今季アニメはキルラキル以外これだーっ!てのがまだなくて、ちょっと残念。
どれもまぁそれなりに悪くはないけど、ワクワクしない。
異能者の学園物ばっかりのラインナップでお腹一杯です。
まだ全部は出揃ってないので、様子見かな。
おかげで「ペリーヌ物語」(マロクール編)見返してハマる、ハマる。
何故、あんなおかしな顔の駄犬を連れた、ヒラメ顔の少女が知的で美人で気品があるように見えてくるのか不思議。
もの凄く単純な線だけで、凄く表情や動きがあるんだよね。
やはり、作画凄ぇ、絵が綺麗じゃなくて、物語ありきですね。ホント面白いわー。
進撃の巨人 第50話「叫び」 1
子供時代の回想から。
洗濯してるカルラ母さんに叱られる子供エレン。
「コラ!エレン、あんたまたケンカしてきてから…!」
「あのバカ共がけしかけてきたんだ…。
なめられてたまるか…」
「それで?
またミカサに助けてもらったんだろ?」
図星なので、目を逸らすエレン。
エレンは傷だらけだが、ミカサは傷一つなし。
傷をハンカチでゴシゴシやや乱暴に拭きながら、ママはお説教。
「エレン…どんなに相手が悪くても憎らしくてもね。
突っかかりゃいいってもんじゃないんだよ!
あんたは男だろ?
たまには堪えてミカサを守ってみせな」
結構、漢気溢れるカルラママ。
よく見ると、ホントにエレンはママ似。(まるで女装したエレン(笑)眉毛までそっくり)
パパは知的だし、謎多き男だが、ママにメロメロだった事は間違いないが、
ママは言葉使いから育ちが違う感じなので、一体どーやって知り合ったんだろー。
しかし、ママは巨人に食われる。
新たに書き起された、巨人に握り潰されるママの最後は惨い。
それは今もエレンの怒りの源泉であり、最大のトラウマ。
その母の仇である巨人が近づいてくる。
以前と同じ笑みを浮かべながら。
「エレン!」
トラウマで固まったエレンは叫びで我に返る。
骨折してるのに、うつ伏せで縛られてるエレンをかばって、覆いかぶさるミカサ。
巨人は跪くと、彼らを捕えようと手を伸ばす。
が、その手を止めたのはハンネスさん!
巨人の手に体当たりし、親指を切り落とす。
「ハンネスさん!!」
「ハハッ!! こんなことがあるか!?
なぁ!? お前ら!!!」
ハンネスは振り向き、引き攣ったような顔で笑う。
「見てろよ!
お前らの母ちゃんの仇を!!俺が!!ぶっ殺す所を!
本当に! 会いたかったぜ、お前に!」
ハンネスは立体起動で飛び上がる。
だが、余程の精鋭でないと、一人で巨人に立ち向かうのはムチャ。
あの時の事はハンネスさんの心にもしこりを残しているのだろうが、
ハンネスさんは元々駐屯兵団。
最近、前線にも駆り出されるようになったんで、前線での戦いは余り経験がない筈。
「ハンネスさん!」
「うぅッ…」
ミカサも加勢に立ち上がろうとするが、傷が痛くて立ち上がる事も出来ない。
顔も真っ青。
「!?
ダメだミカサ! そんな怪我じゃ!
オレの腕をほどいてくれ!!」
「腕!?」
既にエレンの腕はかなり回復し、綺麗な人間の手に戻りつつある。
数時間で元に戻るなら、巨人化というリスクさえなければ、この回復力があれば、
人類の死者数も激減するのにな。
…どーも昔、それを実際にやったよーな気がするな。
その結果が巨人の群れと人類の衰退と思うが、壁の外の何処かで人類がまだいるのは確かだし。
「早く!」
エレンは促す。
「オレがやんなくちゃなんねぇんだ!!
オレがケリをつけねぇと!!」
駆逐を誓った日がこのシーンから始まったなら、力を得た今、自分の手でハッピーエンドにしなければならない。
カルラが恐れた通りにしてはならない。
縄を切る為、剣を構え直すミカサ。
「おっさんに続け!!」
孤軍奮闘するハンネスを助けようと、駆けつけようとするジャンやアルミン達。
が、そこにライナーが投げてくる巨人が何体も飛んでくる。
何とか避けるが、飛んで来た巨人達が邪魔して、エレン達の元に駆け付けられない。
「邪魔すんじゃねぇよ、クソッタレがあぁ!!」
ジャンは激おこぷんぷん丸。
「何でだ…ライナー!?」
アルミンはライナーの意図が判らない。
この状況ではエレンは巨人に食われかねない。
奪還させる位なら、エレンが死んでもいいというのだろうか。
「何で!?
エレンが食われてもいいっていうのか!?」
生きてエレンを拉致するのが目的ではなかったのか?
女型もその為に苦労し、ライナー達もその為、こんな所で足止めする事になっている。
拉致れないなら、殺しても構わないという目的変更は何故なのだろう。
アルミンは必ず相手の動機を考えようとするな。
その理由も突き止めないと気が済まないぽいし、探偵に向いてるかもね。
さて、場面は代わってユミル。
(てめぇのせいで!!
計画がめちゃくちゃじゃねぇか!!
団長さんよぉ!!)
怒ってるが、この状況下で味方につく側は決まってるので、エルヴィンを追いかける巨人を食い殺すユミル。
(!?)
敵側から味方に戻ったユミルの行動に驚くエルヴィン。
「ユミル!」
そこにコニーとクリスタがやってくる。
クリスタを見下ろしながら考えるユミル。
(…困ったな…。
どうすりゃいいんだ?
ライナーがダメなら…調査兵団(こいつら)に協力してここを切り抜けるか!?
だが…その後はどうする!?
今、この状況を生き延びることができたとしても…。
もう直、この壁の中が地獄になっちまうのは避けようがない…。
ヒストリアをあっち側に送れるのは今しかねぇのに…。
私の力じゃ守り切れるとは思えねぇ…)
ユミルは素早いが小型だから大型巨人達に群がられるとキツイもんねぇ。
でも、壁の外ならクリスタが生き延びられると思うのは何故だろう。
ライナー達も今は頼りにならないのに。
意外と壁の外は「安全」なんだろうか。
壁の外も凄くみっちり巨人が群がってる訳じゃないし、ある地点を境に巨人のいない世界があるのかしら。
迷ってるユミルの頭の上にクリスタは飛び乗る。
驚くコニー。
「クリスタ!?」
「コニー、違うよ。
私の名前はヒストリアっていうの」
吹っ切ったクリスタは強くなったね。
「ねぇユミル…。
さっきコニーが言ってたことが正しかったら、自分が助かりたいからって理由はウソなの?
いいや…ウソなんでしょ?
どうして? 何のためなの?
…私?
また私は守られるの?」
「……」
沈黙するユミル。
ユミルが何故ここまでクリスタを守ろうとするのか。
個人的に好きという理由だけじゃやはりないよね。
「壁の理由を知る事が出来る一族」ってのは、やはり特殊な血筋のようだけど、
それがユミルが必死になる理由の一つかな。
ライナー達が探してる「座標」と関係があるんだろうけど、クリスタ以外にも一族はいるだろうに、
何故ユミルはクリスタだけ固執してんのかな。
そして、また巨人が襲ってくる。
クリスタはユミルの額の上で剣を構える。
「ユミル!
あなたが私に言った通り私達はもう…人のために生きるのはやめよう。
私達はこれから!
私達のために生きようよ!!
何だか不思議なんだけど、あならといればどんな世界でも怖くないや!!」
クリスタは立体起動で、コニーは馬上から、ユミルは正面から巨人に挑む。
生き延びる為には戦うしかない。
生き延びてから、初めて何かが出来る。
クリスタ、すっかり戦いの女神に(^▽^;)
私は10位以下の成績って、クリスタは自分を過小評価してたのか、吹っ切ったからなのか。
しかし、兵士が「人のために」なら、自分の為に生きる事を選んだクリスタは「戦士」になる事にしたらしい。
まぁ、彼女の場合は自分の生れとも戦わないといけないので、「人のために」は人を守る為にでなく、
「人の都合に振り回される」「人の都合に合わせてあげる」生き方を止めたって方が正しいと思う。
ユミルの為に結構あっさり調査兵団捨ててるけどね(笑)
自分達で生きる道を探して、それが調査兵団に属したり、壁の外に出る事になっても、
それが自分達が選んだことなら構わないって事なのだろう。
全く外の世界が不明なので、今は兵団の側で戦うのが正解だと思うけどね。
リック司祭も街で待ってる事だし。
さて、エルヴィンは巨人に襲われたせいで落馬。
馬も傷ついたようで立てない。
「団長!!」
何とか巨人を倒し、部下がエルヴィンの元に駆け寄る。
「私の代わりはいる!
それより…エレンを連れて離脱しろ!
一刻も早く!」
巨人に食いちぎられた腕からの出血と傷の痛みでエルヴィンは蒼白ながらも意志の光を失わない。
が、命令を受けた部下はその場で頭から食われる。
他の部下も必死で応戦するが、ライナーが巨人を投げてくるし、巨人の数は減る様子はない。
しかも
「団長!! 鎧が…鎧が来ます!!」
背後から巨人達に群がられ、喰われながらも、兵団の要であるエルヴィンに迫ってくる。
ライナーが投げた巨人はエレン達を救おうと走るジャンへ。
「急げ!! ミカサとエレンが!」
「ジャン!!」
アルミンの叫びにジャンが振り向いた時はもう避けようがない。
そして、ハンネスの下半身も巨人に噛み千切られる。
ぎゃあああああああああああああああああああΣ(゜口゜;
ハ、ハンネスさんがあああああああああああ!!!
まだ生きてるのが、エレン達を見てるのがツライよおおおおお!!!
その絶望に満ちた光景に、エレンは突っ伏して笑う。
「ははは!!
はははははは!!
ははははははははは!!!」
狂気のように笑う。
まだ手のひらから再生しきってない煙を上げながら。
美しい夕焼けの中で食われていくハンネスと巨人の姿を前にして、
泣きながら、自分を嘲笑う。
「何にも変わってねぇな!!
お前は!!
なんッッにも!!
できねぇじゃねぇかよ!!」
縄を切ってもらっても巨人になれない。
ハンネスも救えない。
立体起動も奪われ、丸腰で戦う事もできない。
何もできない。
ガキの頃の、母を奪われた時と同じように、今度はハンネスを奪われた。
そして、次は自分達の番だ。
あの頃の自分と、全く成長してない力のない自分をエレンは罵りながら、嗤う。
「母さん…オレは何も…なんっにもできないままだったよ!!
うわあああああああああああああああああ」
次は自分だ。ミカサの番だ。
自分に力がなかったから。
ミカサは大地に拳を叩きつけて号泣するエレンを青ざめた顔で見下ろし、周囲を見渡す。
彼らの周りは地獄絵図だ。
背後では落馬して失神したジャンを抱きかかえ、半泣きで剣を構えるアルミン。
アルミンも既に馬を失って、身動きもできない。
巨人達は兵士達を喰いながら、尚も新たな獲物としてエレン達に迫ってくる。
戦ってる者はもう少数だ。
絶望的なまでに夕焼けだけが美しい。
既にハンネスを喰い尽くした巨人がエレン達に向き直ろうとしている。
だが、ミカサはまるで何も起こってないように静かにエレンに語りかける。
やや固い、だが、微笑みすら浮かべて。
「エレン」
「ッ!?」
自分の怒りや悲しみや悔しさ、絶望にかまけていたエレンは我に返り、ガバッと起き上がった。
ミカサへ振り返る。
何故、彼女はこの状況で微笑んでいられるのか。
「エレン、聞いて。
伝えたいことがある」
タイムアウトなんで続きは明日。
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