Minstrel

流離が人生

Minstrel ~流離が人生 について

2199-01-14 14:21:00 | Weblog


MMORPGにはまっていた吟遊詩人のblog   日曜大工も紹介してます。(日曜大工ネタそれ以外の話題はこちら

現在、サボってまして 更新が滞っておりますが、よろしくお願いします。

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Unknow Title

2011-12-31 21:34:58 | Weblog
長い永い眠りからようやく覚めました。
一年間 御無沙汰をしております。

もうすでにここへ来られる方もいらっしゃらないと思いますが、細々とこれら再出発したいと思っております。

よろしくお願いいたします。




あっ、Oberin ですが、どうやらワイプされた模様です。6、7月にログインして以来 今月に至るまでほっておいた報いでしょう。すかさず新しくキャラをたてようと試みましたが、無駄な努力となり、これは神様が
「もう Oberin は卒業しんさい」
といっているのだと解釈し、これにて卒業させていただきます。
いろいろな方に遊んでいただきまして、この場を借りてお礼申し上げます。

Oberin 以外でもお付き合いしていただければ幸いと思っております。

これからもよろしくお願いいたします。

SPACE BATTLESHIP YAMATO - spoiler included -

2010-12-10 23:36:24 | Weblog
一年ぶりに映画(映画館で)を見ました。
映画館はいいですね。独特の雰囲気があって…

一年前に見た映画と同じタイトルというのも情けない話ですが…直前まで迷いました^^;
最後の最後(チケット売り場に並んで買う直前)まで迷いましたw
まあ、自分の順番が来て無理やり感はありますが…w


「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督が、国民的人気を博したTVアニメ「宇宙戦艦ヤマト」をSMAPの木村拓哉を主演に実写映画化。西暦2194年、ナゾの異性人ガミラスが地球に侵攻し、その圧倒的な攻撃力によって人類は絶滅寸前に追い込まれてしまう。5年後、生き残った人間たちは放射能で汚染された地上を逃れ、地下で生活していた。元エースパイロットの古代進は、放射能除去装置があるというイスカンダル星を目指して旅立つが……。(映画.comより)


見るために自分に言い聞かせたことがいくつかあります。

・これは「宇宙戦艦ヤマト」じゃない
・これは「さらば宇宙戦艦ヤマト」じゃない
・あくまで「宇宙戦艦ヤマト」を原作にした映画なんじゃ
・VFXに過度の期待を寄せちゃぁいけん
・デスラー総統は出てこんのんじゃけぇ
・スターシャも出てこんのんじゃけぇ
・斎藤が出てくるけど「さらば」や「2」じゃないんじゃけぇ
・森雪は生活班班長じゃないんじゃけぇ
・佐渡先生は男じゃないんじゃけぇ
・相原義一は出てこんのんじゃけぇ
・藪副機関士は出てこんのんじゃけぇ

そして何より
・アニメ「宇宙戦艦ヤマト劇場版」は失敗しとるんじゃけぇ
そう、あの「14万8000光年の旅」を2時間あまりに収めるのは無理!と証明させれている中、製作スタッフさんはどう料理されたのか…期待と不安でいっぱいの Amon でした。
(以降ネタバレ三昧なので、映画を見たい方はご覧にならないことをお薦めします)






まず、監督の「ヤマト Love」が伝わってくるつくりでした。
が、逆にそれが多すぎて、多すぎて、原作のまんまになってしまいましたね。(悪い意味で)

私が「原作とは違う」と予防線を張りすぎたのかもしれませんが、あまりにも同じなことに驚きました。
そうなると逆に同じにしたほうがいいのに…と思うシーンもちらほら
たとえば
ヤマトが地表から発進するシーンで島が
「宇宙戦艦ヤマト発進!」という復唱のセリフ。
「ヤマト発進します」の方がよかったのでは?
原作では一度も「宇宙戦艦ヤマト発進」のセリフはありませんでしたし。
一番強く思ったシーンでした。(一瞬ですがw)

そんな中、原作と設定を変えて違和感の無かったものがいくつもありました。

・古代進も島大介も新人ではなくベテランだった。
・古代進はかつて「チーム古代」のエースパイロットだった。そのチームに加藤や山本、森雪も所属していた。
・ガミラス、イスカンダルは地球人がつけた名前
・敵は自分たちをデスラーと呼んでいる。その敵は人型ではなくなり意思の集合体。(イデか)その特性を活かして良い意味で「一人はみんなのため、みんなは一人のために」を実践していましたね。
・佐渡酒造、相原義一の女性化
・アナライザーがカードになっていた! と思ったら、R2-D2 化していた!(かっこよかった)その代わり古代進にアムロの性格が含まれていたw(アナライザーをハロ代わりにしていた)
・沖田十三が嘘をついていた(原作では絶対に嘘をつかない性格だった)が、おかげで映画を見ている観客に原作には無い疑問を持たせることができた(が、展開が速すぎてあまり疑問になってないかも)
・放射能を除去するのは、コスモクリーナーD(装置)ではなく、イスカンダル(地球人がそう呼ぶ)自身の能力だった。
・原作のガミラス星とイスカンダル星は双子星ではなく、一つの星で、デスラーという種族とイスカンダルという種族に分かれていた。
・最後に生き残って退艦する人数はいっしょだがメンバーが違っている。

まだあると思いますが、思い出せません。
これは予防線のおかげでまったく違和感はありませんでした。逆に「沖田艦長の嘘」は物語の強烈なスパイスになり、面白かったです。


全体的にイスカンダル到着までのお話は「宇宙戦艦ヤマト」。イスカンダルへの上陸から終わりまでは「さらば宇宙戦艦ヤマト」をモチーフにしてあるストーリーでした。
特にイスカンダル上陸作戦はそのまま「さらば」のテレザート星上陸作戦そのままでしたが、多弾頭ミサイルの変わりをヤマト自身がやってしまいましたが、ここで度肝を抜かれることをされました。
これはワープ本場のアメリカ作品もやったことが無いことだと思いますが、惑星にヤマトが垂直に降下して突っ込み、ワープで地表激突を回避するという暴挙w


残念ながら、原作付きの SF 映画の欠点。人間ドラマに重点を置けないところは解決できていませんでした。どうしても SF 部分も存分に見せないといけないのでしょうがないのでしょうが、どちらかというと原作にとらわれずにその辺を解決してほしかったところです。どうしても人間同士の関係が浅いものになってしまいましたね。
特に真田志郎が古代進に向けて言う最後のセリフ。
「お前を弟のように思ってきた。」
これは初めてヤマトを見た方は??なところでしょう。それまでにあまりに真田さんと古代の絡むシーンが少なすぎました。
TVアニメでのガミラスが巡らせた宇宙機雷(デスラー機雷)除去作戦での古代と真田さんの交流から真田さんが人間味を帯びてきて、艦長代理になった古代が技術面、作戦面で頼りにしてきたり、親友古代守の弟ということ、14万8000光年を一緒に旅したクルーということがあいまって「さらば」での「お前を弟のよう」ゼリフに日本中のヤマトファンが涙したのですが、今回は失敗しましたね。

いろんなキャストの方がアニメと同じセリフや行動でオールドファンを喜ばせてくれた中で、唯一同じセリフ(名ゼリフ)を言わなかった人が…古代進。
肝心の主人公がアニメと同じセリフを言わなかったんじゃないですかね?

といろいろ書き連ねましたが、概ね良い作品だったんじゃないでしょうか。


が、

最近めっぽう涙腺が弱っている Amon おじさんなのですが、涙は一滴も出ませんでした。

House‐moving

2010-08-06 22:51:55 | Weblog
今日 FM ラジオからは「平和」の曲が多く流れてきています。
忙しい中「ながら聞き」をしております。
他の地域はわかりませんが、毎年広島ではこういう曲が多く流れてきます。


こんなことをいうとなんですが、いまち「ピン」とくる曲がありません。
歌詞はいいけど曲がね~…とか


そんな中で数年前に出会った曲がすごくよかったのですが、
なかなかみなさんに紹介できていませんでした。


三代目春駒さんという多くの肩書きをもつバイタリティーあふれる「アニキ」です。
彼を知ったのはラジオのパーソナリティをされているのをたまたま聞いたから。

mixi 内で、コメントしたりして私的にはかなり親しみを持っております。

その三代目春駒さんが作られた曲のなかに「その男ヨシオ」という曲があります。
原爆当日からの出来事を歌にされているのですが、暗くありません。
非常に前向きというか、若い方にも受け入れられる曲ではないかと思っている Amon です。




ようつべに他の方が歌っているライブ映像が上がっていたのでそれを載せておきます。

まあ、聞いてみんさいw



三代目春駒さんのオフィシャルHP でご本人の歌声の視聴もできます。(購入もw)


なんか今日はコマーシャルになってしまいましたねw
ちなみに今度の日曜日にお引越しです。

Japanism

2010-06-11 00:48:21 | Weblog
以前に考えていた妄想を忘れないうちに書き留めておきます。

10 年近く前に 9.11 が起こった後に見たアンケートでこんなものがありました。
「あなたが嫌いな宗教は?」

亜米利加で実施されたアンケートなので、当然「●スラム教」だろうと思って見てみると結果は圧倒的に「無宗教」でした。

日本人はよく「無宗教」の人が多いと言われていますが、
「わしらは嫌われとるんかのぉ?」
と思ったりします。


そもそも「無宗教」とは
1 信仰する宗教をもっていない
2 葬儀などで、どの宗教の儀式をしない
ことだそうです。

果たしてこれに日本人が当てはまるのでしょうか?
と、疑問に思った Amon です。




決して、何かの新興宗教の勧誘であったりはしませんので安心して読んでくださいw
私の妄想です。事実確認も何もしていません。


結論を先にいうと
「日本人のほとんどは…いや全員が生まれながらに日本独自の宗教にどっぷり浸かっている」
ということです。


生まれたら「お宮参り」に行き、各節目には「七五三」に行き、正月には「注連縄」をして「門松(今は簡易的な紙の門松ですね)」をして「鏡餅」を飾る。「初詣」に行って「願掛け」や「お払い」をし、「節分」や「七夕」「バレンタインデー」「クリスマス」などの季節の行事を行い、神社やお寺・教会などの「お祭り」に参加しています。
日常生活では、朝・昼・晩の「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」。食事の時には「いただきます」「ごちそうさま」。就寝時に「おやすみ」などの挨拶。数字や暦で「縁起」を担ぎ、困ったときには「手を合わせて」祈ったり、「神頼み」したりします。
結婚するときは「神前」「仏前」「教会」で式を挙げて、大切な人や自分のために「お守り」を用意したり、誰かが亡くなれば「神前」「仏前」「教会」方式で葬儀をして故人を送り出します。

まだまだあるでしょうが、今思いつくことを書きなぐってみました。お気づきになりました? 「 」内はすべて「神道」「仏教」「キリスト教」いずれかの宗教行為です。この「 」内のことを一つもしていない日本人はいないでしょう。


当たり前すぎたりて宗教行為だと思えなかったりして「無宗教」だと思ったり、いろんな宗教をごちゃ混ぜにしているために「節操がない」とか思われたりするかもしれませんが、それが「多神教」を根底に持っている日本人独自の宗教観なのかもしれませんね。


最後にもう一度いいます。
これは私の妄想です。何の検証もしていません。

The castle of the ogre

2010-06-08 23:41:12 | Weblog
私が住んでいる地域の近くの山に「鬼ヶ城山(おにがじょうざん)」というのがあります。

小学生の頃、学校の先生が教えてくれました。その時、無学な私は
「桃太郎があの山に来たんじゃぁ」
と思っておりましたが、年を重ねていくとなんとなく
「縄文時代か弥生時代にあの山に砦かなにかがあって、責め滅ぼされたんかのぉ?」
くらいに想像しておりました。

偉い学者さんの研究対象になるような山ではないので、いまだにはっきりした文献を見ることはできませんが、最近気になって自分で調べてみることにしました。


文献が無いのでそれに代わるものとして「地図」を見ることにします。
面白いことがわかりました。

山の山頂から南西の方角に「院内」という地域を確認できました。
院内とは「お寺の敷地内」と言う意味になりますが、最近ではあまりよい言葉では使われていませんよね^^;;  (院内感染とか…)

昔読んだことがある本で「院内」は別の意味があることが書いてあったのを覚えていたので、別の興味がわいてきます。


先々代の偉い人が「踏襲」を「ふしゅう」と読み間違えたのをご記憶の方もいらっしゃると思いますが、この間違えた方の「ふしゅう」とは漢字で「俘囚」と書きます。大昔の話(千年とか二千年とか前)、戦争で負けた土地の人を勝ったほうが労働力や技術取得のために無理やりつれてきた人々を俘囚と呼び、その人々を住まわせた場所を俘囚郷といったりしました。ひどい場所では戦前まで差別の対象になっていた土地もあるそうです。
ただ、すべてを「俘囚」と呼んでいたわけではなく、いろんな呼び名があるそうで、その中の一つに「いんない(院内・印内)」があるそうです。

この「いんない」には「封じ込める」と言う意味(印は押さえつける意、内は…わかりますよね)もあり、いつの時代かわかりませんが、ここに封じ込められた方々は(勝者から見ると)恐ろしい人たちだったんですね。ご丁寧に魔よけまで施しています。

その魔よけが「鬼ヶ城山」です。この集落の東北方向に鬼ヶ城山の山頂があります。東北方向とは「鬼門」の方角。通常では鬼門の方角に寺などを建立して魔よけにするんですが(東京の方にわかりやすく言うと、江戸城の鬼門には寛永寺がありますよね)、魔よけが「鬼」だなんて…よっぽど怖かったんですかね。(な~んてね。偶然かもしれませんね~)

ちなみに皆さんご存知の方も多いと思いますが、「鬼」のイメージ(鬼が実在じゃないとしての話)はどこから来たと思いますか?
などと久々にクイズを出している Amon です。




答えは「干支」

わかりやすくいうと、皆さん時計の文字盤を見てください。12時を「子(ね)」から順に干支を当てはめて、その12時を北に合わせてください。
鬼門の東北はどの干支になるでしょうか?

答えは「丑(うし)と寅(とら)の間」になります。
「鬼」のイメージは…丑のような角を生やし、寅の腰巻をしている。そんなイメージじゃないですか?(何故金棒を持っているかは知りません><)

The night of the end of the year.

2009-12-31 23:12:44 | Weblog
後一時間足らずで今年も終わります。

大晦日に記事をあげると今年を振り返ったりするものですが、私の性格からすると振り返ったりしていると後悔ばかりが先行してしまいそうなのでやめて起きます。

とりあえずは今年やり残した事を来年しっかり抑えていくことを心がけていきたいです。
今年お世話になった皆様、ありがとうございました。

この blog をご覧になってらっしゃる方。
来年もよろしくお願いいたしますと思っている Amon です。




今年この blog でやり残した事がひとつあります。
マイミクの方はご存知だとは思うのですが、一ヶ月前の出張のことを記事にしようと写真を途中までアップして止まっていることです。
結構な量の写真のため、途中で止まってます。

一ヶ月たって記憶もだんだんと薄れてきています。来年早々には記事にしようと思う年末最後の夜でした^^;

The Last Samurai

2009-12-27 01:08:13 | Weblog
今、チャットをしながらこれを書いてます。
obe の皆さんお元気そうで、何よりです。
ようやく再会できた感じがしますw

昨晩、テレビで「ラストサムライ」の終わり部分をちょこっと見ました。
一度見ていたはずなのでストーリはわかっていましたが、あんまり好きじゃないんですよね…この映画。
そもそも「武士道」って言葉自体が好きじゃなくて…

その割には Guild は? って突っ込みは無しということにして頂きたい Amon ですw




皆さんが「武士道」と聞いて思い浮かぶものは…
「武士道とは死ぬことと見つけたり」
だったりしません?
この映画もそれを大いに反映しています。

それが気に入らなかったりするんですが…この「武士道とは死ぬこと…」は江戸時代前期から中期に入るくらいのときに書かれた「葉隠」という書物に出てくる言葉です。

全巻読んだことはないのであまり詳しいことはいえませんが、鍋島藩のある方がしゃべったことを書物にしたものらしいですが、時代が江戸時代前期の反乱なども終わったころの方が語った
「昔はよかった」
の部類なので、どうしても馴染めなかったんだと思います。

平和な時代になり、武士が堕落しているとその方の目には映ったんだと思います。前時代(戦国時代)の武士はよかった。あのころはこうだった…的なことみたいですが、疑問が残ります。

果たして戦国時代の武士が「武士道とは死ぬことと見つけたり」と思っていたのでしょうか?
それよりは「武士とは如何に生き残るか」だったように思います。

私の拙い知識ですが…
戦国時代の武士は「如何に有望な主君に仕えるか」「如何に優秀な部下を雇うか」だったはずです。逆に言えば、優秀でないと判断した主君からは簡単に離れていくのが常だったことのようです。現代に近い形だったのかもしれません。主従の関係は「契約」によって成り立っていた。部下は如何に武功をたてるか。主君は如何に褒美(土地)を与えられるか。にかかっていたはずです。

残念ながら戦国時代を表した書物はほとんど江戸時代に書かれたものです。
江戸幕府は戦国気風を無くすために儒教を基本とした朱子学なるものを武士の基本としたため、主従関係は絶対、裏切りは悪となり、主君を殺害したり、味方を裏切ったりしたものはよく書かれていません。代表的なのが関が原での小早川さんですよね。

彼はこの関が原での寝返りで精神的に病んだとか、発狂したとか言われています。時代劇でも彼は弱い人間として表現されていますが、秀吉の時代には勇猛さで知られた武将でした。

横にそれましたが…江戸時代、文化は花開きましが、武士道とは無くなった時代だと思います。逆に「武士は食わねど高楊枝」などと儒教に基づいた「商業は悪」的な考え方が武士の間で広まり何もできない武士を量産した時代、それが江戸時代なんだと思います。


アメリカでもこの「武士道とは死ぬことと見つけたり」が賛美されているそうですが、騙されてはいけません。映画「ラストサムライ」の最後。死を望んでいた主人公がどう描かれているか。それがアメリカ人の解釈です。

私もそれには賛成です。

Space Cruiser Yamato: The New Voyage

2009-12-19 06:55:29 | Weblog
ヤマトづいてます。

サントラ第一弾を買ったのをきっかけに、映画を初日の一本目に見に行って、そして今回サントラ第二段を買ってしまいました。

改めてヤマト Love な自分に驚いてます。

親父に
「面白そうなマンガやっとるでぇ~」(当時はアニメ・漫画共に「マンガ」といっていた)
と誘われて以来、「ヤマトよ永遠に」まで熱心なファンだっとように思います。いつの間にかアニメーション自体を見なくなり、気が付いたときには「完結編」は終っておりましたが、LD BOX までそろえてしまっていた Amon ですw




映画の内容は控えさせていただきますが、残念なことが2つ。

一つ目は、効果音の変更。特に「爆発音」「ヤマトの主砲の音」「波動砲の音」が面影もなく変わってしまっていたこと。もし目をつぶって映画を聞いたら「ヤマト」とは気が付かないと思います。

二つ目は、音楽に新曲がなかった(これは私の誤解で後で説明します)こと。特に音楽が好きだった私にとって、シリーズそれぞれの音楽があり、それをバラバラと使われると、昔の方の映像が頭の中に浮かんでしまう現象が映画鑑賞中に起こってしまいました><


映画の感想は「よくも悪くも『ヤマト』だったなぁ~」と。
…………う~ん、語りだすと限がなさそうなので感想はこの辺で……。


さて、今回の主題は「宇宙戦艦ヤマト 復活篇 オリジナル・サウンドトラック・アルバム」についてです。
映画を見て新譜が無いと思い込んでおりました。が、たった1曲半ありましたw

全16曲、以前の曲抜き出し1曲。編曲・再演奏が7曲。クラシックからが6曲。新曲2曲です。

一曲づつ感想を…

1. 無限に広がる宇宙

タイトルを見て「無限に広がる大宇宙」の間違えだと思いましたw この曲は「交響組曲宇宙戦艦ヤマト」の序曲の抜き出しでした。川島和子さんの天使の歌声による「ヤマトの宇宙感」を非常によく表したいい曲です。

2. カスケードブラックホール

この曲はクラシックで、マーラーの交響曲第2番「復活」第一楽章だそうですが、私はこの曲を聞いたことがありませんでした。曲単体であれば、よい曲だとは思いましたが、ヤマトの「遊星爆弾」「白色彗星」「重核子爆弾」「惑星破壊プロトンミサイルを打ち込まれた太陽」「アクエリアス」に並ぶ今回の障害「ブラックホール」の曲にしては…大人し過ぎ!

3. 古代の帰還

映画鑑賞中、最初に映画とは違う映像が頭に過ぎった曲です。元曲は「新たなる(宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち)」の「別離」という曲。私の頭の中には、守とスターシャと赤ちゃんのサーシャが別れるシーンが浮かんできていました。…が、不思議なもので家に帰り「新たなる」を聞きなおして、今回のこの曲を聴くと…ちゃんと古代進が乗る「ゆき」の映像が出てきましたw 再演奏ということで微妙に違うんですよね。今回の古代の哀愁が漂っていい選曲でした。

4. 若者たち
この曲は「新たなる」の「ヤマト新たなる旅立ち」という曲の一部ですが、本来は歌詞付きの曲です。映画鑑賞中、この曲に合わせて私の頭の中で
「ちきゅうは~いつしか~たたかい わす~れ…」と歌っておりましたw

5. 氷塊に眠る

この曲は「ファイナル(宇宙戦艦ヤマト完結編)」の「ヤマト葬送のテーマ」だそうですが、私はこのタイトルを知りません。このころのアルバムは漁ってまで集めておりませんので、よく知りません。が、私が持っている「ファイナル」のアルバムでは「ヤマト悲愴なる出撃」の一部だと思われます。前半は男性コーラスで、後半はオーケストラになるのですが、今聞いても「ファイナル」しか思い浮かびません><

6. ヤマト発進

これはいわずと知れた「さらば~ちきゅうよ~たびだ~つ ふねは~」を THE ALFEE が新たに歌っている曲です。前半は今回このアルバムの編曲者 山下康介氏のオリジナリティを感じた曲でした。THE ALFEE の歌うヤマトは…軽すぎる気がしました^^; 発進シーンはやっぱりオケが一番ですね。

7. 戦火の渦へ
この曲は2部構成になってます。前半部は「新たなる」より「新コスモタイガー」の編曲「2009バージョン」。旧来の曲のままですが、もともとテンポが良い曲をさらにテンポよくした感じで、楽器の選曲とともに良い曲だと思います。後半部にようやく新曲(おそらく)が入ります。副題に「ヤマトの戦い」とありますが、とても戦闘中の曲には聞こえません。ですが、戦闘中の曲と思わずに聞くとそこそこの曲だと思います。山下康介氏がんばれ!

8. フライバイ・ワープ
この曲は「ファイナル」から「驚異のニュートリノビーム」という曲をそのまま持ってきたもので、アクエリアスをワープさせるためにビームを発射していた時の映像しか思い浮かびません。残念な選曲です。

9. アマール
ここからクラッシックの曲が続きます。私はこの曲は「何処かで聞いたなぁ~」程度だったんですが、チャイコフスキーの「スラヴ行進曲」という曲でした。惑星というか国というか、そのイメージに使われていますが、もともとこの曲に色が付いてない(私が)ので、すんなりと受け入れられました。

10. ゴルイ
これもクラッシックですが、聞いた瞬間にベートーヴェンだとわかりましたw が、曲名までは思い出せません。(というより知りませんでした)「エグモント序曲」という曲だそうですが、これも色が付いていなかったので、すんなり受け入れられました。

11. 女王イリヤ
このクラッシックはまったく知りませんでした。ショパンの「ノクターン#1」だそうです。劇中どこに使われたかも思い出せません><

12. 未来への戦い
これは有名(私の中で)なベートーヴェンの「月光」。ですが、曲のタイトル「未来への戦い」というイメージでとらえると「どうなの?」と言わざるをえません。というか私の中ではイメージがあったので、余り受け入れることができない曲でした。

13. SUS大要塞
これもクラッシックでグリーグの「ピアノ協奏曲イ短調作品16」。ピアノ協奏曲ということでピアノがメインで使われます。非常にわたし好みの曲です。が、「さらば(さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち)」でのガドランティスから出てきた超巨大戦艦的なシーンで劇中使われたのですが…出だしはイメージは良かったのですが、途中から全然合わないと思いました。良い曲だと思ったのですが残念です。

14. 「復活篇」のためのシンフォニー
この曲はヤマト胎動編「我が心の不滅の艦」BGM となっているのですが、全然知りませんでした。調べてみると 1994年に「ヤマト・我が心の不滅の艦(ふね)-宇宙戦艦ヤマト胎動篇-」というドキュメンタリービデオだそうで、「YAMATO2520」のためのものだったそうです。知りませんでした。ヤマトらしい曲ではありますが、これから聞き込んでいきたいです。

15. メッツラー
ようやく1曲まるまる山下康介氏による作曲の曲です。ヤマトの曲としては申し分ないと思います。タイトルから「メッツラー」というキャラの曲ですが、イメージが難しかったのか、劇中では効果的な曲ではありませんでした。山下康介氏がんばれ!

16. この愛を捧げて
これも新曲ですが、こちらはシングルカットされる THE ALFEE の高見沢俊彦による作曲です。「さらば」の時の沢田研二、「永遠に(ヤマトよ永遠に)」の時の布施明の域は出ていません。高見沢俊彦ということでロック調なつくりですが、エンディングテーマとしては激しいかな~と思っていました。しかしスタッフロール後に表示された文字を見た後ならこの曲がしっくりくる感じでした。(すいません。ネタバレになるので何があったかは伏せます)


以上つらつらと書き連ねましたが、これから聞き込んで「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」の曲にするものだと思いますので、しばらく聞き込みますw



(あくまで私の現在の情報を元に書いたもので、間違った情報などもあるかと思いますが、私の意見ですので…アシカラズ)