心が満ちる山歩き

美しい自然と、健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山と、時にはクラシック音楽や旅行のことも。

丹沢・鍋割山

2020年02月01日 | 丹沢・箱根
「鍋割山荘では、よく鍋が割れることがあります。これぞ鍋割山の名前の由来?いえいえそうではありません。」と書いてあります。こちらでは鍋が使い込まれているので割れるのだと思いますが、鍋が割れる様子は生まれてから1回も見たことがありません。 . . . 本文を読む

丹沢 経ヶ岳~仏果山~高取山への縦走(4)

2016年06月10日 | 丹沢・箱根
昔の山岳修験についての説明板があり、経ヶ岳も大山も修験者の霊場であったといいます。しかし、経ヶ岳で行われていた修法は、明治維新の神仏分離令によって廃止されたのだそうです。同じ丹沢でも、大山では大山寺が再興され、神道(阿夫利神社)と仏教(大山寺)が、別々に今も栄えているのとは対照的です。大山よりずっと地味な雰囲気の経ヶ岳でどのような修験があったのか、とても興味があります。 . . . 本文を読む

丹沢 経ヶ岳~仏果山~高取山への縦走(3)

2016年04月03日 | 丹沢・箱根
名前に「経」の付く山は、信仰と関係のある山が多いと思います。中央アルプスの経ヶ岳は、山頂に石仏が祀られているそうですし、奈良県・大峯山の”八経ヶ岳”の歴史の深さはここで言うまでもありません。ここ経ヶ岳もそのひとつです。これから縦走しようとする、もうひとつの山の名前が「仏果山」ですから、自然に山岳信仰を連想します。低山なのに一帯が落ち着いて感じられるのはそのせいではないかと思います。 . . . 本文を読む

丹沢 経ヶ岳~仏果山~高取山への縦走(2)

2015年12月24日 | 丹沢・箱根
本厚木からは、神奈川中央交通のバスに乗って半僧坊まで行きます。「半蔵門」と言い間違えそうになります。あるいは、「僧」と「坊」のどちらが先だったか、思い出せなくなります。降りたところは郊外の住宅地の雰囲気でしたが、近くに登山口への標識が出ていて、歩く方向はすぐに分かりました。 . . . 本文を読む

丹沢 経ヶ岳~仏果山~高取山への縦走(1)

2015年12月21日 | 丹沢・箱根
日帰りで標高800mにも満たない山々ながら、縦走気分を十分に楽しめるコースでした。最初はジメジメした雰囲気で始まりましたが、尾根への登りが始まると歩きやすくなりました。葉の落ちた樹々の間から丹沢の山並みが眺めるのが楽しく、コース後半からは眼下に宮ケ瀬湖を見下ろし歩きます。筑波山や東京スカイツリーが見えるポイントもありました。 . . . 本文を読む

西丹沢 湯船山から不老山へ(4)

2015年11月12日 | 丹沢・箱根
不老山というのは、よくありそうな名前です。帰ってから「日本山名事典(三省堂)」を開くと、日本には「不老山」が五座ありました。思ったよりも少ない数です。しかもその中ではここ丹沢の不老山が最も高く、1,000mを超える山はありません。「不老不死」につながるような山ではないと感じました。 . . . 本文を読む

西丹沢 湯船山から不老山へ(3)

2015年11月09日 | 丹沢・箱根
富士山が少し見えていました。最近雪が降ったようですが、まだ山ごと覆い尽くすには至っていません。白い点々がモザイク模様になっている部分があり、今の季節ならではの光景だと思います。斜面には登山ルートらしき、ジグザグのトレースも見えます。降った後で登った人があったのでしょうか。写真にはうまく写っていませんでした。 . . . 本文を読む

西丹沢 湯船山から不老山へ(2)

2015年11月09日 | 丹沢・箱根
この山の一番の楽しみは、自然の森です。大きな樹が多く、中でもブナがとても立派でした。いや、このコースではブナが見られると本で読んで、今日は最初からそれを楽しみにやってきたのです。先週奥多摩の三頭山でブナの樹を見たばかりですが、湯船山のブナはもっと大きいものが多かったです。 . . . 本文を読む