翌朝
学校へ行くジュンス
母は風邪気味で心配ですが
先生には父親が謝った。
この年で子持ちとはどうでしょうか?
これは問題です
しかし父は教師が生徒を見捨てるなんて教育ではないと言い切りました。
子供がいるからと停学だと?
ほかの生徒の手前もあります
でも、育児は校則違反ではありません
とビョルが言った。
父親は教師に怒った。
ところが携帯がなってウラムが入院したという。
肺炎らしい。
驚いたジュンスは母を責めた
なにかあたら責任取れよ
というと
父は息子を殴った
屋上で悪かったと父はいった。
親というものはいくつになっても変わらない
子供を大切に思っているのだ
なんていった。
家に帰るとジュンスは母の箪笥からアルバムをさがした。
ジュンスの赤ん坊のときのものだ。
母の子供を思うきもちがつづられている。
ジュンスは悪いことをしたと泣いた。
母はウラムに付きっぱなしだった。
ごめんよ。
そうジュンスはいった。
すると
食事はしたの?
そういって母はジュンスの手をにぎった
肺炎のウラムは苦しくて泣いていた。
ジュンスはギソクに呼び出された。
お酒を飲んでいた
しっかりしろよ
そうギソクに言った
すまない・・・・・
何が???????
ギソクは言った
あるよる、家に帰ると赤ん坊が玄関前に捨てられていた
手紙もあった
彼女がおいていったものだった。
やっぱり一人では育てられない
私は渡米する
よろしくね
とあった・・・
赤ん坊はウラムだった。
それでギソクは買い物中のジュンスのカートにウラムをいれたという。
あまりの怒りにジュンスはギソクを殴った
よくもだましたな
それでも友達か
ジュンスは最悪だと思った
俺だってお前みたいな裕福な家に生まれたら
赤ん坊ぐらいどうにかした,でも・・・・
うるさい。
おまえがウラムを育てろ
ウラムは苦しそうに寝ていた・・・・・
母に本当の親がいたことを言った。
そして帰るぞといって母をうながした。
しかし・・・なにかおかしい。
毎日いたはずのウラムがいない
ウラムの声でおきたのに・・・・
いない・・・
なにもなくなった部屋だった
馬鹿だな~~おれって~~と思った。
学校へ行くジュンス。
朝ごはん抜きなので心配する二人。
学校では試験の結果がでていた
ビョルがパーフェクトで一番だった。
あの点取り虫スソクやろうは・・・・・・はじめて
二位におちた。
おちこむスソク。
みんなに冷やかされるスソク。
ジュンスがビョルのあたまをぽんとたたいた
ビョルは何も言わずにジュンスを見た
ジュンスは何も言わずに去っていった
夜の公園でブランコにのるビョルとジュンス。
ビョルはウラムが退院したことを話した。
会いに行かないの?
あんたが恋しくてよく泣いてるよ。
ふん、おれは父親ではない。
弱虫ね
なに?
あいたいんでしょ。ウラムだってあんたを・・
何がわかるんだ?
俺にあいたいんだって?
俺がどれだけ苦労したことか。あいつのせいだ。
ジュンスは荒れていた
学校でも
細いのがいった。
ウラムは・・・・
とそれだけいっただけで
黙れとジュンスがどなった。
細いのは、むきになっていった。
ウラムは海外へ養子にだされるんだってさ!!
しばらく黙っていたがジュンスはさっていった。
いいのか!!!
細いのは叫んだが・・・・・
ギソクは工事現場にいた。
ビョルがいったことを考えていた
海外へ養子にだすなんて友達に預けるよりひどいわ。
考え直してほしい
ジュンスはギソクの家の前にたった。
ギソクはウラムをみて話をしていた。
元気でな。
幸せになれよ
俺やばあちゃんのことは忘れろよ
俺だってウラムが育っていく姿を見たい
だからジュンスに預けたんだ・・・・
その話を聞いてジュンスは泣いた。
またそれをビョルがみていた・・
体育館で
ジュンスの携帯メールがなった
ビョルからだった。
「今空港だけど、これが最後よ。もう会えないかもしれない。
くいのないように行動しなさい」
ジュンスは深くためいきをついた。
空港・・・・
ギソクがウラムを連れてきた。
病院の次は外国か・・まったくあわただしいな
そのころジュンスはぶっとびでバイクを走らせていた。
空港では外国人の夫婦にウラムは手渡されているところだった。
ウラムは泣いた。
赤ん坊でも
泣いた。
悲しくて泣いたのか
ジュンスを呼びたいのか
複雑な顔でそれをみつめるギソクと細いのとビョル・・
ギソクはたまらなかった。
ジュンスのバイクは恐ろしいくらいそのへんをぶっとばしながら
走った。
搭乗手続きにいく外国人夫妻のあとを三人はついていった。
ビョルはときどきうしろをみた
ジュンスを待っているのか?
ジュンスがくると思っているのか?
とうとうウラムは搭乗口に入っていった。
外国人夫妻は三人にさよならをいった
ウラムとの別れだった
がっかりした三人にジュンスがやってきた
ウラムはどこだ???
遅いわよ!!
ジュンスは塀を乗り越え入っていった
あらゆる入り口を走りぬけ
空港職員に追いかけられながら
ウラムをさがした
とうとう・・・
飛行機に乗る寸前のゲート前で職員に捕まった
放せ!!!
お客たちが並んでいたがその中にあの外国人夫婦がいた
ウラムがいた
ウラムがジュンスを見た
ウラムが泣いた
ウラム!!!
俺の子を返せ
パパが来たぞ!!!
ウラムはジュンスの声の方向に
手を伸ばした
小さな手を伸ばした
やっと会えたパパに手を伸ばした
俺の子だ!!
返してくれ~~~!!!!
空港職員はジュンスを抑えようと必死だった
ウラム~~~~!!!
ウラムは手をたたいてジュンスを見て泣いた。
これでは収拾は付かない。
その後どうなったかというと、ウラムは
無事?手元に帰ってきた。
ウラムはいった
「お別れかと思ったよ」
あの三人とビョルが公園で話をしてた。
腹いっぱいだ~~
ジュンスの母さんは本当に料理が上手だな~~
ジュンスがウラムを抱いている。
ウラムのこといいのかギソク?
ありがとう
これからは俺が育てるよ
と
ギソクがいった
ジュンスは
俺だって父親同然だ
ウラム;「どっちがパパなの?」
今週は俺が面倒を見る
とジュンスが言った。
みんな笑った。
パパが二人できたお祝いの酒でも飲もうか
と
細いのが言った。
するとビョルが
だめよ
お酒は理性を失わせて望まぬ妊娠の原因にもなる・・・
ギソクと細いのは苦笑いをして
わかった、わかったと
いった。
ビョルはジュースを買ってきて
といった
え?
と二人が言うと
ビョルは(さっさと行きなさいよ、気のきかない人ね)と
いわんばかりのめくばせをした。
ああ・・・・ジュンスが好きだったのよね
わかった・・と細いのがギソクのほっぺたをもって
立ち上がり行ってしまった。
早く戻ってこいよ~~~
ジュンスは言った
ビョルは
ああ~~
と天を仰いで声を出した後
見直したわ。
といった
ジュンスも笑った
子持ちじゃなくてよかった
うふふふふ・・・
何だって?
ビョルは上着のポケットに手を入れて
これ あげる
といった
手がなかなかでないので
何を??
とジュンスはポケットの近くまで顔を向けると
ビョルがいきなり
キスをした
そして去っていった。
ウラム:「パパもしかして今、チューされた?」
ジュンスはわらいながらウラムを抱き上げて
ウラムにもキスをした。
ジュンスの母が高三のときだった
ハンのところに一人の赤ん坊がやってきた
この子はあなたの子よ
名前はジュンス
ヨンスクより
と手紙があった。
なんだ・・・
ジュンスの母は高三のとき
ハンの子供を生んだんだ~~
運命は回るのかも。
おわり
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