Minstrel

流離が人生

Long Low Table

2010-12-12 23:48:57 | DIY
土曜日は家族で薪ストーブのお店に行ってきました。
いやぁ~薪ストーブっていいですね。石油ストーブや電気ストーブとは違い、肌に感じる熱がやわらかいです。
お店のイベントに合わせて行ったので、ピザなどをご馳走になりましたが、直接可燃室?でピザを焼いていました。一瞬で焼きあがるんですね。(1分かかってなかったようです)
今まで HC に置いてある薪ストーブしか直接見たことが無かったので、海外製の高級なものを見ると良すぎるくらいいいですね。お値段もそれに見合ってますが…

この冬は間に合いませんが(薪が)是非前向きに検討したいと思っている Amon です。



家に帰り自分の工房で手製のヤスリを作ったり


作業台の万力を仕上げたり


のんびり過ごしていると、夜になり妻が急に
「今度の木曜日するクリスマスパーティ用に、子ども14人がいっぺんに座れるテーブルを作って」
との緊急の要請。

すでに HC も開いていない時間帯。
「もっと早よ言いんちゃいやぁ」

その夜に簡単なデザイン案兼設計図を描いて、日曜日朝一に HC にて
1×8…3枚、1×6…1枚、2×4…3枚(いずれも 8F )を購入。

一度過去にテーブルを作成しておりますので、それと同じ構造でいくことにします。
私のペースからいうとこの手のものは一日では出来上がりません。
天板にかなりの手抜きをして時間稼ぎをします。

寒いためなかなかボンドが乾かないイライラもありながら、何とかご近所迷惑にならない時間帯に完成しました。

  

ちょっと酷い出来ですね><
長いほうが 2400mm もあり構造的にも不安を残しますが、テーブルの上に子どもが乗らない限り大丈夫でしょう。

Height Gauge V3

2010-12-11 23:42:38 | DIY
世の中にはいろいろなものを図る計測器が存在します。
皆さんもそれぞれの分野でいろんな計測器を使用されていると思いますが、私たち印刷業界にもさまざまな計測器があります。とりわけ営業職としてよく使用しているのが紙の厚さをしらべる「マイクロメーター」。が、長年やっていると指で触ったほうが早かったりするのですが^^;
木工作業にもいろいろあるみたいですが、最近不便に感じているのがテーブルソーやトリマーの刃の出ている寸法が正確に測れないことでした。
ネットを見て回ると「ハイトゲージ」「刃高ゲージ」なるものがあるみたいです。自作されている方も多数存在するみたいなので、チャレンジしてみることにした Amon です。




数ヶ月前から HC にデジタルノギスが格安で出回り始め、即効で複数個買い貯めていたものの一つを今回しようして「アナログ」ではなく「デジタル」に挑みます。

最初は結構簡単に考えていましたので、HC で手に入る部品で組み立ててみましたが、自立しない、という理由で分解(バージョン1)。

ちょいと部品を買い足してバージョン2を組み立てました。



HC にならどこでも売っている部品ばかりです。
ささっと組み立ててみました。



なんとも簡単に出来上がってしまいました。使い心地も申し分なかったのですが、ここで重大な欠点を発見。
自立はしているものの、垂直には立っていなかったのです。斜めに測ると正確に測れなくなってしまいます。
しかたなくバージョン2も分解してしまいました。


結局、手間をかけて木製で作成してみました。



また、いらないところにお金をかけて東急ハンズで「パドック」という結構高めの木材を購入して作りました。(無駄なことをやってます><)
おかげで垂直に立ってますし、何より寝かしたらトリマー台で刃とフェンスの距離が測れるようになりました。



一応、デジタルノギス部分のストッパーを外すとノギスとしてちゃんと使用できるようになってます。


いつまでたっても無駄なものを作っているように思うのですが、どうなんでしょ?w

The meaning of "Can do it alone!"

2010-11-16 06:48:17 | DIY
皆さんが思っている以上にこのバイス完成はうれしいものでした。

うれしさのあまりタイトルの意味に当たる文章を全然語っていませんでした^^;

私も学生のころは技術家庭科の授業でドライバと折りたたみ椅子、与えられた材料での自由作製(木工)はやったことはありますが、そんなに得意な分野ではありませんでした。そのとき作製したドライバは今も使っておりますが、センターにある真鍮の加工で削ったり穴をあけたりしております。しかし記憶に残っておりません。


そんな技術家庭科授業程度の素人が「金属加工」などとは夢にも思ってませんでした。というより何となくですが「出来るはすがない」とまで思っていた Amon です。




Vice を作製するに当たり、最初は稼動する台はナットで絞め殺せば大丈夫ぐらいに思って作業に入りました。が、実際に組んでみてナットを絞め殺すとネジが回転せずに、どうしてもナットとネジを固定することを余儀なくされました。

瞬間接着剤も考えましたが、ちょうどそのときに持っておらず考えあぐねていました。(今考えても瞬間接着剤ではうまくいかなかったでしょう)


週末作業ということで、ただ考えていても勿体無いと思い作業場の整理整頓を始めると、奥から「鉄工用ドリルセット」が出てきました。

まだ知識も何もないころ、インパクトドライバと一緒に買ったドリルセットです。最初のころ穴を開けるのに木材に鉄工用ドリルで穴を開けていたのです。程なくして間違えに気付き木工用ドリルを買い揃えるのですが、それ以来奥に眠っていた鉄工用ドリルを目にして

「ダメ元でナットに穴を開けちゃろうかぁ」

インパクトドライバにドリルをセットして穴を開けようとスイッチを入れますが、開けたい位置からドリルが逃げていきます><


そもそも鉄工用と木工用のドリルの違いって何?

素人目にも分かる範囲では、先っぽが違うということぐらい。
本来金属に穴を開けるときにはポンチという道具で少し穴というほどではないくぼみをつけてそこに向けて穴を開けていきます。何もない平らな金属面ではドリルはいろんな方向に逃げていきます。

ポンチは持っておりませんので、釘で代用しようとしますが、釘よりもナットのほうが硬いため傷をつけるどころか釘のほうが曲がってしまう始末^^;

そこで考えた末出した答えが

見えずらいですが、ネジが入っている場所の下には「M12」という文字の突起があります。その「M」と「1」の間にドリルを固定して何とか穴を開けることに成功したのでした。

開けた穴の径は「3mm」。ネジの径に合わせたのですが、ネジを打っても緩い様に感じてしまい、もう片方の穴は「2.5mm」径の穴にして、同じネジを打ちますが…ネジが切れました><
他にも金属に穴を開ける際に切削油なるオイルがいるらしいのですが、今回は Kure55 で代用w(大丈夫か?)。その切削油が無いとドリルの先がなくなってしまうそうです^^;


と、いろいろ学びながら完成した失敗 Vice なのでした。

そのおかげで今回作製した Vice にはポンチも購入して、問題なく金属加工できたというわけです。



今まで出来ないと思い込んでいた「金属加工」もある程度できることがわかり、前回のタイトル「ひとりでできるもん!」を思いついたのでした。

が、今見返してもあまりタイトルの意味は無かったように思えてきている今日この頃ですw

Can do it alone!

2010-11-15 01:49:05 | DIY
暑すぎる夏も過去の記憶。
今は、今の気候にあった気温になっております。(冬はいつもより寒いということですが…)
皆さん、お元気ですか?
私は平々凡々と暮らしております。

久しぶりのブログということで枕にいいネタが思いつきませんが、すぐに本編に移らさせていただきたいと思っている Amon です。



家のリノベも完了して早3ヶ月。
家具は何も完成しておりません^^;

9月中旬くらいまでは暑すぎて、少し動くだけで大汗をかく自体にウンザリしておりました。ある程度設計図も描けて図面どおりに材料を切っているところまでは進んできるのですが、そこから作業がストップしております。
気候が良くなり、家族で出かける機会も増えたことも原因の一因ですが、それよりもなにも材料がうまく切れないのが最大の原因でしょうか。

作業が進まない鬱憤を端材で埋めていきます。
 
1×4材の端材のみで完成させました。デザインは本か何かで見た記憶を頼りに作りました。

とはいえ、家具をホッポラカスわけにもいかず考え付いたのが作業台を大きなものを作ることでした。所謂 Workbench ですね。
 
まだ未完成ですが、頑丈な土台と天板が出来上がりました。


丈夫で大きな作業台が完成すると、次にほしくなるのが「いい機能」でしょうか。今まで使っていた「万能作業台」と呼ばれるバイス(万力機能)付ベンチにあるバイス機能は作業上必需品になっております。作業台に備え付けられる木工用のバイスは1万円以上もするもので、私の周りの HC には置いてありません。

そうなると自作「ひとりでできるもん!」をするしかないようです。目指すは500円以内バイス!

と、思ったのですが、1,000円以内にします><
ほんの少しデザイン性を持たせたくなったので^^;



材料は、
六角ボルト半ねじ M12×2本
六角ナット M12×2個
袋ナット M12×2個
全ネジ M16×1本
六角ナット M16×3個
平ワッシャー(M16が通るサイズ)×1個
座金(M16が通るサイズ)×1個
板付きナット M16×1個
板付きナットをとめるボルト×4個
木ネジ×4本
先が尖った小さなネジ×3本
ハンドル用丸木×1個(今回は端材)
バイスの台(硬い木)×2個
以上ですが、写真とは一部異なります。作っている途中で気が変わったりしたもので^^;

バイスの台ですが、本来は硬い木の一枚ものが絶対いいのですが、素人木工人のものですから、少し見た目にもこだわってみようと思い東急ハンズで奮発して30×30×300の3種類の色が異なる硬い木を購入しました。1本174円を6本なり。(たか~!)


3本をポンドで単純に接着した後、底に当たる部分より2ヶ所にドリルで穴を開け、木ネジを3本に通るように打ち込みます。開いた穴はダボで塞ぎ、正確にボルトが通る穴を開けます。写真を見ていただくとわかるように、きれいに穴が開いています。うちの工具たちでも硬い木だときれいに穴が開きます。この工程が一番の肝だと思います。これが出来れば出来たも同然。

  
とりあえず、仮組み。出来上がりイメージです。


全ネジをセンターの穴に通し、バイス前面の台の裏にナットごとネジで止めます。あ、木との間に丸ワッシャーも忘れずに。


前面に座金を挟んで…と思ってましたが、座金があまりにも厚いため台の方を掘って埋めました。そしてこちらも先ほどと同じようにナットに穴を開けてネジで固定。
ちなみに裏に入れた丸ワッシャーとこの前面の座金(ざがね)を入れる意味は、回転するナットを木材から守るため?かなw


今度は左右の半ネジの六角の部分をジグソー鉄工用刃でカットします。

 
そして、ネジ部分を前面に突き出して裏はナット、表は袋ナットで絞め殺します。


バイス後ろの台をはめて、板付きナットを固定。そのときにはネジを通したままがズレなくてよさそうです。

 
前面真ん中に丸木をはめるわけですが、ナット1個分の厚さではあまりにも頼り無いので、もう一つナットをはめてその長さ分丸木に穴を開けます。


かなりキツ目にしました。追加したナットの位置に当たる部分に貫通しない穴を開けておきます。


丸木に加工を施して。


挿してボルトとネジで固定し、ダボで埋めて


完成!


ちゃんと万力としての機能を果たしています。

と、かなり順調に進んでいるかのように見えますが…順調に進みましたw

それには大いなる失敗があったからです。


作業台に直接作った大型のバイスですが…


ハンドルはアイナット(アイよりはオーじゃろうw)とここまではいいのですが、
  
穴がほんのちょっと斜めになったために、締めるのに固い、ネジを下の方にしたために、キッチリとクランプしない。など問題を提起してくれた失敗でした。
(と、言ってもこれはこれで使っていくつもりです。)
この失敗があったおかげで今回のバイスはすんなり作業を進んで成功したのだと思います。



ほかにも中央クランプを作りました。


使い方は天板に穴を開けてそこにボルトを差し込んで材をクランプします。

まだ、天板に穴を開けてませんし、何より天板はまだ台に固定されておりません。未完成過ぎる作業台ですが、これからゆっくり焦りながら完成させていこうと思う、今日この頃でした。



あ、家具は?

Shaker Straight Chair

2010-09-14 06:35:23 | DIY
今年は「猛暑」ではなく「酷暑」だそうですね。皆さん熱かったですね。体調は大丈夫ですか?

人間とは忘れる生き物みたいで、各地域では観測至上最高気温を出した場所もあるみたいですが、最高気温自体は 2007 年にすでに出ていてそのときも大騒ぎをしたように思いますが…。たしかに高い気温が長く続いているので大変ですが…。
これは広島の話ですが、熱帯夜の連続記録を塗り替えたと、これも大騒ぎをしているようでしたが、1994 年にほぼ 42 日間連続があったようです。(覚えておりません。)ほぼというのは中日に一日だけ熱帯夜にならない日があったそうで、連続記録にはのこってないそうです。

年々、前年と違う気候になると「温暖化」の仕業だと騒ぐ傾向が目立ってきましたが、科学者によっては「寒冷化」に向かっているという方もいらっしゃり、何が本当かは素人の私には分かりません。

私が学校で習った歴史で、江戸時代に何度も異常気象による「飢饉」が発生したと習いましたし、昔話でも日照りの話や長雨の話があるくらいですから、いつの時代にも異常気象はあったんだと思っている Amon です。




引越しも無事終わり本格的に新居に住んでおりますが、いくつか不便なことがありました。一つ目は「クーラー」が無いこと。これまで使っていた 10 年選手の機械が引越しを待たずに壊れてしまいました。しかし新居は南北の窓を開けておけば風が吹き抜けてくれて涼しくすごすことができる……但し静かにしていればの話で、今年の酷暑の中では少しでも動くと大汗をかく羽目になります。

何度も妻と「クーラー買おうかぁ」と言い合いますが、建築費に自己資金も使い果たした我が家では…結局「我慢しょうかぁ」に落ち着きます。

もう一つ難儀なことがあったのは、ネットに繋がってなかったこと。これは NTT さんとの話がうまくいかなかったことと、私の知識が無かったことが原因ですが、繋がるまで引越しから約 1 ヶ月を要しました^^;
ネットで照明類を揃えようとしていた妻は大 booing でしたw
今でもそうですが照明の無い部屋がいくつも…w


といくつも不便なところはありますが、徐々に住みやすくしていくとして、私には課せられた課題があります。(というか自分で課したんですが)

自分で家具を作るというものです。

結構軽く考えていたのですが、この酷暑で、大汗をかきながらの作業は1時間がせいぜいで、休憩を入れていると別のことが気になり、そちらの作業を始めてしまう。そんなチンタラした作業工程で完成しているものがほとんどありません。

そんな中でようやく完成したのが、娘の勉強机のための椅子です。



といってもこれは2、3年前にネットで買った「シェーカー家具」の椅子です。組み立て式になっており、私がやったことといえば、「木肌調整」「組み立て」「塗装」「座面編み」くらいでしょうか。
そんな中で一番苦労したのが、「座面編み」です。見ていただくと一部チェック柄になってない部分があるのが分かると思いますが…へたくそですね。
座面が正方形なら問題ないのでしょうが、ハの字になっている座面に頭の中で計算して編んでいきまいたが、後半にこのことが発覚してやり直す気力が涌きませんでした><
座り心地に問題はないし、娘も気にしていないようなのでそのままにしてしまいました。だめな親ですね^^;


このシェーカー家具のチョイスは妻によるものですが、私の印象は映画「刑事ジョンブック 目撃者」に出てきたアーミッシュが質素で素朴な生活をしていて、別のコミュニティーにシェーカー教徒がいるということくらいだったのですが、家具も有名だったんですね。
ちなみに映画からしばらくはアーミッシュシェーカーは一緒なのかと思っていましたが、4年前にぜんぜん違うグループだったんだと知りました。現在、アーミッシュは増え続け、シェーカー教徒はほとんどいないそうです。

購入したのは日本のシェーカー家具のメーカーですが、本国では日本に売っていない聖書の物語を題材にしたような木製の小物も販売されているみたいです。


興味があればぜひ。

It is completed soon.

2010-07-20 21:34:25 | DIY
前回のつづきです。


珪藻土がかなり白かったので、ペンキは白を選択しましたが、よく考えると質感から何からちがうのでまったく同じになることはあり得ないことを考えて、あきらめました。

しかし、珪藻土を塗っているときは
「真っ白じゃのぉ」
と思っていたのに、ペンキと比べてみると多少グレーがかっていることに気づかされます。

そんなこんなで、約1ヶ月。
なんとか塗り終えました。(といってもほとんど妻のおかげです。)
その妻ですが、腕が上がらないそうです^^;

2階の一部の部屋の一面に違う色の珪藻土を最後に塗り終えると、待たせていた後工程の業者さんが押し寄せてこられました。


電気関係・水道関係。そしてこの連休中にガス関係の業者さんがこられて、残すは建具関係(内装ドア・網戸等)だけとなりました。
この連休中に私は、パテ埋め&掃除に明け暮れました。B級品のフローリングのため節だらけの床で、中には節が抜けている部分もあり、パテで地道に埋めて後を綺麗に掃除して回って連休が終わりました。(ワックス掛けは妻に任そう)

それが終わると一気に引越しになり、写真など撮っている暇などないと思われますので、ここまでの写真をごらん頂こうと思います。

ここをクリックしていただくと見ていただけると思います。
(どれか写真一枚をクリックしていただいて、後は矢印キーで操作できます。自動プレビューもあります)

一部の方にはすでに公開している写真も含まれます。結構な枚数になっておりますので、お時間のあるときにご覧いただければと思っている Amon です。




最初は、解体~施工の間のものです。

花の写真を挟んで、施工完了後のものになります。
これで家の形が整いました。この時点で妻と感動していました。

家の西にそびえる「阿武山」の写真を挟んで、珪藻土を塗る段階の写真が少々…。

花と家の東南東にすそ野が見える「鬼ヶ城山」の写真を挟んで、珪藻土を塗り終え床の養生をはがし掃除をしている最中の写真になります。
結構妻のこだわりが反映されていると思います。
洗面台は業務用というか実験室で使われる洗面を使用したため、それにあう排水管がなくて水道屋さんが自分のところにあるもので合うものを供給していただきました。
キッチンのシンクの下には物を置きたくない妻のこだわりで、この形になりました。
トイレが1階と2階にそれぞれありますが、そこの手洗い用の洗面と蛇口は、今仮住まいしているトイレのものをはずして再利用しています。
吹き抜けにある窓は建具屋さんにガラスを渡して作成していただいたものですが、ガラスには娘の絵が描かれています。(100円ショップで売っているルーターでガラスを削って描きました。そういえば、一時期コップにキャラクターの絵を描いたりして遊んでいました。)
2階に上がってすぐの部屋は「多目的ホール」。そこに7間もの長テーブル。
一部屋丸々クローゼット。(そんなに衣類は無いのですが^^;;)
階段の途中にあるニッチ風のものは、改装途中に玄関周りが「暗くなるのでは?」と思い明り取り用に空けてもらった部分です。

キッチンにあるアコーディオンカーテンの向こうの部屋は既存のままで、将来は自分で改装しようと思っている部屋の一つですが…今は私の蔵書で部屋がつぶれています^^;
未だに手付かずの写真2枚から最後は家から見える風景を載せています。
半分は既存のままなので、将来に向けて地道に手をつけたいと思っております。ただ、家具2点は急遽作成しなくては…(キッチンチェストと TV ボード)

ここまでが現在の状態です。

Diatomaceous Earth

2010-07-17 23:26:57 | DIY
6月18日から壁塗りが始まりました。

できるだけ予算を削るために選択した一つに
「壁塗りは自分たちでする」
でした。職人さんの人件費を抑えて予算に反映させて工費を抑える作戦です。家族3人(2人と半分かな?)で取り組むつもりでした。
といっても私自身は土日にしか参加できません。

初日、建築士さんに妻が手ほどきを受け、6畳強の面積を塗っていました。妻曰く
「思ったよりも簡単」
だそうです。


しかしこの段階では、以後 襲ってくる出来事を予想することができない Amon でした。




塗っているのは「珪藻土



石膏ボードに直接塗っていくのですが、その前にボードとボードのつなぎ目に目地テープ(ネットテープ)を貼り、木ネジなどの凹みなどにパテで補修し、塗ってはいけない部分に養生テープをしたのが下記の写真です。



モルタルのようなキメでしたが、モルタルより遥かに軽い印象でした。

塗り方はモルタルと似たようになります。
パレットと呼ばれる木製(自分で作った)の台に持ち手がついている簡単な道具と、左官用のコテで作業します。

 青くなっているものがパレット。

左手でパレットを持ち珪藻土を乗せて、右手てコテを駆使して壁や天井に塗っていくわけです。

自分たちで珪藻土を練ると「粘度」がいまいちわからなくて「ユルイ」状態で最初は塗っていました。「ユルイ」状態で塗ると平らなパレットからすぐにこぼれてしまいます。そんな状態で塗ったものが下記の写真です。



床をご覧になるとわかりますが、こぼしまくってますw

いろんなことがありました。
最初の頃、娘は大張り切りで手伝ってくれていたのですが、娘用に作った小さめのパレットの半分が壁に。残りは床に…という状態だったのを私があまりうるさく言ったせいもあると思いますが、途中から手伝ってくれなくなりました。

反省しています。ハイ

塗った面積は、最終的には妻が6割、私が1割、残り3割は設計士さんという割合でしょうか。(自分で自分をフォローしますが、養生は私が7割、設計士さんが3割です。)

途中には妻からのリクエストで「キッチンの壁に鉄板がほしい」というのがありました。ようは現在冷蔵庫にペタペタ磁石で張っているプリント類を貼るスペースがほしいというものでした。イメージ的にはホワイトボードのような壁ですが、黒板のように壁に存在感をもってはイヤとのことだったので、どうにか自然な形でと思い悩んでいると…ありました。

マジックペイント
塗ると磁石がくっつく塗料だそうです。塗料の中に鉄粉が入っているので磁石がくっつく壁になるのだそうです。(決して塗ったところに磁力が発生するものではありません)

早速、通販で購入してヌリヌリ。塗れば塗るほど磁石のくっ付きがよくなるそうなので、3度塗りを想定して、面積を 1.5m×1m に決めます。



濃いグレーですが、皮膜は柔らかい感じです。保護と見栄えのために白いペンキを上から塗りますが、ここで珪藻土も白のため、できるだけ合わせる感じでペンキを選択します。

私が想定したのは、バックに濃いグレーがあるので白を塗ると若干、白が透けて薄いグレーになるのでは? と予想しました。


さて結果は…



失敗ですかね><


つづく

Before After

2010-06-14 20:44:53 | DIY
この前の土曜日に家の改築をされていた大工さんの全工程を終わられました。
まだまだ、完成ではありませんが、写真などを撮ったりしましたのでアップしようかな? と思います。

本来であれば、何も手をつけていない状態を撮影して、完成後を同じ場所から撮影すれば完璧なのですが、中の荷物を整理してから解体までに時間がなかったため撮影は解体してしばらくしてからのものとなります。素人撮影のためピントが一部あっていないものも含まれます。


通常通りこの blog に写真を貼り付けて説明すればよかったのですが、なぜか容量オーバーにつき、新しい方法でお見せしようと思います。
goo の新しい?サービスの「デジブック」を使いたいと思います。無料で 30 日間は公開してくれます。それ以降は勝手に削除されてしまいます。

30 日後にこの記事を読まれた方には大変申し訳ありませんが、そういうことなのでご了承下さい。

(結構、個人情報も含まれているのでこれはこれでいいかな? なんて思っている Amon です)



Flash で動くものなのでその辺はよろしくお願いします。
(今時 Flash が見れん人はおらんか)



Renovation

2010-06-04 19:57:33 | DIY
空を眺めると…いつも空想することがあります。

「アルカディア号」が空を移動している風景を空想してしまいます。

どうなんでしょう? この感覚。


皆さんお久しぶりです。今年も後、四週間あまりで半分を過ぎてしまいますが、ようやく blog を更新する気になった Amon です。お元気ですか?





自宅のリノベも後1ヶ月で終了しそうですが、いろいろ大変です。
もともとアパートの機能のある建物を一世帯が住めるものに変更するために3年の構想期間を経て、施工三ヶ月。長かった気がします。

築 40 年の箱を全面改装すると軽く1軒家が建ってしまう金額になってしまいます。かといってこの箱を解体すると家が半軒建ってしまう金額になる…。

そこで建築士の方と話し合った結果が、内部のみ半分弱リノベして、残りは施主(自分)でするという方法でした。


土曜日が休みのたびにリフォームしていただいている大工さんの手を止めさせる勢いで質問攻めにしまいた。
解体のこと、床・壁・天井の施工の仕方。

ましてやこの建物の材料には古材(建設当時解体された小学校の材料)が使われており、一本の梁ではなく古材をツイで一本にしてあるものとかが多くあり、リフォームをされている大工さんも苦労されたみたいです。

そんな建築物にネットの知識だけの素人が挑もうとしているのですから「無謀」という言葉がピッタリするくらい当てはまると思います。


現在は自分でする部屋の解体が終わったところです。次は材料の調達です。



好きな木工の延長線上のことなので、楽しくやっております。
また、気が向いたら写真付きで掲載したいと思います。

いや~、自宅でビフォーアフターを見てるみたいですw

Egoma Oil

2009-07-06 20:28:43 | DIY
ONE OUTS を見終わりました。

久々に面白いテレビ番組でした。
と言っても大満足ではなく、腹八分目くらい満足しました。キャラがたっていることもありますが、主人公が悪役なのは久々に見た気がします。

心理戦の野球アニメという新ジャンルでしたが、主人公やナレーションがいちいち説明してくれるので、あまり考えなくても見れたようです。私としてはもう少し考えながら見る方が好みなのですが、この辺が「腹八分目」たるゆえんでしょうか?w

内容はWiki公式におまかせするとして、あり得ないシチュエーションばかりなのに実際のプロ野球規約などを詳しく持ち込んで、さもリアルで現実味がありそうに演出されているところなどよかったですね。
後、監督やコーチ、解説者などは実在されている方をパロッてた見たいなのも笑わせてくれました。

皆さんにもお勧めできると思います。DVD も出ているみたいです。興味のある方、どうですか? などと宣伝から入っている Amon です。




昨日は久しぶりに深い傷をつってしまい、今痛い思いをしております。おそらく病院に行くと1。2針は縫われそうな傷です。(大げさになるので病院には行っていません)絆創膏で止血するのですが、傷にチョット触るだけで傷が開き血がなかなか止まりませんでした^^;
昔から切り傷は多くつくっており、全て絆創膏で止血して事なきを得ておりますが、運がよいのでしょうか?w その多くが傷跡として残っておりますが、人に見られると必ず「どうしたん?」と聞かれるので、いちいち説明するのも面倒なのでいつも「転けて出来た傷」と答えておりますw

今回もその部類に入る傷になりそうです。長さ1cm 位で深さが5mm 位あるでしょうか。傷がなくなってくれることを祈っておりますが、そうもいかないでしょうw


大好きな日曜大工で彫刻刀を使っていての出来事でしたが、その前に小刀を使っていて、かなり慎重に作業を進めていました。これで切ると本当に大変なことになりますので^^; その後の彫刻刀だったので、油断したのかも知れません。これからは慎重に作業をしたいと思います。


何を作っていたかは、完成した時にご報告させていただくとして、その作るための材料を偶然発見して昨日作る気になりました。

昨日の日曜日は家族で福富町にある「湖畔の里 道の駅」に遊びに行きました。自宅から 40 分くらいの距離でしょうか。ここは子どもが遊ぶための遊具が豊富で多くの家族連れで賑わっている道の駅です。こういうと失礼ですが、他の道の駅に比べると特産品はたいしたことはありませんw
ここに来るほとんどの人は特産品や産直市よりも子どもを遊ばせるためにやってくるケースがそのほとんどだと思います。私たちの家族もその例に漏れず遊びにやってきたのです。

午前中いっぱい遊び、持参の弁当を食べて昼からまた遊んでいると、雲行きが怪しくなってきたので後ろ髪を引かれる娘を説得して帰途につきますが、今度は妻からのリクエストで「きこりや」という木材屋さんに立ち寄ることになりました。実はこのお店を私は知っていたのですが、趣味に全く合わないので知らない振りをしていました。到着して展示品を一通り見て回っていると、意外な物を発見したのです。


「エゴマオイル」
そういえば、この福富町はエゴマの里などと言う場所もあったような気がしてきましたw

前々からスプーンや箸を作りたかったのですが、仕上げの「食用にもなるオイル」が手に入らず、断念していたところだったので、速攻で購入したのでした。
実際に探していたのは「クルミオイル」なのですが、食用と言うことでこのオイルを購入しました。

先程調べて分かったことですが、正式には「荏油(えのあぶら)」というそうで、
「荏胡麻(えごま)の種子から採取した乾性油。精製していないものは強い匂いがあるが、良質のものは家具の艶だしに使われるなど、日本古来の伝統的なオイル。桐油紙(とうゆがみ)の製作や和傘などにも塗った。「えのゆ」とも言う。」
だそうです。勉強になりました。



う~ん。趣味じゃない店でも一応見てみるもんですね。


ちなみに道中で恐竜を発見しました。
コンクリートで出来ていますが、結構リアルでしたw