全日空は28日、バッテリーの改修作業を終えたボーイング787の動作などを確かめる「確認飛行」を行いました。
午前9時ごろ、羽田空港から飛び立つボーイング787。
787をめぐっては、今年1月、バッテリーから煙が出て高松空港に緊急着陸するなどのトラブルが相次いだため、運航を停止していました。
28日、全日空が行った確認飛行では、伊東信一郎会長やボーイング社の幹部らが搭乗し、2時間にわたる飛行中に改良されたバッテリーの動作などが確かめられ、問題はなかったということです。
「身の引き締まる思いでこの日を迎えた。安全をより多くの方々の安心に変えたい」(全日空伊東信一郎会長)
バッテリーの不具合の原因はまだ判明していませんが、全日空は保有する17機全てで、順次、改良型バッテリーへの改修作業を行い、確認飛行をするとしています。
「それだけのこと(対策)をやっているからいいのでは」
「やっぱり不安なので、利用はできないかなと思う」(客)
全日空では6月1日の定期便から運航再開を目指す予定で、状況次第で5月中に臨時便を運航することも検討するとしています。
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