい使っていましたね。以後の放射能汚染は大丈夫だったのでしょうか?

ちょっと話はそれますが、このダンバインの話の中の大国で、アメリカと中国、特にアメリカは軍以外はまったく被害を被っていなかったんですね。


最終回は皆さん結構ショックだったとの感想を多く聞きました。私は当時は「パッピーエンド」だと思っていました。シーラ・ラパーナの「浄化」という印象が強かったのと、最後生き残ったチャム・ファウがバイストン・ウェルに帰っていったと思いこんでいたのも手伝って「パッピーエンド」だと思っておりました。「伝説巨神イデオン」と最後が同じだと言われる方もいましたが、当時の「富野作品」では「被害なくして勝利なし」的なイメージを持っていましたし、前作「戦闘メカザブングル」では誰も殺さずに終わったので、今回は「大勢殺す」と思ってみていたこともありそんなにショックな終わらせ方とも思っておりませんでした。

が、今回見直してみると結構後味が悪い終わり方だと思いました。
主人公の最後前のセリフ
「俺は誰も殺さない! その怨念だけを殺す!」
と言って黒騎士と差し違えました。
が、メインキャスト達は情念を残さずに死んだのでしょうか?

最終回だけを見ると
キーン・キッスは
「ニー!たすけてー!」
ドレイク・ルフトは
「ニー・ギブンごときにやられるとは!」
マーベル・フローズンは
「こっちが慰めてほしいときには知らんぷりなんだから」
ショット・ウエポン&ミュージー・ポーは
「ショット様!」
「ミュージー!」

う~ん、死ぬ直前のセリフだけ見ても…情念は残るのでは? と思ってしまいます。
唯一、ニー・ギブンだけはドレイクを討てて満足した? かもしれません。

物語の中では強いオーラは死んでもその周りに影響を及ぼす設定でしたが、メインキャストがこれだけ情念を残して死んでいっては、負のオーラがその場所を覆い尽くしてしまっているのでは? と思いながら見ていました。

後、ハッピーエンドだと思いこんでいたチャム・ファウも「バイストン・ウェルの物語」を話し終わってどこかへ行ってしまうのですが、私はバイストン・ウェルに帰れたのだと思いこんでおりましたが、今回見て「どうなんだろう?」と…。最後のナレーションで
「以後、チャム・ファウの姿を見た者は誰もいない」
がバイストン・ウェルに帰ったと思った根拠でしたが、帰れない可能性の方が大きいな、と思ってしまい、スッキリしませんでしたw
まあ、何百年後かにエ・フェラリオに成長して自分でオーラロードを開いて帰れるかもしれませんが、その成長するまでの時間が可愛そうで、可愛そうで^^; (生きていればの話ですが…)
そうなるとチャム・ファウは何百年生きるのかわかりませんが、地上で一人で生きていると思うと悲しくなりました。

何ともハッピーエンドだと思っていた話が、今回見てそうじゃなかったのかな? と疑問符が付いた Amon です^^;




そうなると続けて「富野作品」が見たくなりまして…。といっても持っているのは「伝説巨神イデオン」の LD しかありません。LD は現在テレビに接続してはおりません。家のどこかに LD 再生機は眠っている状態ですので、それを掘り起こしてまでは…ちょいと面倒です^^;

そこで動画投稿サイトを覗いてみると「戦闘メカザブングル」が引っかかりました。第一話だけ見ましたが、懐かしかったです。特に主人公の声をあてられている「小滝進」氏の声が好きで、海外ドラマの「L.A.ロー 七人の弁護士」のマイケル・クーザックの声もあてられてて当時ははまってました。もう一人気に入った声優さんがそのザブングルの中で出演されていました。チル担当の TARAKO さんでした。
今では「さくらももこ」で有名ですよね。私は未だにまる子ちゃんの声を聞くとチルにしか聞こえないのですが…^^;



ここまでを月曜日に書き終えてほったらかしにしてました^^;;
続きに何を書こうとしていたのか忘れてしまっているので違う話にします(ごめんなさい)



次に撮り溜めていたビデオを見ようとしたのですが、デッキが壊れてしまいました><
ビデオ鑑賞に充てていた時間がまるまる空いてしまいました。

何となく深夜番組を切り替えていると野球アニメを放送していました。ボーッっと眺めていると、どうもプロ野球を題材にしているみたいですが、無茶苦茶な野球をやっています。

試合に大差で負けているためにピッチャーが雨を利用して「試合五回成立」をさせないためにボークなどで時間を稼ぎ、攻撃側は攻撃側で勝っているので早く試合が進めて試合を成立させようと投球後にバッターボックスを離れてアウトにわざとなったりと…破天荒きわまる試合内容でした。
「なんじゃ? このアニメは」
チャンネルを変えようとすると、チェンジになりピッチャーが同僚選手に向かって
「俺はこのまま負けるつもりはないぜ!」
と言い切っています。
「アニメとはいえ、14対0 をどうやってぎゃくてんするんならぁ」
と興味がわいてきました。


調べてみるとこのアニメ「ONE OUTS Nobody wins, but I!」は漫画を原作にアニメ化したもので、関東地方では放送は終わっているものでした。(広島では今やっているんですね)
野球アニメと言うよりも「心理戦」というか「頭脳戦」というかそういうことに主題をもっていって、従来の野球アニメにある、根性や魔球、友情などはないそうです。主人公も悪役っぽいし… でもなにか引きつけられるアニメでした。動画投稿サイトに全話上がってるみたいなので、見ることにしましょうか^^

ちなみに見た回は「第7話 Trick & Trap」だったみたいですが、この試合の結末を早くみたいです^^;



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