Minstrel

流離が人生

We went to the forest park.

2009-06-12 23:33:18 | DIY
忘れていましたが、このあいだの日曜日に広島市森林公園に「親子木工教室~テーブルを作ろう!」にいってきました。ちゃぶ台作成依頼していただいたご家族よりお誘いを受けたのですが、誘っていただいて嬉しかった Amon です。

この広島市森林公園は広島の中心街から結構近い山にありますが、逆に私の住んでいるところからだと程よく遠くにあります。まぁ、私が住んでいるところが森林公園のような場所ですがw
私は5、6年ぶりに来園したのですが、妻と子どもは2週間ぶり(幼稚園の遠足がこの公園だったので)なのでかって知ったる…状態でした。



木工教室はスプーン作り以来ですし、本格的かどうかはわかりませんが、テーブルを作るとなると結構作業が大変そうです。

会場(野外)で受付を済ませるとある程度切りそろえられた杉材とコーススレッド(木工用ネジ)、曲尺(かねじゃく、指矩(さしがね)ともいう。L型のものさしのようなものです)、ノコギリ(おそらく縦挽き用)、さらに作り方をプリントアウトした用紙を渡されます。
森林公園主催ということで森林に関係した「間伐材を利用して」がコンセプトでしたので、材料としてはそんなにいい材料ではありませんでした。

節や割れが結構あり、木工が良く分からない人だと割れた材料を天板に使ってしまいそうな様子でした。が、作り方を教えてくださる講師の方(おそらく林業関係の市の職員の方だと思います)が親切に教えてくださるので、ぜんぜん木工をやったことがない方でも作れてしまうようなものでした。

最初にすでに 900mm にカットしてある材料に 640mm・550mm に墨付けします。が、曲尺は 500mm しかないので、皆さんどうやって 640mm を測られたのでしょうか? 正解かどうか分かりませんが、一応 900mm が分かっているので引き算で一本墨付けして、後の材料はそれを基準に墨付けしていきました。ノコギリはまだ、子どもには早いと思い、木ネジの取り付けの部分のみ親子協力して作りましたw
お友達家族の旦那さんにもアドバイスしたり、世間話をしながら設計図通り作成していると…



出来上がりました。

教室に参加してこんなことを言うのもなんですが、私の趣味ではない作品になってしまいました^^;
ただ、2時間チョイでこれだけのモノが作れるのなら、良しとしましょうw

あ、後、はじめて「グラインダー」と言う電動工具を使いました。HC などでは必ず売ってある電動工具ですが、使い道がイマイチ分からないので今まで見向きもしていませんでした。使ってみて…やっぱり私の作業には必要ないことを再認識しましたw


その後、お友達家族とお弁当を食べて公園を満喫した、いい一日でした^^

Japanese torreya

2009-05-18 00:16:14 | DIY
日曜大工に興味を覚え本格的にはじめて1年になろうとしています。
記念にダイニングチェアを作成しようとしておりますが、先に子供用の椅子に切り替えてしまい、運が悪くそれ以来あまり時間が取れなくなってしまい悶々としておりますw


私が興味をそそられている「日曜大工」の主流は「木工」で金属加工やガーデニングには手を出してはおりません。その木工をするための材料になる「木材」にも興味をそそられてきておりますが、なにぶんこのご時勢で地球環境などと深い関係があり、「木材」の価値は上がる一方です。今は安い SPF 材もいずれは手が出せなくなるくらい高騰する可能性もあります。国内で主流な「杉」もほとんどが輸入材で国内の材料は結構高かったりします。

最近住宅メーカーなどが言われている「家を建てるところの木材を使う」などが実行できる方は大金が払える方のみだと思います。

って話が反れましたが、基本的に私が作る作品程度なら SPF 材や杉などで十分なはずなのですが、木材に興味が湧いてくると「銘木」といわれるものを使用した作品を作ってみたくなったりします。小さい作品なら良いのですが、椅子やらテーブルなどでは出来た作品の材料代だけで数万円もしてしまうことになります。

毎月のお小遣いから捻出している身にとって、そんな金額を一度には投資できる訳がない Amon です。




広島に東急ハンズがあり、いろんな種類の木材を売っていますが小切れの材木でも数百~数千円したりします。小切れでですよ!  とても買う気にはなれません。銘木屋をめぐって端材などを購入したりしましたが、やはり何かを作る材料としては小さすぎます。

いろいろ考えていたのですが、あるときネットオークションを何気に見ていると囲碁・将棋盤が激安で取引されているのを見てしまいました。
ネットでものを買うことに抵抗がある私にはムリですが、いいヒントになりました。
「リサイクルショップなんかに行けば囲碁盤なんかは安くおいてあるじゃろう」
と目論みます。
が、そんなに甘いものではありません。常時置いてあるものではありませんでした。しかも状態が普通なモノだと4、5千円はするそうで、高いです><

次に考えたのが、これもリサイクルショップになるのですが、普通のショップではなく古民家などから引き取ってきた建材や石、瓶などを売っているお店があり、今までは木材に関しては注意してみていなかったので改めて見てみることにしました。

すると雨ざらしにされた見るからにボロボロに将棋盤を発見。かなり悩みましたが500円という値段にもつられ購入しました。



見るからにボロボロです。写真では細かく入った亀裂が分かりにくいですが、盤全体に細かい亀裂が入っています。

それでも芯のほうは正常かもしれないと一分の望みを託して切断してみると…



鮮やかな黄色をした木肌が出てきました。しかも劣化しているのは表面のわずか 0.1、2mm 程度です。多少亀裂が食い込んでいますが、亀裂を手で裂こうとしてもビクともしません。



とりあえず二切れとりましたが、まだまだ取れそうです。それよりもこの将棋盤を挽き割っているときに漂ってくる香り。

初めての香りです。

いい香りです。

早速この木材が何の木なのか調べます。結構高かった「木工大図鑑」を紐解きます。そんなに知識のない私の判断ですが、調べた結果この木は「カヤ」だと思われます。

木肌の特徴、色、香り、さらに将棋盤という条件から導き出しました。結構高級材らしいです。

これで何を作るかはまったく考えておりませんが、今後も木材集めに懲りそうですw


ちなみに最初の写真ですが、左1/3ぐらいのところに切れ込みがありますが、正直ぜんぜん期待していなかったので切る前の写真は取っていませんでした。切ってみてビックリしたというのが正直なところです。

Chair afterwards.

2009-05-13 02:24:03 | DIY
「オレは夕焼けが嫌いだ」

といったのは TV アニメ「宝島」のシルバー船長。
たしか夕焼けの美しさで人々を寄せ付け暗黒の夜にいざなうから…的な内容だったとおもいますが、小学生だった私は以前から寂しい夕焼けが嫌いだったのですっかりシルバー船長のその言葉に感化され、大人になった今でも「夕焼けは嫌いだ」とほざいている馬鹿な大人ですが、そのイメージにピッタリくる曲を学生時分に見つけのです。

TV アニメ「スペース・コブラ」のサントラに収められている「Twilight」という曲だった。故羽田健太郎氏が作曲した曲です。
夕焼けの哀愁を前半で表現して中盤から夜の雑踏を表している秀作だと私は思っています。

音楽もすばらしかったが出マジックが散りばめられた演出も良かった。
あの漫画の原作を劇場版と TV 版ともまったく違う作品にしてしまった出統氏の演出は本当にすばらしかった。
もう一つ TV 版ですばらしかったのはコブラの声をされた野沢那智氏の声がまたたまらなかった。
表現は悪いが「唾をすする音」が私にとっては一番の魅力だった。原作の初期のコブラは普段がドンくさく描かれているが、TV 版ではどこかクールさを残したズッコケぶりに演出されている。その表現の一つに「唾をすする音」があるように思います。

よく考えると「宝島」も「スペース・コブラ」も出統氏の演出だ。当時は気がつかなかったが私は「彼の演出が好きだったんだ」と改めて気づかされました。

最新版の「COBRA THE ANIMATION」では終始クールに描かれているし、若干年齢を感じさせる野沢那智氏の声にほんの少しがっかりしたが、寺沢武一氏の希望通りの原作に忠実なアニメに仕上がって、これまたほんの少し良かった。

と帰宅途中に聞いた「Twilight」からこのネタを考え付いた Amon です。




前回完成した椅子の座り心地を娘に聞くと
「前の椅子のほうがいい」
といいます。

前の椅子とは丁度1年前に作った…というより HC で買ってきた踏み台にコロを付けただけの椅子のことです。

「何で?」
「前の椅子は動くから」
だそうです><

ただ、その後の言葉で私は混乱します。
「でもね、新しい椅子も大事にするよ」


一年前の自分の作品(しかもコロを付けただけの作業)に負けたことを悲しめばいいのか? それとも気遣いが出来るようになった娘を嬉しがればいいのか?

親父って難しいですね。


ただ、自分本位で作っているということがわかっただけ良しとしましょう。
ユーザの声に耳を傾け、使う人のことを考えながら作品を作らないといけないということです。



現在、新しい椅子はドールハウス置き場になっており、右にあるのが「前の椅子」です。
(実は「新しい椅子」は「前の椅子」に座面の高さをピッタリに合わせて作成しておりました^^;)

A chair made of mortised together.

2009-05-06 23:02:52 | DIY
一昨年流行した「GW(グリーンウィーク)」は今年は一切聞くこともなく今までの「GW(ゴールデンウィーク)」に戻っておりますが、皆さんは満喫されましたか?

私は ETC 割引による渋滞や新型のインフルエンザを考慮して遠出は諦め、近場の動物園のみで後は日曜大工三昧しておりました。

以前から構想を練っていた「シンプルな椅子」にいよいよ着手することにしたのでした。
材料は 2×4、6F が1本、1×4、6F が1本、2×6、3F が2本です。
2×6 だけ 3F でしかも2本… 6F 1本で済むじゃないか。とご指摘を受けそうですが、何故か 3F 2本より 6F 1本の方が高かったんです… 2×6 と 2×10 が…どうしてでしょうか?(笑)


椅子の特徴としては「接合部分のほとんどをホゾ継ぎで組む」「背もたれ部分を斜めにする」かな?

まずは材料の切り出しから始めて順調に進み全部の材料の切り出しが終わったところで、ふと目に入った切り出し終わった 2×6 の残骸を見て
「これなら子ども用にもう一脚分取れそうじゃの」
と思います。

よく考えるとこの GW 中に子どもの日がきます。

予定を変更して「娘の為の椅子」に計画変更してしまった Amon です。




急遽予定を変更するとやはり材料が足らなくなります。
座面分の材料が足りません。が GW の中日に近くの HC が 1×4、6F を 158 円の安売り!
しかし不安がよぎります。GW 初日にその HC で材料を買っているのです。そのときは 198 円でしたが、ほとんどが反っていたり、歪んでいるものばかりでまともなモノがほとんどない状態でした。が、安売りするのだから在庫なりを補充しているだろうと楽観して行くと…残念ながら数日前に私がまともな材を探すために動かしたままの状態でした(笑)
歪んでいるモノは論外ですが、反っているものの中でもまともそうなのを5本選んで買ってきました。(1本あれば良いのですが、安さに釣られて買ってしまいました)


切り出した材料は…写真を撮ったつもりでしたが、撮ってませんでした><

ホゾ部分(オス)はトリマー台でササッと作りました。
で、以前は記録していなかったホゾ穴のあけ方を記録します。



作る材料として、「ドリル」「ノミ」「玄翁」そして新兵器「角ノミ盤用のビット」を使用目的とは異なる方法で使用します。このビットは本来は中にドリルがセットしてあり、角ノミ盤にセットして中のドリルが穴を開け回りはビットで四角く切り取られるシロモノです。



まず墨付け。作ったホゾ(オス)よりほんの少し小さめに墨付けします。

   

おもむろに角ノミ盤用のビットを墨付けした線のほんの少し内側に合わせて打ち込みます。(最初はこのまま打ち込んで穴を開けるつもりでしたが思うほど刃が入っていきませんでした。)



次はドリルで先ほど印を付けた部分からはみ出さないように穴を開けます。ドリルビットに緑のビニールテープを付けていますが、穴の深さを同じにするための印です。
ここまで来ると後はノミと先ほどの角ノミ盤用のビットを使ってきれいに穴を成形するのみです。



完成。プロには到底及びませんが、私としてはきれいなホゾ穴が開いたと思っております。
この調子で 18ヶ所ほどホゾ穴を開けます。


次は座面ですが、以前からダボ継ぎを記録しておりませんでしたので今回は記録したいと思います。



ダボ継ぎする材料4枚。接合部分3ヶ所にダボを施します。この段階で接合する材料の順番を決めマーキングしておきます。ちなみに左端の材料とその隣の材料とに段差が出来ておりますが、若干材料が歪んでいます。継ぐときに修正したいと思います。



今回使用するダボは 6φ×30mm で、ドリルビットには 16 mm の刃先を出した状態でセットします。
で、適当にこのくらいの材料であれば2ヶ所のダボで十分と判断(素人判断)して印を適当に付け穴を開けます。



開いた穴に「センターポンチ(6mm)」をセットします。形は隣に転がしてあります。



最初にマーキングしたモノに従い隣になる材料をセンターポンチの付いた材料とあわせて押し付けます。



そうするとポンチで印が出来ます。そこを中心に再びドリルで穴を開けます。



穴にボンドを…とここで失敗しました(笑)
ボンドがドバッと出てきてしまい、急遽2枚同時に継ぎますw



本来ならここでクランプで圧着している写真を掲載する部分ですが、撮り忘れました>< 接着が終わった状態です。(緑色は気にしないでくださいw)
左上の歪みの修正は上手くいきましたが、真ん中下部の接合はダボ穴のズレで段差が出来てしまいました^^; (やっぱりヘタですね)



座面を成形して塗装した状態で完成です。



さて、いよいよ組み立てです。

    

左右の部品からそれぞれ組み立てていきます。

次に組み立てた左右の部品を合体します…が、一番苦労した部分です。
やはり素人木工人 Amon のすることです。かなり歪んでいまして、修正しながらの合体となりました。

クランプでの圧着が不必要な位ホゾがキツ目に接合されているのですが、歪み修正も含めてクランプで圧着しております。しかも前脚部分の上部のホゾ穴の上部が破壊されております><
上部との隙間が3mm しかなかったのもありますが、下手糞ですねw
隠れる部分なのでそのままにしておきます。

  

座面の接合はダボ継ぎにします。ダボ穴を8ヶ所開け、センターポンチをセットして、座面を接合。





で、

   

完成。

背もたれの部分に子ども向けの仕様として顔を表現してみました。座面と背もたれ部分を緑にしてその他は全て白にしてシンプルさを出したつもりですが、上手くいってますかね?

I put a chair in the entrance.

2009-04-06 12:44:08 | DIY


毎年、とある処に鎮座している桜を携帯のカメラで撮影しているのですが、今年も見事に咲きました。結構老齢な桜の木なので内心心配しています。
っと思っているのは私だけでおそらく私より長生きするのでは?


話は変わって先週、妻と娘が妻の実家に里帰りしてまして一人暮らしを満喫していたのですが、日曜日の夕方に帰ってくることになり、その日の晩御飯を用意しました。っといってもカレーなので超簡単料理。

妻が作るカレーは大人向けが基本で、娘のために妥協して「中辛」が我が家の味なのですが、それでも娘にとってはカレーは「辛い」のだそうで、機嫌が悪いときなどは辛さを理由に残そうとします。

ズルくもここで一計を案じます。
「甘口のカレーを作って娘に『パパのカレーはおいしい』と言わせちゃろう」
と悪巧みを考えます。
妻にとっては「卑怯」な方法ですが、見事に成功したことを喜んでいる Amon です。







今回の日曜大工は両親から頼まれた玄関で使用する椅子の作成です。

身内から頼まれたというわけで、結構たまっている端材で作成することにします。

ホームセンターに行くと必ず端材置場をのぞき使えそうな材料を安価で仕入れてためていたモノや今まで作成してきたモノから出た端材を使用します。



座面になる部分をダボ継ぎで作ります。

毎回このダボ継ぎの説明のためにカメラで撮影しなければと思いつついつも終わった後になって思い出しますが、次は必ず撮影しようと思います。



これが今回の切り出した部品になりますが、「手すり&肘掛」になる部分の材料をこの時点では忘れてまして、写真にはおさまっておりません^^; 




脚になる部分の接合中。
迷った部分なのですが、ホゾ継ぎで座面と接合した方が良かったのかもしれませんが、脚になる材料の強度が心配だったためボンド&木ネジでの接合にしました。


今回も木ネジ隠しを施します。
自分のためのメモを画像付で…



ダボになる材料と同じ寸法の穴をあけ、その中に木ネジを埋め込む形で入れます。



その穴にボンドを少量入れます。
多めに入れても後ではみ出す量が増えるだけなのであまり多すぎないようにします。



ダボになる材料をその穴に差し込みます。
この材料と穴がゆるくても材料がボンドをある程度吸収して膨張するために気にせづ進めます。



私はここですぐに切断してしまいます。アサリのないノコ(ホビー用の精密ノコなど)で切断。



しばらくボンドが乾燥するのを待ってサンディング。で、完成です。

計12ヶ所に施しました。



今回、初めて水性の着色ニスにチャレンジします。もちろん色は「ウォールナット」。
木地調整は材料の段階で済ませていたので、完成後即塗装にはいります。



一回目の塗装ですが、ここで疑問にぶつかります。
写真は塗装したばかりの状態ですが、少し紫色になっているのがお分かりいただけると思いますが…



それもそのはず、塗料自体が紫色です。

「これでほんまにウォールナットの色になるんじゃろうか?」
と思ってしまいますw



その不安も数分後には解決します。乾燥するとこげ茶色になりました。
二度目の塗装をして完成。




今は実家の玄関に鎮座しております。


Low dining table Part.5 -The last process-

2009-03-21 08:33:19 | DIY
オイルを塗ったのが先週の日曜日、その3日後の水曜日に気になっていたことがあったので確認を深夜にします。

テーブルとして正しい状態で乾燥させていたので、脚の底の部分が畳に密着して乾燥していないんじゃないか、と気になっていました。 が、何の問題もなく乾燥が進んでいるようでした。

 

が、別の問題が発生していました。

前回の工程で2度目の塗りの後にサンディングをした削り屑が本体と密着していました><
触るとその部分はザラザラとした感触で、せっかく木地調整した意味が…><

何とも失敗だらけの Amon です。





前回お伝えできなかった天板と脚部の接合部分の穴ですが、こんな感じです。



今回は見えない部分ですが、これが見える部分に使用しても金属が見えているよりはアクセントになっていいのでは? と思っております。



さて、昨日(金曜日)に最終段階に入りました。

最終的な仕上がり色は「茶色系」を目指していたのですが、余っていたオイルフィニッシュ用のオイルは「ナチュラル系」の色。つまり油特有の薄い黄色。着色するのには次の「ワックス」で着色するしか選択肢がない状態でした。(後から考えると他にも方法はあったんですが…^^;)

そこで購入していたものが「ワトコワックス ダークウォールナット」。イメージよりかなり濃い色を購入しました。


初めてのワックス仕上げとあってどれほど着色できるのか不明なため、思い切って濃すぎるぐらいの色の選択です。


さっそくワックスを…
と、失敗していた木地調整をします。触ってザラザラする部分に 400 番のサンドペーパーを当てていきます。折角の塗装がはがれない程度に…… と思っておりますが、ほぼ透明なのでよく分かりません^^;

部分によっては頑固に密着しているので平滑にするのに手間取りましたが、1時間かけてスベスベになりました。


いよいよワックスを塗ります。ウエスに少し付けてみて塗りこんでみます。が、思っていたような感触ではなく、何か金属の上に塗っているような感じでワックスが染み込むような感触はありませんでした。

と、いうことは色がのらない(つかない)ということです。ほとんど黒に近い液体を塗っているのにいまいち白っぽい木地は少し汚したようにしかなりません。

塗りながら
(これじゃったら何でこのメーカーのワックスには8種類も色の種類があるんかの? あんまり意味がないじゃないか…)
と思いながら作業してましたw


塗り終わったら少しおいて、ムラムラだらけの塗装をふき取り乾燥させて、2回目も同じ工程を踏みます。


天候も良かったこともあり1時間乾燥させて、きれいなウエスで磨くと…完成しました。

 
(全然色がついてないじゃないか…ってなツッコミを入れられそうな仕上がりです^^;)

作業をしていた私だけがわかる程度の色しか付いてません><

これを初めて見る人なら木の色のままだと思うでしょうw
ただ、木肌はツルツルで(ワックスを塗っているので当り前か…w)さわり心地もいいです。気に入ってもらえるといいな…(遠い目)


初めてのこともあり失敗して当たり前なんでしょうが、これを糧にしたいと思います。

方法的には、オイルフィニッシュ+ワックスの時にはオイルの方で色を付ける方がいいのか、あるいはステイン(油性)を間に入れるのがいいのか。何かの機会の時に試したいと思う今日この頃でした。


金曜日は先方の都合が悪かったため、本日(土曜日)に引き取りに来てくれるそうですが、私は仕事なので相手の表情が見れませんが、安心しているような…残念なような…複雑な気持ちです。

Low dining table Part.4

2009-03-16 08:11:09 | DIY
しばらく前に違うネットゲームを始めて…1ヶ月くらい経つのかな?
最初の3日間しかやってなくて、戦闘方法が面白くなかったのでそのままにしてました。

金曜日に知り合いがこのゲームをされている事が発覚。で、鯖はというと…覚えてません>< で、その夜から再び再開したのですが…っと、浮気性の Amon ですが、チョコットのつもりだったこのゲームでなぜかギルドに入ってしまったんですが、いいんでしょうか?w





さて、長々と時間がかかっている「ちゃぶ台」作製ですが、ようやく先が見えてきました。

本日は脚部の組み立て、天板との合体。そして塗装までを予定しております。


脚部は前回まででカットしていたので、簡単に組み立てて…とここでお客様だ。

…お客様もお帰りになられたので、組み立ての続きを…お、お昼だ。チョコッと延長して組み立て終わり、昼食をとる間に接着剤を乾燥させます。

昼食が終わりそそくさと作業の続きに入ろうと思いますが、妻が車のタイヤを今日買いにいきたいが、よくわからないのでついてきてほしいとのこと。

で、天板と先ほど組み立てた脚部を合体だけさせてタイヤ屋さんに行きます。


帰ってきた時の状態。



一応合体方式は木ネジで固定ですが、前回問題になったところです^^;

径 10mm の穴を開けてそこに木ネジを埋め込むようにしてその穴はダボで隠します。



この木ネジは慎重に締めないと天板に木ネジの先が飛び出すとすべてが パ~ になってしまいます。ダボを埋めるまえにもう一度手動のドライバー(普通のドライバー)でネジを締めてからダボを埋めました。ここで夕方の5時。


普通であればここで本日の作業は終了、となるわけですが、今日はどうしてもオイルフィニッシュをしておきたくてもう少し作業をします。


塗装方法はオイルフィニッシュ+ワックス塗装を考えております。

1.まず、木地が滑らかになるまでサンディングをします
2.次に、たっぷり目のオイルをウエスで塗っていきます(ウエスとは男性の方は下着のシャツの生地だと思えばわかると思います。その端布です)
3.30分以上乾かせてから2回目のオイルを塗っていきますが、今度は少な目の量で塗ります(木地が湿っている程度)
4.塗り終わるとすぐに(濡れた状態)で 400 番の耐水性のサンドペーパーでサンディングします(削るというよりも削れた木屑を塗りこむ感じ)
5.24時間以上乾燥させます
6.乾燥したら全体に残っている屑をハラってワックスを全体に塗ります
7.20~30分したら乾拭きして…

で、完成の予定です。


どうしても本日の工程の1~4までをやっておきたかったのです。そう、次の工程の5で、長い時間乾燥させなければならなかったからです。

が、ここでも問題発生。

オイルを塗るときに素手では手がベタベタになってしまうので買っておいた使い捨てのビニール手袋が見当たりません。
よく考えると…妻の車の中に置いたままでした^^;

で、妻は今…買い物です><

仕方なく素手で塗りたくりましたw

 (ピンボケです><)



で、今(月曜日)でもまだ、指の間がベタついているように感じます^^;

Low dining table Part.3

2009-03-09 12:42:04 | DIY
本日のちゃぶ台作成は朝から作業ができます。
ここまで2回の日曜日を利用してきましたが、実動は1日でしょうか。本日は丸一日を使いたいと思っている Amon です。



前回が天板の板継ぎをしたところまででした。十分すぎるほど接着剤は乾燥しているので天板をきれいにサンディング…と思いきや、悲しい現実を突き付けられます。

素人日曜大工人の腕が悪いのか、安もののテーブルソーの精度が悪いのか分かりませんが、継いだ板と板の間が所々に隙間ができています。スタート直後から予定外の時間を取られます><

修正パテで隙間を埋めていくのですが、ここで悪だくみを考えます。
その悪だくみを実行するために修正パテはいつもより山盛りに塗りたくり、乾燥させます。

その悪だくみとは…



修正パテは普通はサンディングで余分なパテを除去するのですが、今回の悪だくみは「電動カンナ」で除去しようというもの。しかもせっかく買った掃除機に直結して集塵させてしまおうという悪だくみ? でしたw


電動カンナの屑排出口と掃除機のホースは1mm 位の隙間があったのでビニールテープで隙間をなくし直結します。

使用感はカンナの台の面と木材が接触している間はほぼ 100%集塵されますが、削り終わる時にカンナ台と木材を離す瞬間に少しだけ木屑が飛び散りますが、大した量ではありません。が、ホースがかなり邪魔で木材の端に引っ掛かったりして空中にホースを浮かせる何かアイディアを考えなければならなさそうです。


次の工程はジグソーで天板をサイズ通りにして角を角丸にします。次にトリマーで面取りしていったんサンディンをして水引き直後がこれです。



なんとなくテーブルの天板らしくなってきたでしょうw


合間に脚部の材料のカットをしていたので

(今日は調子がええのぉ。この分じゃったら天板と脚部がそれぞれ組み立てまでできるかもしれんのぉ)

などと思っていたのですが、やはりと言うか…問題発生。



天板と脚部の接合には木ネジを使う予定にしていました。しかし木ネジの頭が見えているとカッコ悪いのでダボで木ネジの頭を隠すことにして、そのために径 10mm の木材を買っていました。

さっそく穴をあける段になりとんでもない事に気が付きます。

「直径 10mm のドリルビットがない」

結構キリのいい数字なので持っていると思いこんでおりました。
各種サイズを安物のセットで購入したりバラで購入したりしていたのですが、10mm だけないのです><


すんなりといかないですね><

Low dining table Part.2

2009-03-03 00:45:35 | DIY
昨日、いつも検索でお世話になっている Google のトップを何の気なしに見ていると「地図」の文字が目に入りました。いつもは地図で検索する場合は「Map Fan」を使っているので Google の地図は見たことがありません。Google Earth はインストール済みですが…。

地図を見るときにいつも最初にすることは、自分の知っている場所を見ることですが、今回は自分の住んでいる所を見てみました。Google の地図の印象は地図と言うよりも地形図という印象でしょうか。一通り地図を堪能して地図の縮尺を大きくしていると … 前から気になっていた道が目に止まりました。


過去記事にも書きましたが、私は道が好きでドライブが趣味になっております。


まだ制覇していない道です。
ちょっとマイナーな話になりますが、白木町の上三田という場所から可部町の大林という場所に抜ける道をまだ制覇してはいませんでした。  というか地図上では道は途中までしか存在しておりません。が、前からその場所の地図を見るたびに
(これは繋がっとるはずじゃ)
という確信があったのですが、通ったことはありませんでした。

Google 地図の航空写真モードにしてその道があるであろう場所を確認しながらワクワクしている自分に気が付きます。

9時ごろ仕事が終わり帰宅の途に着きますが、先ほどワクワクした感情を抑えることが出来なくなり、最近ご無沙汰していたドライブがてら遠回りして帰宅することにしました。


やっぱりはじめての道はいいですね。いつの帰宅時間より1時間遅くなりましたがストレスから開放されて帰宅した Amon です。





ちゃぶ台の続きですが、室内工房に切り替えて2日目ですが、最初にしなければならないことは最初の時と同じ「掃除」です。部屋全体にうっすら降り積もった木屑を排除するために



を購入してしまいました。特売で8千円台で最後の展示品でしたw
(展示品のために店員さんに「ちょっと負かりませんか?」と聞いたのはナイショですよw まけてはもらえませんでしたが^^;)



午前中掃除に明け暮れましたが、きれいになりました。

午後から早速ちゃぶ台製作に取り掛かります。今日は天板の材料を継いで一枚板に仕上げます。ダボ継ぎで4枚の板をつなぎ合わせます。

  

写真の状態になったときにはすでに時計の針は4時をさしております。
ダボ穴を開けるためのドリルビットが引越しの時に紛失してしまい、探すのに手間取りました。やっとの思い出で見つけたのですが、
「こんなことじゃいけんじゃろ」
ということでドリルビットをまとめて管理できる台を作成しました。



といっても端材に穴を開けただけのものです^^;
真ん中あたりに見える鉛筆が板切れに刺さっていますが、木口のセンター出しの治具です。簡単にセンターに印が引けます。


と大したことはないモノを作って日は暮れていきます^^;



予告…というか写真の材料を用意しました。



ちゃぶ台と同時進行である物を作りたいと思っております。

さて、何が出来るのでしょうか?



これで分かった人は凄いですw

Low dining table Part.1

2009-02-23 12:34:36 | DIY
昨日は初めて家族以外の方より依頼を受けたモノを作ることになりました。

娘のお友達のご家族からの依頼で「ちゃぶ台」です。イメージ図もいただいてこちらが考えることは構造といかに安く上げるか? 難関が一つありますが、それはそのときになって考えることにします。


私のような素人日曜大工人に頼んでこられると言うことは、家具屋さんで購入するよりも安く出来ることが前提になっていると思われるので、ホームセンターで材料の選定に入ります。

予想では SPF 材を使用したほうが安くなるはずですが、「特売」などで他の材料が安くなっている可能性もあります。よくよく計算をしながら確認します。

イメージ図から想像するに「ちゃぶ台」とご依頼を受けましたが、どうも「カントリー風」をイメージされている様子。となれば材料は「パイン材」が定番ですが、わずかに…というか 1,000 円以上も高くなる計算になり、やはり SPF 材のほうが格安になる計算になりました。

1×8、3F を3枚、1×6、3F を1枚、1×3、3F を5枚。以上が天板関係の材料。脚は 4×4 を考えていましたが、現物を見ると異常に太く感じてしまい予定を変更して脚だけパイン材の角材を4本購入。

と書いてみましたが、SPF 材? 1×8 ??? ですよね。今から解説しようと思っていた Amon ですw




自分用のメモの意味も含まれておりますので、読み飛ばしていただいてもかまいません。
SPF 材とはツー・バイ・フォー工法で用いられる木材の種類で、急速に普及してきた木材です。Spruce(エゾ松)、Pine(松)、Fir(樅)の北米産針葉樹の頭文字をとって付けられた名前です。名前の通りこの三種類が混在しています。やわらかくて加工しやすい反面、割れやすかったり、節目が多いなどの面があったりします。

1×8 などは、日本家屋を建てる建材の規格が決まっているように、ツー・バイ・フォー工法のための建材にも規格があります。それが 2×4 (ツーバイフォー)になります。
材料の厚み(インチ)×材料の幅(インチ)になります。つまり 2×4 とは 38mm×89mm になります。
頭の良い方ならここで「?? 1インチは 25.4mm なんだから 2インチ×4インチは 50.8mm×101.6mm じゃないの?」とおわれると思いますが、正確には「1インチ1/2×3インチ1/2」が正確な数字です。そこは大らかな欧米の方なので言いにくいので数字を繰り上げて「2×4」と言っているのだそうです。
長さはフィートで表され今回は 3F を購入しましたが、914.4mm が正確なサイズですが、お店の表記は 910mm でした。こちらはよく分かりません。


いつもの青空工房での作業……ではなく今回より空き部屋を工房として利用します。これで天候に左右されることなく日曜大工が楽しめる予定です。午前中を使って引越しします。

午後から早速材利用をカットしていきます。



まだ、ずれている問題は解決しておりませんが縦挽きであればそんなに影響がないので作業にかかります……が、ここで問題発生。

部屋の中に霧が発生。

実は細かい木屑が部屋全体を覆ったためです。いつもの青空工房だと気が付きませんでしたが、部屋の中だとわかるんですね。結構木屑が出ているんだと。

2時間ぐらい部屋から撤退して塵が収まるのを待ちます。

頼まれモノなので今日一日で天板の1回目の塗装までやりたかったんですが、到底無理な時間になってしまいました。



天板をつなぎ合わせる手前までで終了してしまいました。



室内ということで「集塵」を新たに考えなければいけなくなってしまいました><

つづく