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空に乾杯

日々な話やドラマの感想など雑多に書き綴ってます!

4作目

2011-02-15 | 本やマンガ

厚い本は読み応えがあるけれど……。

引き続き、ヴァランダーの物語です。

ここでは、刑事をやめようかと決めつつ。

なんとなく彷徨っているところへ旧友が駆けつける。

父の事故はそうじゃないと訴えるのだけれど。

彼自身、刑事という自分を見失っているので、

聞く耳を持たないわけで……。

でも、友の死がきっかけで、奔走する羽目に。

新人の女性刑事が加わって、チームの雰囲気も変化が。

いやぁ~、いろいろなところから段々と近づいていくのよね!

ちょっと、息苦しい感じもするのだけれど。

ヴァランダーは些細なことから閃くのよね。

彼独特の勘ってやつですが……。

それが主犯格へと導くためのヒントになりえる。

読みだすとけっこうページは進むかもね!

隠れ蓑をいいことにやっていることは最低。

だから、言いぐさまでむかつく主犯格の笑う男。

緊迫の逃走劇で幕を閉じる。

ヴァランダーはまだまだ刑事を続けるようで!

あと1作品未読なので、読みかかろうっと!

☆笑う男☆

ヘニング・マンケル著


1作目

2011-02-09 | 本やマンガ

事件が発生して、それらを解決するために奔走するのだけれど。

主人公ヴァランダーの閃きが、膠着状態を打破するのよね!

でも、彼はけっこうダメな男なんだなぁ~

そこが魅力的ってことでもないのですが。

けっこう精悍で恰好いいイメージとはかけ離れているかも。

まぁ、刑事であるがひとりの人間でもあるってことで。

それはそれで描き方としては違和感はないかも。

迷宮入りしそうになるのだけれど。

意外なところから犯人へとたどり着くのよね!

移民を積極的に受け入れるという政府と、

それを拒絶する者たちがいるってことが。

この事件のカギになるわけで……。

厚い本ですが、ページはスムーズにめくれました!

シリーズは9作で完結しているそうで、これは1作目です。

興味があれば、読んでみてください!

☆殺人者の顔☆

ヘニング・マンケル著


当選!

2011-02-06 | 本やマンガ

Photo_book

Photo_book2

そういえば、原作本プレゼント応募したなぁって。

なんとなく思い出してはいたのですが。

まぁ、忘れていたってことではあります。

で、帰宅したら、何やら届いている。

今頃、届くものはないはずだよなぁ~

そう思いつつ確認してみると、

「えっ、あっ、これって、当選……」

プレゼントなんて当選したことがないので。

いつも応募しただけで、関心なくなっちゃってるよね!

でも、忘れた頃に届くってところがミソかもねぇ~

誰かしら当選しているのだから……。

恩恵に預かっている人は、ラッキーよね!

わたしもそのひとりになったわけでして。

ちょっと、得した気分だったので、一書きですかね!

読んだ感想なども書かなくっちゃですぅ~


再読

2010-12-30 | 本やマンガ

多分、きっかけがなかったら再読はしないままだったはず。

映画かぁ~

数十年ぶりに再読(赤と緑の単行本)しました。

当初、わたしはどこかしら拒絶感があったような……。

でも、生と性って切り離せないものかもしれない。

でもそれが、どこかしらで何かを繋ぎ止めるという、

危うさをはらんでいると、一筋縄ではいかなくなる。

だから、それが生死を分けることにもなりかねない。

時折、ふと思うことがある。

なぜ、心が壊れていくのだろうか?

でも、それにはそれなりの理由があるんだよね?

理解するとかしないとかじゃなくて……。

良かれと思って、放つ言葉が、負担になって、

切り離さなくちゃって、焦りを生んだりして、

いちばんの拠り所を失っていくのかもしれない?

正直、いろいろ考えさせられました。

上手くは言えないけれど……。

書くことは容易くないだろうと思う。

けれど、書くことに意義もあるのだろうと思えます!

「ノルウェイの森」

村上春樹著


リアル

2010-11-29 | 本やマンガ

特設のPVを見ると、「リアル」なんだなぁって思う!

どん底から這い上がるって、そう簡単じゃないし。

分かろうとしても、多分、分からないんじゃないだろうか……。

それでも、井上さんが描く「リアル」を通して、心を揺さぶられる。

誰しも、何かに向かって突き進んでいければいいけれど。

それだって、紆余曲折があるものでしょう。

「リアル」を求め続ける登場人物たちが……それぞれに、

きっかけを掴んで、半歩から一歩を踏み出して行こうとする過程が

丁寧に描かれていて、ありきたりでも「頑張れ!」って応援したくなる。

現実を受け止めてそこから這い上がっていく!

いきどおりや挫折とか、さまざまな想いや感情とかに、

人間であれば、誰だって、それらに押しつぶされそうになる。

でも、明日を迎えたいじゃない!

だから、立ち上がれるんだよねぇ~きっと……!