心が満ちる山歩き

美しい自然と、健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山と、時にはクラシック音楽や旅行のことも。

石老山(3) 渡し船に乗って相模湖の対岸へ

2017年07月24日 | 渡し船の通う川をたずねて


石老山(702m) (つづき)

 石老山は、登山以外にもう1つ楽しみがあります。登った後で、渡し船に乗って相模湖駅へ戻ることです。


 「ゆら~り プカプカ 渡し舟」の看板があるところから、細い道を下っていきます。看板がなければ、多分乗り場を見つけられなかったでしょう。10分ほど下ると、湖岸の乗り場に出ました。
 乗り場には、小さな浮き桟橋があり、「船着き場に係りの者がいない場合は、ドラム缶をたたいて対岸のキャンプ場を呼んで下さい。聞こえたら合図します。」と書いてあります。すでに10人くらいの人が待っていたので必要はなさそうでしたが、ドラム缶を1回叩いてみると、気持ちのよい音がしました。
 乗船料金は大人片道600円(往復1,000円)で、「但し、2名以下で出航の場合 片道 1名1,000円 2名1,500円」。平日に1人で来たりすると運賃が1,000円になる可能性もありますが、船が貸し切りになるのは面白そうです。
 人数が少ないと割り増しになる乗り物は少ないと思いますが、この渡し船は公共の交通機関ではなく、対岸の「みの石滝キャンプ場」が運航しているものです。

 
 定員13人の小さな船が対岸からやってきました。船頭さんは桟橋で人数を確かめると、もっと大きな船で来るとのこと。こちらで待っていた人数はちょうど13人なのでぎりぎり大丈夫と思ったら、船頭さんを入れると14人で定員オーバーでした。14人でも乗ることは出来そうでしたが、そこはしっかり守る必要があるのでしょう。今度は48人乗りの船がやってきました。


 相模湖は1947年にできた人造湖で、観光地らしくカラフルな船が多いです。真ん中の山は景信山です。何度も登った山ですが、この角度から眺めたことはないし、景信山を一生懸命見たということもありませんでした。


 登ったばかりの石老山を船から眺めるのもよかったです。稜線が横に長く、低山でもがっしりして見えると思いました。今日どこを歩いたのかもよく分かりました。対岸は中央線の相模湖駅まで約10分の場所で、ワカサギのフライをいただいた後帰路に着きました。

 (登頂:2017年6月上旬)



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