読書のすすめ

日々の読書感想文

一流の偏愛力 谷本有香著 2018.9.30

2019年03月23日 07時33分33秒 | Atsushi
一流の偏愛力 谷本有香著 2018.9.30
《読む目的》世の中を動かす
《お勧め度》★★★★★
《発見》信頼経済「信頼資本主義社会」

《ポイント》
◼︎3000人以上のリーダーに出会ってたどりついた、生き残る人の共通点とは?
・トニー.ブレア元英首相、スタバ元会長ハワード.シュルツ、投資家ジム.ロジャーズ、ノーベル経済学賞ポール.クルーグマン

◼︎代替不可能な人材になる
「新しい価値をつねに創造し続ける」

◼︎「仕事」「家庭」「趣味」を誰よりも楽しんでいる

◼︎生産性や効率では、もはや人も企業も生き残れない
・Aiやロボットによる代替、これからの時代には「生産性や効率」は差別化ではなくなる。
・生産性や効率とは異なる部分で価値創造をする働き方が求められる

◼︎個人の「信頼」が世界を動かす時代へ
通貨は「お金」から「信頼」へと変わる
・アリペイ「ジーマ信用」
①プロフィール 学歴や勤務先などのステータス
②支払い能力 過去の支払い能力
③過去の信用履歴 クレジットカード支払履歴
④人脈 交友関係
⑤行動 特に消費行動
「信用指数」がリアルタイムで数値化

◼︎EY World Entrepreneur Of The Year
各国で選ばれた起業家代表が全世界から集まって世界一を決める祭典
・売上や利益の数字を追い求めることにしか関心がない強欲的なリーダーでは、今の世の中ではもはや誰からも信頼してもらえない

◼︎信頼経済「信頼資本主義社会」
ビジネス.アイデンティティ=
(偏愛)+(共感)→(信頼)
(偏愛)熱中するほど好きなこと
(共感)他者貢献

◼︎「世界一約束を破らない国」
日本の評価、文化が、そのまま私たちに「信頼」という重要な後押しをしてくれる。

◼︎新しい体験をする
①自分の考えと「違う」意見をあえて言ってみる。
「自分の考えを疑う」習慣を持つ。

②成功の条件
「小さな失敗体験を7回以上繰り返す」

・米国シリコンバレーのNASAリサーチパーク内に2008年に設立されたシンギュラリティ大学。その創設者の1人、サリム.イスマイル氏が提唱している。
・あきらめないこと。やり続けること。

③「ムダなこと」をやり続けてみる
・花まる学習会代表 高濱正伸氏「消しゴムのカスを集める子どもほど重要」
・「トランス状態」「やりたい気持ち」
・「ムダなこと」に夢中になる習慣を意図的に持つことは、脳を刺激し、熱中する対象を見つけるのに有効な手段

④「メタ認知ブック」で感情を整える
・自分自身の観察日記

⑤「ゲゼルシャフト道」
自分で考えたこと、自分で考えたビジネスを実際にやってみる
・「好きなこと」が価値に変わる瞬間を味わう。「自分なりの工夫や視点」が、価値に変わる瞬間を味わう。

⑥「クレージージャーニー」に出かける
・自分がこれまでやらなかった新しいことに対して、本能の赴くままに行動する。(旅に限らず)
→自分自身を見つめ直すことができる。セレンディピティ(ふとしたきっかけ)との出会いから新たな価値観が生まれる。

⑦SF小説を読む

⑧アートを鑑賞する
AI時代「芸術、芸術的表現」が重要

⑨禅的習慣を取り入れる
一人で「無」になる状態を作り出す

⑩非言語コミュニケーションに触れる

(11)座席は必ず「真ん中」を選ぶ

(12)年下のメンターを持つ

(13)コミュニティに参加してみる

(14)自分が何レンジャーかを知る

◼︎他利行動は、脳科学の視点から見ても「自分の幸せ」に直結する行動。
脳科学者 中野信子


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