心が満ちる山歩き

美しい自然と、健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山と、時にはクラシック音楽や旅行のことも。

山と風景印 東北の山々(3) 蔵王と吾妻小富士

2021年01月03日 | 風景印いろいろ


 ((2)のつづき) 山形と福島の、中央郵便局の風景印です。

 山は蔵王の御釜吾妻小富士で、すり鉢状の火山であるのは両方同じです。すり鉢の中に水があるのか(御釜)、ないのか(吾妻小富士)は違います。実際に見ると御釜の方がずっと大きく見えますが、御釜の水面のまわりはおよそ1.1kmで、吾妻小富士の火口を一周する方(およそ1.5km)が長いです。風景印の図柄は、本物の山に比べると小ぢんまりしていました。

 蔵王は山形県と宮城県にまたがった大きな山脈です。地図を見ると、御釜の水面はすべて宮城県側であるように見えます。ただし、御釜から北に進むと、山形と宮城の県境線がちょん切れているところがあります。途切れている部分は、まっすぐ測ると400mもないくらいの短さです。もし、水面の一部でも山形県とするには、その400mを南側に引き伸ばす必要があるようです。


 我が家のこけしでは、これが一番形が似ていました。
 宮城の鳴子温泉で手に入れたこけしです。




 (つづく) 



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