ヨガのクラスで、毎回行っているのが足首回し。
意外と足首を日常で回すことって少ないので、若い方でも回らないことが多い。
膝から回してしまうこともあって、足首だけを回すことができるかはやってみないと気づかない。
自分の身体って、今どうなっているのか?
自分自身のことでありながら、普通に生活していると気が付かないし、徐々に変化している
自らの身体に意識を向けることなく慌ただしく、日常が過ぎてしまうこともしばしば。
70歳を過ぎた母が、大腿骨と骨盤のつなぎ目あたりを骨折し、入院生活を経て家に戻った。
自分の身体が元のように戻らないことが非常にストレスになっているらしい。
これは誰でもあるが、今の状態を受け入れるどころか向き合うことも良しとしていない。
以前は身体を動かし良く働いていたからなおさらだ。
でも、転んで骨折をしてしまって以来、突如生活が一変してしまったから無理もない。
だれも、明日のことなんてわからない。
受け入れることは簡単ではないし、元気だった自分の残像にフォーカスして
今の自分との違いにモヤモヤする。
これは私もそうだった。
最愛の息子が家から巣立ったことをきっかけに、心がもろくなっていた自分自身をよしとしていなかった。
そして、弱い自分を強い自分が許さないために、ますますストレスが溜まっていたのだ。
現実を受け入れることができない母に、私は助言した。
自分が自分を受け入れ、どんな自分も許していくことが癒しになるということ。
今の自分を否定することは、自分で自分を傷つけていることを伝えた。
そして、少し前にあった身体の異変について話をした。
左の肩甲骨あたりを中心に背中が痛んだこと。
なんと、母も同じように左側の背中が痛いことが以前にもあり、最近もその症状に悩んだということ。
私は、それがハートチャクラからネガティブな感情が湧き上がって、背中に回って痛みに変化する
過程を感じていた。
これが精神的に、自分を受け入れられない際に起こる身体のSOSだと気づいていた。
母はにわかに信じがたい様子だったけれど、
「心身一如」
身体と心は密接に繋がっている。
突発性難聴など原因不明の病気について、
「病は気から」というあらゆるパターンを話して、徐々に理解を得た。
これ以上自分を責めることなく、どうか優しくしてあげてほしいと伝えた。
私も母を通じ、改めて身体と心の大切さを思い知った。
目に見える身体もなかなか知りえないのならば、心の状態を正確につかむことなんて
簡単ではない。
けれども、自分ととことん向き合い、湧き上がる感情にジタバタしたっていいけれど、
多くの不調を抱えすぎる前に、本質的なものに目を向けて、
ありのままの自分を受け入れ、許し、愛していきたいと思う。
また、元気な時こそ心身と向き合い、日常的にケアしていくことも大切!!
自分を本当に癒すことができるのは、自分自身の内なる存在なのだから。
愛をこめて♡
END