ベートーベンウイルスの放送が始まる。
KBS京都放送火曜日午後11時からである。
びっくりして喜んで放送を見たけど、結構・・削除シーンが
多い・・・・残念だわ~~~。
日本語吹き替えはうれしいけど
このドラマせりふが多いので早口になるぶん分かりにくい。
しかも、ゆったりした場面でもフィルムの早送りをしている~~~
冗談みたい。
それでは台無しでしょ。
ってことで
あらすじ・・・・書きますね。
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ベートーベンウイルス:あらすじと感想
第一話:音楽を愛する仲間募集
ある音楽公演の楽屋で指揮者のマエストロ・カンゴヌがあと10分で開演だというのに指揮ができない。理由はオーケストラの演奏が下手だ。それは練習不足だからだといった。
主催者がいくら説得しても拒否した。
練習量が足りない、下手な演奏の指揮はしたくない。
音楽界を追放になりますよ
私は死んでから天国でブラームスに会ってどんな顔をすればいいのだ。
それから数年後です。
話は変わって3日間徹夜で仕事をした警察官のカン・ゴヌ。
仕事が終わったとたん別の事件で出動命令が出た。ある住宅地で二台の車が追突事故を起こした。
運転手同士がお前が悪いとののりしあっている。よって車を動かす事が出来ない。
ところがその近くでいまにも赤ん坊が生まれそうな奥さんをつれて病院へ行こうとするご主人がいて、二台の事故った車のために妻を乗せた自分の車が動けないからどうにかしてくれという。
ゴヌは運転手たちに事故の責任を認めて車を動かすよう何度もいうが本人達はののしりあうばかり。
あまりの暑さにゴヌは最終通告をした。しかし通じない。しかたなく、追突したくるまの後ろのほうの車に乗り前の車ごと道のハジによせた。
これはすごい!!!
そして臨月の奥さんを病院へ運ぶご主人に道を作ったのだ。
彼は未来の若き指揮者カンゴヌである。
さてこちらは市役所の職員の宴会。
そこでトウ・ルミは、職員でありながらバイオリンの練習にいくので座をはずそう立ち上がった。するとある職員が一曲弾いてくれという。
(私は酒宴でバイオリンは無いと思うが。)
ルミは音大をでて,入ったオーケストラはことごとく解散。しかたなく細々とでも自分でバイオリンを続けているけどなんでアンタ達のために弾かなくてはいけないのよ!!
といいたかった。
そんな事いうと仕事を失いそうなので、
では一曲・・といって
なぜかセレナーデを弾いた。
しかもその音色にあわせて職員達はよっぱらいダンスをする。
彼女は63日後のコンマスである。
彼女は職場で課長に見せられたネットのHPにのっている女性はルミの同級生でチャイコフスキー音楽学院出身らしい。
この人はうまいのだろう?と聞かれたので
彼女はたいした事は無い・・・といったものの、どうもうまいらしい。
ソクラン市を音楽の特区にしたいと願う市長へルミはその取り組みとしてプロジェクトオーケス
トラの案を提出したら採用された。
その企画運営はルミだった。あのHPにでていた同級生に刺激されて担当したのだった。
多くのプロの団員を集めたり練習会場を手に入れて・・
そこまでは順調だったはずだった。
そして初の練習日・・・なぜかルミは呆然として現れた。
コントラバス奏者でルミの音大のパク先輩が見学に来ていた。
オケの団員を見てすごいメンバーばかりだな、という。
そしてルミにどうした?ときいても答えない。
やっとひとこと
「先輩いまお金持ってる??」
「??」
彼女は何かを悩んでいた。
練習会場へはいると団員が練習は、まだですかと聞いた。
ルミはそこにあったテレビのスイッチをいれた。
そこには市のプロジェクトオーケストラの予算3億ウオンを横領されたという容疑者逮捕のニュースだった。
このニュースは捜査段階なのでまだ公にされていないといった。
つまりプロジェクトオケはその予算がまるまる詐欺にあったということだった。
ルミは音楽の自分史を語らい
そして
予算が無いのでギャラは出ないけど皆さん残ってくれますか?とのルミの訴えた。
しかし、みんな帰ってしまう。
詐欺に会ったことはだまっていますよ
そういって去っていった。
もうだめ。
3億のお金を取られてどうするの?
死ぬしかない。
ルミは海の断崖絶壁に立った・・・そして飛び込む。
”天から落ちても救いのアナはある”ということばがあった。
お金のアナはあるのか?
3億も無駄にした。
死にたくないけどもう私に道は無い。
落ちていくルミだった・・・
・・・・・・・・・
いきなりケータイの音でルミはバスタブのなかから起き上がった。
服を着て、本当には海で死にたかったけどバスタブで水を張って死のうとしたのだろ
うか。
市長からの電話だった。
明日初日の練習だが会議でいけないのだがという。ルミは「大丈夫です」と断った。
君は仕事熱心だ、りっぱだと市長はルミをほめたたえた。
翌日からルミはメンバーを集める張り紙を電柱に張ってあるいた。
それをはがすバイトをしている少女がいた。
ハ・イドウン。高校生。
ノーギャラでオーケストラ??
はん!!あほらし。
その時声をかけた老人がいた。キム・ガビョン
これは普通の牛乳かい?と手に持っているイチゴ牛乳を見せて聞く。
みればわかるがイチゴ牛乳である。
なぜかな???普通の牛乳のはずだがというので
配達を間違ったのでしょう?
と少女は言うと、
配達する人はまじめな人だ。そして「うるさい!」とイドゥンを怒った。
こちらはある家族。
ここのご主人は「飯は?」としかいわない。
息子も「飯は?」としかいわない。
娘は自分の身の回りのことが出来ない。今日も靴下がないと騒いでいた。
奥さんは一日中、家族のために動き回っていた。
洗濯物のなかからオケ募集のチラシをみつけて興味を持つ。
団員募集・・・か・・・
チョンヒョン。普通の主婦。
とにかくトランペットとコントラバスがいない。
ルミは「だれかいない?」と知り合いに電話をかけるがなかなか見つからない。
そんなとき、ラデッキー行進曲が聞こえてきた。うるさいな・・・と思ってよくよく聞くと上手い。家を飛び出したら目の前に奥さんがいた。チョンヒョン大家さんである。さっきの普通の主婦さんだ。
あれは隣の住宅街よ。
というのでルミは音を頼りに飛び出した。
おおきな家である。後から奥さんが追いかけてきた。警察官をやっている甥のカンゴヌが住んでいる。この家の持ち主はサンフランシスコへ行ってるので芝刈りのついでの管理人としてすんでいるという。
インターフォンをならして「トランペットの事で」というと
「夜中は鳴らしませんから」といってきってしまった。
奥さんの話によるとゴヌは気が弱くてやさしいらしい。停職中だという。そこでルミはゴヌが乗っている地下鉄でわざとチラシを配った。
「私は民間のオーケストラでバイオリンをしているトゥルミです。チャリティコンサートなどをやっていますが、団員が少なくなっておまけに私は耳が悪くて音楽を続けられません、最後のコンサートにだれがトランペットをお願いできませんか?」
そしてバイオリンを弾き始めた。
弾き終わって先ほどのチラシを回収に回った。
ゴヌがトランペットのケースを持っているので「音楽をされるのですか?」とわざと聞いた。
「はい」と答えた。
「トランペットですか」と聞くとゴヌは違うと頭を振った。ありがとうといって席に着いたが「気が弱いのにうそをつくかい???」ルミは怒った。
ゴヌは次の駅で降りようとする。チラッとルミを見た。
ルミはがっかりしてバイオリンのケースに顔を伏せていた。
「警察は民を守るものでしょうが!!!まったく~~~~!!!」
ゴヌはルミをみたが、顔を伏せているので黙って降りた。
気がついたルミはあわてて追いかけた。
(カンゴヌ役のチャングンソク。ひげを生やして実年齢より上の役をやっています。
でもかわいいです。隠せませんね・・そのかわいらしさ~キャハ~~♪)
駅内をさがしたがゴヌはどこにもいない。
「逃げ足の早い奴ね。ほんとに信じられない!!」と大声で怒鳴ったら誰かがルミの
背中を叩いた。
振り返るとゴヌだった。
「一回だけでも良いですか?」という。
ルミは心の中でやったーーーーと叫んだ。
ルミはうれしくなって
「私は耳が悪いので大きな声でいってください」というとゴヌは
「独学で下手だけど、一回だけなら」「聞かせてくれますか?」「は?耳が悪いのでは?」「楽器に触っていればわかります。」
ゴヌは本当かと思いながらペットを出した。スッペの騎兵隊序曲を吹いた。ルミはペットに触って聞いた。
通り過ぎる人は拍手をした。
「本物だわ~~~」ルミは嬉しくなった。ところがそこにけーたいがなった。「ア、市長?オケの練習ですか?大丈夫です。はい。」といったので耳が悪いのがばれた。
しかも民間のオケではないことも。
ゴヌは怒って去っていった。ルミは追いかけたが追い払われた。
思ったより手ごわい奴だわ。(いいえ、あんたがうそをつくから悪いのよ)
係長からの電話だ。
市長が再来週練習を見に来るというのだ。
さぁ大変!!!
ルミはまたまた電柱のチラシを張りなおしにいった。
そして音大出身ならなお結構、但し練習だけ参加でノーギャラを訴えた。
なんとしてもゴヌに入って欲しいルミ。
ゴヌがトレーニング中でもついてきては「はい、オケのシールよ、かわいいでしょ?。私はきっといかれているから逮捕しても良いよ。でも公演後にしてね。停職中でしょ。あなたは悪くないわ。舞台がいやなら目立たない所でもいいのよ。あの実力なら音大出?トランペット専攻?」
音大には、いってない。本当に独学??天才だわ」
「クラシックは嫌いだ」
「でも、あのラデッキー行進曲は?」
「あれは職場の朝会の歌だ」
「あれはヨハンシュトラウスよ、ラデッキー行進曲よ」
「クラシックをやる人間も嫌いだ」
「だからなぜなの?いってよ」
「その中でおまえが一番最低だ」
かなり言われた。嫌われた。
さて、ルミのパク先輩はコントラバスの経験者である。
彼は会社の組合がデモとストをしたので、会社を守るため会社の玄関前に多くの社員とともに機動隊と立っていた。妻と子供がその様子を見に来ていた。いきなり組合員が生卵をぶつけだした。組合員と会社員ともみあいで卵だらけになった。小さな娘は恐怖で泣き叫んだ。
生き方を変えようか。
先輩はルミのオーケストラを応援することにした。
そんなこんなでオーディションの日。
どんな人がくるのか分からないので緊張してまった。
まずチョンヒョン大家の奥さんが来た。
チェロ志望である。
だが楽器を持っていない。
つぎにキャバレーのトランぺっターがきた。ぺ・ヨンギだ。第一楽章を吹くと言いつつ第三楽章を吹いた。
オーボエは、あの牛乳の親爺だった。キム老人だ。
オケは経験者である。抜群にうまい。「ソウル市響にいました。キムガビョンです。」
つぎにあのときの女子高校生さんである。女子大生とうそをついた。ハ・イドウン。ギャラの交渉をした。お金にシビアである。
フルートでビゼーのメルエットを吹いた。
バイオリンの二人の女性が来た。ジュヒとジュヨン。エレクトリックバイオリンをやっているというがクラシックもやりたいという。
その夜のこと。
大家さんの奥さんはなくなった姑の墓の前で葬式に使ったお金が残ったのでチェロを買ってもいいですかときいていた。
さてオケの練習初日。
あのときの女子高生イドウンとキム老人が隣に座った。が老人は彼女を覚えていない。
へんなやつ、とイドウン女子高校生は思った。
だがあのキャバレーのペット吹きヨンギが練習のテンポをはずし、めちゃめちゃにした。
先輩がおこってけんかになった。
いいトランペッターがいない・・・
決意を固めルミは「強行突破をするわ!!」
といった。
その夜、あのゴヌの部屋に急に現れた。
ゴヌは驚いて、何で入ったんだ?と怒鳴った。
おばさんに聞いたわよ。1234なんて暗証番号、子供みたい。
びっくりしたゴヌが怒った。
帰れ!!
帰ったらオケにはいる?
不法侵入だぞ。
いいわよ、死ぬのはもう何回目かしら。
ゴヌが携帯で電話しようとしたのでルミはそれを取り上げた。
どうしてクラシックが嫌いなの?
教えたら帰るか?
まーね、納得したら帰るわ。
まず、韓国語の歌のほうがいい。クラシックは大げさな服を着るし、題名が長いし、英語だし。
イタリア語よ。
えらそうだし・・クラシックをやる人を二人知っている。一人がお前だ。もう一人は例えそいつのためでもやらない。
そいつって?
もともとクラシックには興味はあった。そいつが潰した。
あの日、マエストロ・カンゴヌは公演まであと5分なのに指揮をしようとしない。
力づくで舞台に連れて行こうとしたとき、当時子供だったカンゴヌがマエストロに質問がありますとやってきた。
クラシックとは四角形といいますが、なぜ四角形なのですか?
円形ではないからだ・・・
そうではなくクラシックを説明するのにどうして四角形なのか答えなければなりません。
お前はどう思う?
それは・・・・えっと・・
カンマニはここでこっぴどくゴヌの不勉強を指摘し、こきおろした。
おまえは自分が何を質問するのかも分かっていない。勉強不足も甚だしい。何故私がお前のために講義をしなければならない。
時間が無くなりマエストロ、カンは強制的に舞台へ連れて行かれた。
さてがっかりしたゴヌは宿題の答えにクラシックとは「犬の糞」と書いたのだった。
その話を聞いてルミは
「それ誰なの?」「いいたくない」
「自分勝手ね」「だったらここにもいる。おまえだ。自分が首にならないように俺たちを巻き込もうとしている。おれなら責任とって刑務所に入る。」
ルミは「ごめん」といって帰ろうと玄関へ向った。
しかし暗証番号が入らず、ゴヌは手伝ってドアを開けた。
ルミは「首になるのが怖いのではないのよ。仕事を失ってもバイオリンを教えられるわ。バイオリンをやって17年になるけど一度として公演したこと無いのよ。あのメンバーはみんなそうなのよ。きっとできるわ。出来る事を見せたい。」
そういってルミはかえって行った。
そしてある学校の先生であるトランペッターに交渉した。
「私はプロですから、報酬が必要です。」
200万ウオンという。
「一緒につれてくる仲間もいるのであわせて350万ウォンだ。」
ルミは泣く泣く承諾した。
しかし彼らは練習日にやって来ない。
振込みしたのになぜ来ないのよ!!
と、ルミが叫んだ時後ろのドアが開いてた。ゴヌだった。
「大変そうだな」といった。
そしてあの350万ウォンの男であるクォン先生が来た。
ゴヌ、先生、ヨンギの三本のトランペットで「トランペット吹きの休日」を演奏した。
先生がファースト、ヨンギがセカンド、ゴヌがサードだ。さて練習が始まるその時先生の携帯がなった。
「オーケストラ?いいの、いいの、アマチュアだからね。はははは・・・」
「先生携帯は練習終わってからにしてください」とルミが言うと
「わたしは、プロです。ちゃんとあわせられる」といいます。
ケータイでの話を終えない先生。
先生・・
ファースト入ってください・・
あの先生・・・入ってください・・
タクトを振りながらルミはいった。
先生は携帯で話をしている。
ゴヌは先生のファーストのパートを吹くことにした。
ルミはゴヌがファーストに入ったのを感じた。
よしいこう~~みんな気分がよくなってご機嫌で演奏している。
先生は驚いて、最初からもう一度、と声をかけた。
しかしルミはタクトを振り、そのまま・・・続行した。
頭にきた先生は、勝手にしろ。所詮アマチュアじゃないか!!と怒って出て行った。
そこに何も知らない市長がやってきてブラボーブラボーさすがは、プロだ、とほめた。
そしてルミは指揮者がこれからヨーロッパから帰って来る事を市長に言う。
その名前を聞いて、ゴヌは顔色を変えた。「カン・ゴヌさんが指揮者です」
オーボエのキム老人は「彼はマエストロカンといってカンマニと呼んでいた。
しかし、楽壇キラーで有名です。
自分の納得のいく演奏で無ければ有名なオーケストラでも潰しにかかります。」
あの日、あと5分という間にゴヌの宿題が「犬のフン」で終わり、係員に連れて行か
れたカンマニは、大統領の前でタクトをふった。
しかし、彼はゴミのような演奏といって途中で指揮をやめた。
ブラームスを汚すことになる。
どうか皆様、お帰りにはCDを買うべきです。そのほうがよっぽどいい。」
そういったので会場は騒然となった。
当然音楽界を追放になり姿をくらました。
そのカンマエをわざわざ呼んだのがルミだったのです。
楽団員はどうしようと相談し始めました。
「なぁルミ、まえ話した大嫌いなクラシック野郎はそいつだ」
ゴヌは辛そうにいった。
そのカンマニが空港に着いた。
「10年たっても進歩が無い町だな」と故郷の風景を見て言った。
続く
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