★ハンガー・ゲーム
サバイバルの代表として選ばれる少年少女たち。
それ自体に違和感がある…。
そこにはある程度のシナリオがあり操作されている。
観客や視聴者の反応でどうにでも操作できてしまう。
生き残った一人が勝者となるのだけれど。
今回は番狂わせが生じる…。
極限の中で、「恋」という演出を願望される。
指令がそれを助長するようになされているのよね！
緊迫した状態がありながら手助けが舞い込んだり…。
生き残るだろう彼女…凛としたその佇まいが、
いちばん印象的だったかもしれない。
勝者となっても、見る側のわたしは歓喜の気持ちにはなれなかった…。
★ファントム
対決の攻防はけっこうハラハラさせられて面白かったのですが。
けっきょくは追い詰められて、真実を知らされて、
呵責に駆られ…ああなって行く末路には…。
それでも自分の正体を隠して生きていく。
という選択をするしかなかったギヨン。
過去に決別して、前を向いて生きていく。
そう決心したラストはまぁ、そうだよなぁって思えたかも！
彼を取り巻くメンツがそれぞれ好演していたと思う。
きっと逆転するだろうとは思いながらも…。
上手い演出がなされているから、まっすぐに見られた！
チョ・ヒョンミン演じるオム・ギジュンさんだから、
物語が引き締まったように思います！
彼の演技を見るのが楽しみでなりません！
ウヒョンでありながらギヨンであるという役を
ソ・ジソブさんならではの演技力で魅せてくれましたね！
いろいろは見ていませんが…。
「ファントム」のウヒョン＆ギヨンを演じるソ・ジソブさんは好感度でした！
あっ、ヒョクチュ演じるクァク・ドウォンさんって憎めない好い人で、
お話が進むごとに、なんか好いんじゃないって思えてしまいましたぁ～
ディスクの空きを増やすために、
見ていない番組を見てから消去しようとしたのですが…。
歌川国芳だったので、消去できなくなってしまった。
番組は昨年の１月だったようで、今日まで見ずにいました。
作者は誰かわからなかったけれど…
映し出される浮世絵を見ていると、人で顔を描くとか、
見たことありましたねぇ～
猫好きな国芳さんの描く猫たちは実に可笑しみがあって、
自然と笑みがこぼれてしまいます！
しかし、素晴らしい絵師だったのだなぁって…。
展覧会もあって、行かれた方は好い時間を過ごせたでしょうね！
いまさらですが、図録が欲しいと美術館のHPで検束したら「完売」
会期が2011年ですものね。
まぁ、知らないよりも知る機会を得たので好かったのかなぁって！
★震える牛
豊かさってなんだろう…？
食品がどんな工程で加工されて、店頭に並ぶのか？
店頭にあるものは安全である。
そう思っているに過ぎない…。
疑問に思ったらきりがないけれど…。
考えさせられる内容でした。
会社のために良かれと思ってやり通してきたことが
会社の首を絞めることになる…。
どこかで掛け違えをしてしまうと、
そこからさらに深みにはまっていく…。
それでも、語りかける言葉で目が覚める。
覚めないまま、吠え続けるひともいるのだなぁ。
ギリギリの攻防だったけれど…。
あきらめないという姿勢と不正を正さなければ、
という田川演じる三上博史さんに救われる！
最終話ラストの映像を見ていると…
日常はありふれているけれど、
そんな日常を生きるためには戦う人もいるのだなぁって…。
久々に質の好いドラマを見た…そう感じます！
★ぴんとこな
玉森裕太さん主演なので見たいかなぁって…。
歌舞伎の世界を覗けるのでのっけから楽しいです！
岸谷五郎さんの稽古シーンなどを見ていると、
けっこうすごいなぁって気迫を感じます！
中山優馬さん演じる一弥の女形は拍手を送りたくなりましたよぉ～
もちろん、玉森裕太さん演じる恭之助も頑張れって応援したくなります！
川島海荷ちゃんが、キュートで実に可愛いです！
恋のバトルも始まって、さてはて、どんな展開を見せてくれるのか？
あっ、山本耕史さん演じる完二郎がアクセントになって、
いろいろに楽しめそうじゃないですかぁ！
暑い夏ですが、ドラマはしっかり見なくちゃねぇ～
