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空に乾杯

日々な話やドラマの感想など雑多に書き綴ってます!

そこにはあるのかもしれない

2017-11-28 | 本やマンガ
「キャパへの追走」沢木耕太郎著
分厚い文庫だったのでどれほどの時間を費やするのだろう…と。
基本、沢木さんの文章好きな私だったので、進む速度はそれなりでした。
戦場の中が自分の居場所である。
そこに何かしら生きがいを見出していたのだろうか?
キャパの写真を追っていく沢木さんがいる。
時を経て沢木さん自身も写真を撮影する。
沢木さんを通してキャパを追走する。
キャパが追いかけていった被写体。
彼の写真群をすべて見てはいない私である。
が、その写真がこうゆう状況下で撮影されたと知る。
記録として残る写真がそこにある。
写真の持つ意味は尊いのかもしれない。
そんなことを想わされたかなぁ。
そして沢木さんは「もし」あの瞬間が…と。
「運命」はキャパを戦時下へと導いていくようだ。
抗えない「運命」がそこにはあるのかもしれない。

そんな始まりの

2017-05-15 | 本やマンガ
「マリー・アントワネット」惣領冬実著
14歳の少女マリーは天真爛漫だったのだろう。
育った環境の違うフランスへ赴き。
周囲の人々の振る舞いや言動を見て自分なりの意見を持つ。
15歳の少年ルイ・オーギュストはがんじがらめの中で生きている。
マリーの問いかけに激高する場面も…。
けれど、マリーとの結婚は彼にとっては幸せだった。
そんな始まりの物語である。
煌びやかな衣装などカラーであれば…と思ってしまった私である。
歴史は真実でもあり嘘が真実となっていることもあるのかもしれない。
新しい発見があれば、それを知りまた興味も湧いていく。
書籍も出版されているので機会があれば読んでみようと…。

現在を生きて

2017-05-08 | 本やマンガ
「海街diary8」
現在を生きているだろう彼女たちの日常がそこにある。
作り出されたフィクションだとしても…。
皆誰しも現在を走り続けているのだから。
はっとしたり共感したりするものだろう。
命が宿る…。
それだけで、周囲も否応なしに変化を見せていくもの。
姉妹それぞれが前進しつつありだねぇ。
すずが姉たちと離れてからの物語。
吉田秋生さんはどう描いていくのだろうか?
読み手である私はのんびりと発売日を待ちつつ。
現在を生きていくのだわぁ~

3作目

2016-12-09 | 本やマンガ
「ロスト・シンボル」ダン・ブラウン著/越前敏弥・訳/
「インフェルノ」映画の公開を機に文庫もずらりと並んでますねぇ…。
読むたびに思うのだけれど。
綿密にそれらを取材しているのだろうか?
謎が謎を呼び…ラングドンはまたその渦中へと誘われていく。
フリーメイソン自体よく分かっていません。
それでもアメリカのある場所に「古の神秘」なるものが秘められているとは。
様々に驚愕しつつも話を追っていくじゃない。
刺青の男の目的が明かされる過程で何となく違和感みたいなものを感じ…。
で、対峙する場面で明かされる真実に誰もが納得させられるんだろうね。
財力とそれに伴う秘密を受け継いでいく。
拒否したくせに、実はそれらにはまっていき常軌を逸していく。
「聖書」には謎が秘められ現在でもその思想なるものが息づいている…。
何故…書き記す書物にいくつもの仕掛けを施すのだろう?
明かすことがその時代にはしてはならないことだった…とか?
いろいろが頭の中でぐるぐる駆け回っていくような感じだわぁ~

原作が先かなぁ

2016-03-17 | 本やマンガ
「インフェルノ」
映画化…ラングドンシリーズ…読まなくちゃ!
が、「ロスト・シンボル」は読んでいない。
「ダヴィンチ・コード」「天使と悪魔」以後は遠ざかっていましたかね。
文庫、上下とばかり思っていたら何と…上中下の3巻…。
まとめ買いしましたよぉ…はい。
読んでいると知らないまでも知識を得られる。
それに取り上げているものに何となく興味を持たされていく。
あれよあれよと引き込まれていくのだなぁ。
「神曲」そういえば、文庫本手元にあったなぁって…。
うん…人口増加がもたらすものは計り知れないだろう。
生化学者の導き出した答えって…。
それが正しいとは思えないけれど。
考えさせられることはあるかもしれない。
映画は公開後数年経過してから見るだろう…。
余談…ですが。
映画が先か原作が先か…原作が先かなぁ。