Curse priest

Trigger Happy 出張所。D.Gray-manとシャドーハウスのネタバレ感想、アニメ感想を書いてます。

進撃の巨人 第64話「歓迎会」 1

2014-12-11 00:16:13 | 進撃の巨人

地方なので、昨日が巨人15巻発売、今日が本誌と毎日進撃祭り。
DVDの出来はホントによかったです。オリジナルでキャラを掘り下げてるのがいいですね。
リヴァイが兵団に入るとこまでなので、後編は駆け足にするのかな。
三つに分ける程の話じゃないけど、カットするシーンも出そうな感じ。
アクション多めな方が嬉しいですが。
いやしかし作画凄ぇぇ。初めてリヴァイと遭遇したエルヴィンのニヤ顔が素敵です(笑)

進撃の巨人 第64話「歓迎会」 1

相変わらず諫山先生は皮肉な題をつけるのがお好き。(編集さんかな?)

礼拝堂突入直前から。
マルロとヒッチは外で見張り。
リヴァイ班とハンジさんだけが地下へ。
絨毯の下の隠し扉を発見。

「エレンも敵もこの奥だろう。
 私が予想した通りの地形だといいんだが…」
「わざわざ寄り道して手土産用意した甲斐があればいいがな…」

アルミンがその手土産を用意。
何かをギュウギュウ梱包している。

「よし。準備整いました」
「そうか…」

兵長は振り向き、班員達を眺め回す。

「それで、お前ら…。
 手を汚す覚悟の方はどうだ?」

皆、張り詰めた顔をしているが、誰も何も言わない。
兵士となった以上、やらねばならない。

「…良さそうだな」

リヴァイは呟いた。

さて、その地下の大広間へと続く階段の脇には無数の水晶の柱が天井を支えている。
その柱の裏側には小鳥の家をかけるような台が一つか二つ設置されていた。
侵入者を迎え撃つ為の兵士が潜む為の台だ。
対人立体機動をつけた憲兵団がその台に二人ひと組でリヴァイ達を待ち構えていた。

ケニーはどこかに行ってるのか姿が見えない。
ケニーの副官らしき女が口を開く。

「数は少なくとも7人以上…。
 その中には当然リヴァイが含まれる。
 まずは彼らを奥へと招き入れること。
 囲い込む形で集中砲火を浴びせるのが理想だけど、
 当然、敵も立体機動を駆使してくるので、
 戦況は入り乱れるでしょう。

 敵もこちらの位置や数が把握できない内は迂闊な手は打てない…と
 思いたいところだけど、、知っての通りリヴァイは
 完全な奇襲を受けた上で、我々の仲間を
 12人も葬った」

あの時、5,6人しか描いてなかったが、倍殺ってたのか。
恐ろしい男(((゜Д゜)))ガタガタ
さすがだ、兵長。

独りで、そんだけやる相手に前より人数多いとはいえ、実戦数の遥かに多い調査兵団と
相手が得意な立体機動で戦おうなんて、不意打ちだけでまともに戦おうなんて、
最初から負けフラグだが大丈夫か?
ケニーがリヴァイを全部引き受けてくれればいいが、ミカサもいるしな(^_^;)
ケニーはこの作戦指揮は取る気ないのかね?

「そして我々中央憲兵の本部も王政も制圧されてしまったらしいじゃないか…。
 厳しい状況だよ。
 この狭い世界じゃ…投降した後に我々を待っているのは
 死んだ方がマシな日々だろう…」

皆無言でしょぼん(´・ω・`)
まぁ憲兵団は今まで好き放題やってきたんだし仕方ないね。
ナイルみたいに変わり身できたらよかったんだけどね。

副官は皆の反応を見回し

「でも…それって、この壁の中で生きてる限り同じことでしょ?
 敵いっこない敵(きょじん)がいて、いつ壁を破って私達を
 滅ぼしに来るかわからない。

 私達が憲兵を選んだのも、中央憲兵を志望し、
 ケニーの元に付いたのも、
 そんな無意味な世界と無意味な人生に…意味を見出すため…。

 ならば最後まで信じてみよう。
 ここで敵を足止めして時間を稼げば、すべては報われると。
 この世界を盤上ごとひっくり返すっていうケニーの夢を」

彼女の言葉に多少なりと発奮する兵士達。

…ん? でも、憲兵団てダルダルのやる気なしで堕落の象徴じゃなかったっけ。
王政に逆らう者もクーデターが起きるまではいなかったしさ。
初期のジャンみたいに、命が惜しいから中央を目指したんじゃないのか?
壁が壊されるまでは、てんで平和だったんだし、彼女を含め、
危機感なんかなかった筈。

この人達は王政に近かった分、真実を幾らか知ってたから、中央憲兵を目指したの?
壁がやべぇ、巨人が近々来るって知ってたのか?
事前に知ってないと、対人立体機動も訓練も間に合わないよね?
わざわざ中央憲兵なんかなろうって思わないよね?

じゃ、ライベルが来る情報は実はダダ漏れで、フリーダと王家が地下で何かやってた理由が変わってくる。
ただ壁の巨人を鎮めるだけじゃなく、別の事をやろうとしてたの?
何をやろうとしてたんだ。
グリシャがフリーダ食ったのも、座標奪ったのも、実はそれを止めようとしたからか?

元々、どう考えても王家は人類を緩慢に滅ぼす予定だったみたいだし。
ただ、王家と貴族だけはそれに巻き込まれず脱出出来るとか何か自信ありげだったけど、
エレンが座標を奪ってしまったんで慌ててる感じ。
逃げるにしても、座標だけは必要な訳だね。
自分ら以外の人類が滅んでも、繁栄するつもりだけど、どんな根拠だろ?

この女副官達は、王家とは別にケニーの夢に乗っかるつもりだ。
て事はエルヴィン達がやってもやらなくても、いずれクーデターは起きたんだな。
よかったな、エルヴィン。やったもん勝ちだよ!(笑)
しかし、人望がまるでない王家(^▽^;)


扉が蹴破られる。
身構える副官。
鏡を先端につけた棒で様子を伺う。

(入ってきたか…。
 まずは敵をできる限り、内部へ…)

が、入ってきたのはリヴァイたちではなく、デカイ糸車みたいなもの。
それが三体、階段を転がり落ちてくる。

(あれは…!?
 樽にガス缶をくくりつけてある。
 …一体何を…?)

呆気に取られてる間に、今度こそリヴァイ達が突入。
火矢を構えたサシャが樽を狙う。
命中。
樽、大爆発。
瞬く間に黒煙が大広間を埋め尽くしていく。

「な!?」

(火薬…!!
 そして、あの燃え方…。
 油が入った袋が飛散している…)

「これは…まずい…」

副官はうめいた。

(この煙では敵の位置が…)

その瞬間、リヴァイとミカサが黒煙の中から飛び出す。

「突破されるぞ!!」
「撃ち落とせ!!」

憲兵団は銃を構えるが、数本の色つきの煙が発射されて、視界を邪魔する。

「は!?」「何だ!?」
「信煙弾!?」

タンスを障壁にして、信煙弾を撃ちまくるハンジ達。
いい援護だ。

「なるほど…これでは煙が邪魔で的が絞れない」

そうでなくても、兵長達は素早いしね。
完全に序盤を戦いに手馴れた調査兵団に持ってかれたけど、今更作戦は変えられない。
憲兵団が戸惑ってる隙に煙の届かない台の上にいる兵士の数をキッチリ数える兵長。

「敵数35!!
 手前の柱の天井あたりに固まっている!!」

向き直って突進する兵長と迎え撃つ憲兵団。
副官は叫ぶ。

「作戦続行!!
 すべての敵を! ここで叩く!!
 総員散開!!
 複数で一人ずつ囲め!!」

兵長の叫びに呼応して、立体機動に移るコニー、ジャン、ハンジ。
アルミンとサシャは援護。
アルミンは広間を観察する。

(ハンジさんが予想した通りだけど、とんでもない広さだ)

ハンジも思う。

(これも人が造ったんじゃないな。
 壁が光ってるし。
 どこまで続いているんだ?
 だがやはり対人制圧部隊が奥に引っ込んだのは、立体機動を生かす空間がそこにあるかも。

 そしてそれは数で劣るこちらにとって好都合)

煙幕はアルミンの考え。
サシャの弓の援護など、アルミンとハンジで練った作戦。
煙が薄まると、サシャの弓が確実に次の樽を射抜く。再び大爆発。
サシャ、大活躍だな。

2へ続く



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