心が満ちる山歩き

美しい自然と、健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山と、時にはクラシック音楽や旅行のことも。

山と風景印 富士山(8) 新幹線1億人・10億人乗車記念の絵はがき

2024年07月16日 | 風景印いろいろ


 静岡駅南口郵便局の風景印。図柄の新幹線は1世代前の700系のようです。


 大宮そごう8階にある三省堂書店の古本コーナーで、昭和42年に発行されたという新幹線「1億人ご乗車記念」の絵はがきを手に入れました。新幹線の絵は凝っていて、はがきを動かすと線路の上を行ったり来たりします。最近、こういう記念乗車券や入場券を、JRの駅で買ったり見かけたりしたことがありません。当時は新しかったであろう絵はがきの仕掛けは、今見るとかえって懐かしさを感じます。自分がこれを見て思い出したのは、よく聴いていた松任谷由実のCDアルバムでした。1990年ごろのCDのジャケットには立体的で、角度によって見え方が違うデザインのものがあったのです。


 同じ本屋さんで、昭和51年5月の「10億人輸送達成記念」も手に入れました。新幹線が2本併走していますが、手前の新幹線だけが動きます。
 東海道新幹線が開通したのは1964年10月1日なので、開通から2年9ヶ月で1億人、11年7ヶ月で10億人ということになります。10億人達成までのスピードは、1億人の倍以上です。この間、1972年3月の岡山開業、3年後の1975年3月には博多までの全通がありました。博多開通当時(1975年4月)、東京駅を発車する「ひかり」の本数は、最大でも1時間に4本しかありませんでした。


 東京駅地下の八重洲地下街郵便局の風景印にも1世代前の新幹線が登場します。先頭部分の形は、「幸せの黄色い新幹線」と言われるドクターイエローと同じです。黄色い新幹線が消印に出てくれば面白いですが、色まで同じにすることはできません。円形以外に桜の花や提灯などいろいろな形のある風景印ですが、色はこげ茶色のような「とび色」と決まっています。 



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