ずっとチャングンソクさんのドラマを見てきて好きな役だな~~とおもう役もありこれはちょっと・・・と思う役もあります。
「イケメンですね」は女優のパクシネさんがすごくいい演技をされていて明るくてかわいらしいけなげな役ですが、グンソクさんは気難しい役でちょっとこのベートーベンウイルスにでているキムミョンミン演じるマエストロカンに似ています。「イケメンですね」のグンソクさんの役もカンマエと同じく「天才」という設定なので、気難しくなるのでしょうか。
ちょっと暗いし・・・口はきついし・・・・
似てますね・・・。これから俳優グンソクさんはどのように変わるのかわかりません。
でも、ブログにあっぷしているあらすじと感想の作品の選択基準は、チャングンソクさんとその役回りが好きということで・・・あります(笑)
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ベートーベンウイルス:あらすじと感想
第3話 風を感じて
ゴミのようなオーケストラ・・そうカンマにはいった。
ルミは、怒りで涙がでた
あきらめるのがいやなら
ついてこい一週間だ。
オーケストラキラーの本領発揮である。
特に「フンの塊」といわれたチョンヒョン夫人は自信をなくした。
そしてやめるといって去っていった。
残ったメンバーも怖いとかひどいとか不満だらけであったが。
そしてカンマエの指導によるパート別練習でルミもへただといわれた
ここにはまともなやつはひとりもいない
音階練習を100回やれ
こんな短い曲すら出来ないとは。
気が済みましたか?
ゴヌだった。
非難するのが楽しいですか?
「・・・別に
非難しても変わらない。時間の無駄だ。」
「そのとおりです、文句だけで説明が無い。」
するとカンマエはそんな事必要が無いとばかりに
「オケは指揮者の楽器だ。私がオケを演奏するのだ。
年老いた楽器、逃げたフンの楽器、キャバレーの楽器、反抗する楽器。」
「皆人間です。」
「お前達は犬だ。私が飼い主。指示通りに吼えろ。」
大声で怒鳴った。
一同が驚いて静まり返った時、イドウンが「終わった!!」と大声を上げて立ち上がった。
それをみて呆れて去ろうとするカンマエ。
ゴヌが言った。
「犬にかまれた事は?」
「ない。
飛びかかられたことはあるが蹴り上げてやった。」
そういってカンマエは去っていった。
皆帰り支度をしている。
ルミはゴヌに近寄った。
「あの人は口が悪いのよ。気にしないで。」
するとゴヌは
「お前の音、ひどかったぞ。」
と怒った。
「カンマエが怖くて気が散ったの。」
するとキム老人は
「実力を出せる環境ではない。」
といった。
このままではまとまらない・・
その時キャバレーが指揮台に上がった。
そしてカンマエの真似をした。
「お前達は手足が太すぎる、その太い足はなんだ?
力で演奏するのか?脂肪で音楽を奏でるのか?」
皆笑った。
「笑えるか?私が笑いたい。」(キャバレー)
「お前らは犬だ。指示通りに吼えろ。」(キャバレー)
「ワンワンワン」(キャバレー)
一人でカンマエの真似事をしていた。
皆また笑った。
パク先輩が「偽者でいつまで遊んでいるのだ?」
というと
「カンマエの前では黙ってたくせに。」とイドウンが言った。
「カンマエみたい」、といわれたパク先輩は怒ったが、キャバレーが「私のほうがカリスマ性はあるぞ」といった。
パクが「何だその服は蝶ネクタイする暇があったら練習しろ。」
というと
ゴヌは「なんだか、子供みたいな会話です。」
などといって無駄話でだんだん気持ちがほぐれていった。
カンマエが指揮台にたった時、キャバレーはどこが悪いのか説明してくださいといった。
「吹いてみろ。」
キャバレーはうわずった音程で吹いた
「なぜ何も言わないのか分かるか?」
「はい。
失礼・・・」キャバレーは打ちのめされた様子で座った。
ある自主練習でバイオリンの女性が「私も音が可笑しいのかな」という。
「エレキのくせで弓に力を入れすぎだ。」
それはゴヌだった
そして
他の楽器の音を聞かないと調和できない、とアドバイスをした
「どうでしょうか?」とゴヌ。
キム老人は
「そうだ、一度あわせてみよう。」
ワンツースリーフォー・・
あわせようとして警備員がはいってきて
「何時だと思っているのだ!遅いから練習をやめてくれ。」といった。
ゴヌたちはある建物の屋上にあがった
音を合わせながらゴヌが指揮をしていると
ルミがわらった
「まるでロボットみたいよ ぎくしゃくしている。」
「フォームを研究しなくてはね。」
その夜
ゴヌはカンマエの部屋の書棚にいってそれらしき本を一冊・・・
「何をしている?」
と聞かれてホンをシャツの下に隠した。
「不眠症でしたら僕の以前持っていたDVDをどうぞ・・」
といって18禁のDVDを差し出した。
部屋にはいって本を早速読み始めたのだった。
ゴヌ・・・まじめである。
こちらはキム老人。
彼は問題を抱えている。
認知症になる可能性があるというのだ。
並べているCDの順番を覚えてひとつひとつ空で暗証している。
そんなときに、信頼しているひとはおじいさんだけといってイドウンがやってきた。
きけば家庭の不幸とともなってお金が必要で20万ウォン貸して欲しいという。
キム老人は普段からのイドウンの言動に不信を持っていたので断った。
イドウンは怒って帰っていく。
ゴヌを中心とした自首練習は続いていた。
テンポ・・カンマエが言ってたよりも少し早くしても良いのでは?
と解釈した団員達だった。
カンマエが言った。
呼吸が合ってきた音程もいい
だた走りすぎだ。
指揮をよくみてもっとゆっくり・・といった
再び演奏したが速さが合わない。
カンマエの指摘に皆ゴヌを見た。
ゴヌは立ち上がり、手をたたいて早さをカンマエに確認した。
もっとゆっくりだ・・こうだ・・・
カンマエは指揮棒を叩いた。
ゴヌは
ああ・・・わかった
皆このテンポだ、と手を叩いた。
カンマエはそれをけげんそうに見ていた
ではもういちど。
ウイリアムテル序曲のトランペットをゴヌが吹く。
それにあわせてキャバレーも吹く、弦楽器もみる・・・
ゴヌにあわせている。
首脳会談・・
ルミは指揮者のせいでせっかくの雰囲気ぶち壊しと怒る。
キム老人は、カンマエはよくなったといったし、ゴヌのおかげといった。
ゴヌはガビョンさんの力ですよ。といった。
しかし、気をつけないと、ゴヌの指揮になれてカンマエの指揮にあわせられなくなったら大変だ。
今度はカンマエにあわせようと決めた。
ルミはこれは実力だというが、カンマエにとって指揮台に他の人間が上がったなどというと彼のプライドがきずつくと心配した。
マエストロとは絶対的な存在である。
カンマエに知られないようにしよう
それが首脳会談の結論だった。
カンマエの練習が始まった。
そこに不信な男性がはいってきた。
イドウンの父親のようだ。母親も来た。
「おまえ、学校を何故辞めた」と、父親はイドウンを攻めた
「お金が無くてもお前には才能がある」と父親は信じていた。学費が払える経済状況ではない。身体障害者の父と、水商売で糖尿病の母。
バイトでお金を稼いで生活をしているイドウンにとってすこしでもお金を稼ぎたかった。
しかしオヤに学費も負担させてはいけないと思って実際より学費を安く言ってその差額をバイトで埋めていた。
だが、それも限界で先日キム老人宅に行ったとき、お金を貸して欲しいといった事は本当で、大変困っていた。
だからそれゆえに貧乏を認識してイドウンは学校を辞めた。
父は誰かを恐喝した事で電話があったという。イドウンはキム老人だとわかり恨みを行って去っていく。
カンマエは練習の始まる前にドア影から団員の疑問に答えるゴヌを見た。
なにをしている?
と聞くと
ジュヨン:宴会の件で・・・
ジュヒ:ゴヌが幹事なのよね
ヨンギ:先生はただにしよう
ゴヌ:タダだなんて・・・
練習中様子を見たカンマエは急にタクトを下ろした。
「お前・・・」
「俺?」
「吹いてみろ
お前は神のように扱われているな
どれくらいの腕前か確認したい。
レターCからだ・・」
ゴヌは楽譜をみて・・
それをヨンギ(キャバレー)にかえした。
「どんな感じでしたっけ?」
「何??」
「楽譜は読めなくて」
団員達はざわざわした。
「楽譜が読めない?」
「複雑すぎるから聞いて覚えたほうが早い。」
「覚える?」
「はい、聴いたまま・・
演奏に支障はないでしょ?」
「確かにそうだが、楽譜は基本だし・・」
カンマエが手を上げた。そしてピアノのまえにすわって短いフレーズを弾いた。
「吹いてみろ。」
ゴヌはその通りに吹いた。
おおお~~と声が上がった。
「もう一曲・・」少し早くて長い・・
それも同じく吹いた・・
おおお~~すごい!!
「問題があるなら楽譜を覚えます」といった。
「天才だ・・
本当に天才なのか??
楽想もテンポもアクセントも
聴いたまま覚えるという
すごい天才だ。」
「どおりで教えるのが上手いはずだ!」
これにカンマエは反応した。
「教える?」
ルミは
「ゴヌは自主練習の時は大活躍なんです。先生の説明を全部覚えてて教えてくれます。」とごまかした。
その夜、ゴヌは自主練習にいくまえにカンマエに聴かれた。
「一度聴いただけで他のパートも覚えるのか?」
「はい。」
「だから楽譜は必要ない。」
「はい。」
「楽譜どころか25歳になるまで才能にきづかず、交通整理をしてきたわけか。クラシックをはじめても思いいれも無く私の質問にも上の空で答えるだけ。才能も知らずに・・フン
豚に真珠だな。もったいない話だ
おまえは傲慢やろうか、バカヤロウのどちらかだ。」
カンマエがそこまでいうとゴヌは夜食を食いにいくといって出て行った。
カンマエは思い出した。
あの時、テンポが早いといったら
自分のテンポをまねてすぐ理解でした
おまえはすごいなどうりで教えるのも上手いはずだ
8分の一音だからこのくらいかなと
スコアならともかくパートも覚えるなんて
カンマエはゴヌのエピソードを思い出していた
一方この夜中に聖堂ではみんながそれそれの楽器で遊んでいた。
そろそろ練習しようぜ・・・
そういったので始めた
騎兵隊序曲・・・
テンポはカンマエより早い
その聖堂にある男が近づいてきた。
ヨンギはいった。「本当の指揮者はゴヌでしょ」
あはははは・・
「ヨンギさんはカンマエとの練習ではなにもいえないのに。」
「私も早いほうが好き。」
「公演では指揮者の指示にしたがわないと。」
「どっちでも良いから早く練習しよう。」
「カンマエが知ったら大変だ。」
「大変だってかまわないさ
ダメな指揮者が首になるのは当然だ。」
近づいてきた男はカンマエだった。
カンマエはドアを開けた
指揮台に立っているゴヌを見た
「夜食を買いに?皆で宴会か?何故驚く?秘密結社の会合か?」
「先生・・・」
ルミが立ち上がった
「そのままこっちへ」
ゴヌが出てきた。
「どうすればいいですか?」
カンマエはいった。
「首だ!!
指揮者はほかに居ない、トランペットならいるだろう。」
「わかりました。」
去ろうとするゴヌに、ルミは言った。「ここにいて。」
「ゴヌは残します。」
「なんだと?」
「皆をまとめて引っ張ってきたのはゴヌです。彼がいなければとっくに解散していま
す。」
「だったら私がやめる。」
「どちらかを選べというのならゴヌを選びます。」
「そうやっていい加減にするんだな。」
「とにかく公演をやりたいのです。いい加減ではありません。見下されて侮辱されるのは私が原因ですから耐えますが、団員達はもう限界です。
団員達とともに歩める人を望んでいます。
それがゴヌです。
先生ではありません。」
「それだけか。
私はもう帰りたい疲れた。」
「申し訳ありません。」
カンマエは去っていった
さてチョンヒョンさんは、
家庭が自分の居場所と思っていた。
夜中にでかけていたことについては
迷惑かけたわね、と家族に謝罪をしたが実は母親がいなかった事など誰も知らない。
気がつかない。主人でさえ気がつかない。「え?居なかったの?」というぐあいに。
だれも母親の存在など気がつかないのだった。それにショックをうけたチョンヒョン。
それより飯が柔らかすぎだと主人は怒った。
翌日チョンヒョンさんは八百屋で
フユアオイを探したがない。八百屋の奥さんにフユアオイがないのかとたずねたが返事もしてくれない。おまけに他の客の相手ばかりをしてちっとも話を聞いてくれない。
店にフユアオイがあるのを見て。なぜあることを知らないの?無視しないで、人の話を聞いてと怒った。
ルミの車で聖堂に着いたゴヌ。
楽譜を読む練習をしていたらしい。
遅刻である
カンマエはどこにいったかわからないとゴヌがいうが
聖堂にいた。
驚く二人
幽霊でも見たか?ときかれた
最後の日だ、仕上げをしないと・・・
ネッラファンタジア
モリコーネが作曲した曲だ。4分の4拍子
これは映画ミッションの主題歌だ
・・・楽想をいう
みんな鉛筆をうごかす
ゴヌはじっと聴いている
ヨンギは無理と書いた
団員の反応を見てストーリーを話して行く。
ピアノをひいて実際の演奏の仕方を指導する。
ヨンギは分かってきたと喜んだ。
「皆さん目を閉じて・・
テンポや音程は問題ではない
大切なのは観客に何を伝えたいか・・心だ
気持ちだ・・・
目を開けないで
どこからか鳥の声が聞こえる・・
小川のせせらぎも聞こえる
暖かい日差しも感じられる
シマリスが通り過ぎる
風もそよそよと吹いている
さわやかな木の葉のかおり・・・・・」
そして皆がそんな草原にいる・・・・・
「ネッラファンタジアの世界にようこそ」
音符や速さは必要ない
あわせばいいんだ。
そして演奏が始まった
あたらしい世界へいった人がみたものは??
メロディをつないで
だんだん大きく??
ファンタジアだ幻想的に
徐々に近づく
また遠くに消えていく・・・
終わった
皆はその感動に呆然とした
「お疲れ様」(カンマエ)
指揮一つでこんなにも変わるのか
吾に帰った団員は拍手をした
ブラボーカンマエ最高!!!
ところがカンマエは仕返しに出た。
「私はここまでだ。期待の新星カンゴヌがいる。
楽譜が苦手な怠けた天才だ
後は皆さんでやってください。」
そうだ・・・みんながカンマエはいらないと結論を出したからそれはなにもいえない。しかしこれほどまでにすごい指揮を見せ付けられて、去っていくのを見ているのもしゃくに障る。
「航空券を手配してくれ。」
そういって去っていった
「なぜ?
やめるの??待ってください!!」
どうする?という表情でルミはゴヌを見た。
どうにもできない
家に帰るとカンマエは荷物をまとめていた。
「後は送ってくれ
あ、本が一冊無いけどお前か?
お前にやるから覚えるといい
暗記して役立つかな
役立つだろうなお前は天才だから
音楽を感じてもらうための芝居は疲れる
ではもう寝る。」
「先生が嫌いです。」
ゴヌが言った
「強烈な別れの言葉だな
分かっている事をわざわざ言いに来るな。」
「平気で人を傷つけて自画自賛して意見を言えば、残酷に踏みにじる。許せません。先生の全てが嫌いです。」
「だが、こんなものいるぞ。
実力も無いのに他人に迷惑をかける奴
いつか私が懐かしくなるさ
嫌われて結構。」
そういってカンマエはドアを閉めた
その向こう側からゴヌの声がした
「でも指揮は最高だ
それは認めます
いいたくないけど生まれて初めて
感じた音楽があんなに美しいなんて
信じてもらえなくても本心です。」
「テンポを変えた間抜けのくせに からかうな。」
「指揮を続けてください
そして俺に指揮を教えてください。」
ドアを開けてカンマエはいった
「この状況で私がオッケーするとでも言うのか
どういうつもりだ、何かの冗談か
ま。面白くも無い冗談だが。」
「傲慢でした。
先生の指揮を見て自分が恥ずかしくなりました。」
「それが私が聴きたかった言葉だ。」
「俺では全然足りていない。」
「何が足りなかったのか言え
答え次第では考え直す。」
「全てでした。」
「わかっただが指揮はできない
謝罪と罰は別だ、自分たちで責任をとれ。」
その夜カンマエは自分を非難したルミの言葉を思い出していた
モーツアルトは貴族ではないわ。あの時代だとアンタはサリエリね
私は団員達を一緒に歩める人を望んでいます
彼女は何故謝罪をしない・・・・
さて市長は接待で飲んでよっぱらっていた。
車で接待所を去ろうとしたとき、そのまえにたちはだかったのかイドウンだった。
「なんだ、君は??」
「酔いがさめるようなお話があります。」
カンマエの元にルミが航空券を持ってきた。
「引き止めたいけど無駄でしょう。」
「なんにしてもこれでいい。これでマエストロカンと摩擦をおこしてお互いが疲れることが無い。」
そんな言い訳をぐだぐだとした。
「おまえにとって最高の指揮者は彼だろう。」
ルミにとって指揮者はゴヌでよかった。
「私が集めた団員が大切なのです。
しかしあのことは謝ります。先生の実力を見くびっていました。
勝手にゴヌを指揮者にして練習した事。
指揮をあまくみていたこと
交代して欲しいといった事。」
カンマエは航空券を取り上げた。
「最後に謝るとはただのいいわけだ。」
「多くのことを学びました。
お疲れ様でした。」
二人が背を向けたその時二人のケータイが同時になった。
そして詐欺事件がばれたのだった。
あのオーケストラは偽者か。
ルミの係長だった。
そして通報したのはイドゥンだった。
二人はお互い顔を見合わせた。
ことは収束に向っているわけではなかった。
第3話おわり