イチロー代打 遊撃もあり得た

　「タイガース８‐４ヤンキース」（６日、デトロイト）

　ヤンキースのイチロー外野手（39）は６日（日本時間７日）、タイガース戦で先発を外れ、４-８の九回に代打で起用され、空振り三振だった。

 

　開幕５戦目でのベンチスタートはメジャー13年目でもっとも早い。ジラルディ監督は前日のウェルズに続く、定期的な休養と説明したが、ここまで３戦連続無安打のイチローは「結果を出さないとゲームに使ってもらえないから。この流れは仕方ない。そうとらえてるけどねぇ」と話した。

　その一方で九回に追いついた場面を想定して「同点で守備が来たらショートを守るチャンスがあったから、ちょっとやりたかったですよね」とイチロー。前日の試合で遊撃手ヌネスが死球退場し、この日は安静の状態。代役は控え内野手のニックスが務めたが、イチローが代打に立ったのはそのニックスの打席だった。「だっていないもん。それしかないでしょ。やりたいっていうのは言い方おかしいけど、やりたかったね」と話した。

　試合は、ヤ軍が４-８で敗れた。