Minstrel

流離が人生

Low dining table Part.1

2009-02-23 12:34:36 | DIY
昨日は初めて家族以外の方より依頼を受けたモノを作ることになりました。

娘のお友達のご家族からの依頼で「ちゃぶ台」です。イメージ図もいただいてこちらが考えることは構造といかに安く上げるか? 難関が一つありますが、それはそのときになって考えることにします。


私のような素人日曜大工人に頼んでこられると言うことは、家具屋さんで購入するよりも安く出来ることが前提になっていると思われるので、ホームセンターで材料の選定に入ります。

予想では SPF 材を使用したほうが安くなるはずですが、「特売」などで他の材料が安くなっている可能性もあります。よくよく計算をしながら確認します。

イメージ図から想像するに「ちゃぶ台」とご依頼を受けましたが、どうも「カントリー風」をイメージされている様子。となれば材料は「パイン材」が定番ですが、わずかに…というか 1,000 円以上も高くなる計算になり、やはり SPF 材のほうが格安になる計算になりました。

1×8、3F を3枚、1×6、3F を1枚、1×3、3F を5枚。以上が天板関係の材料。脚は 4×4 を考えていましたが、現物を見ると異常に太く感じてしまい予定を変更して脚だけパイン材の角材を4本購入。

と書いてみましたが、SPF 材? 1×8 ??? ですよね。今から解説しようと思っていた Amon ですw




自分用のメモの意味も含まれておりますので、読み飛ばしていただいてもかまいません。
SPF 材とはツー・バイ・フォー工法で用いられる木材の種類で、急速に普及してきた木材です。Spruce(エゾ松)、Pine(松)、Fir(樅)の北米産針葉樹の頭文字をとって付けられた名前です。名前の通りこの三種類が混在しています。やわらかくて加工しやすい反面、割れやすかったり、節目が多いなどの面があったりします。

1×8 などは、日本家屋を建てる建材の規格が決まっているように、ツー・バイ・フォー工法のための建材にも規格があります。それが 2×4 (ツーバイフォー)になります。
材料の厚み(インチ)×材料の幅(インチ)になります。つまり 2×4 とは 38mm×89mm になります。
頭の良い方ならここで「?? 1インチは 25.4mm なんだから 2インチ×4インチは 50.8mm×101.6mm じゃないの?」とおわれると思いますが、正確には「1インチ1/2×3インチ1/2」が正確な数字です。そこは大らかな欧米の方なので言いにくいので数字を繰り上げて「2×4」と言っているのだそうです。
長さはフィートで表され今回は 3F を購入しましたが、914.4mm が正確なサイズですが、お店の表記は 910mm でした。こちらはよく分かりません。


いつもの青空工房での作業……ではなく今回より空き部屋を工房として利用します。これで天候に左右されることなく日曜大工が楽しめる予定です。午前中を使って引越しします。

午後から早速材利用をカットしていきます。



まだ、ずれている問題は解決しておりませんが縦挽きであればそんなに影響がないので作業にかかります……が、ここで問題発生。

部屋の中に霧が発生。

実は細かい木屑が部屋全体を覆ったためです。いつもの青空工房だと気が付きませんでしたが、部屋の中だとわかるんですね。結構木屑が出ているんだと。

2時間ぐらい部屋から撤退して塵が収まるのを待ちます。

頼まれモノなので今日一日で天板の1回目の塗装までやりたかったんですが、到底無理な時間になってしまいました。



天板をつなぎ合わせる手前までで終了してしまいました。



室内ということで「集塵」を新たに考えなければいけなくなってしまいました><

つづく


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