武侠ドラマはハマル!

武侠ドラマを中心に韓国歴史ドラマ&映画、そして近年話題になっている中国歴史ドラマ&映画を取り上げていきます!

遊び心満載のドラゴン・キングダム

2009年06月21日 22時46分12秒 | 映画
ドラゴン・キングダム (中国語題は『功夫之王』)



ジャッキー・チェンとジェット・リーの初共演で話題になったこの映画、そして遊び心も満載のこの作品を私なりに分析してみました!

 

まずは、ジャッキー・チェンとジェット・リーとのカンフー対決!
どちらが強いとか技がすぐれているとかは関係ないですね!
この映画の中で手合わせしているシーンが貴重なのかも!


 

武侠ドラマファンにとってはおなじみの名前がありましたね~。
そう、リュウ・イーフェイです。

 

「天龍八部」「神侠呂」での活躍でファンになった人も多いはず。
そんな彼女が「ドラゴン・キングダム」でハリウッド・デビューですからうれしいですね!
しかも、アジアが生んだ世界のスーパースターたちと主役を演じたのですからね~。
ただ、気合が入りすぎたのかイマイチ美貌が損なわれていたように思われたのは私だけでしょうか?
アクションシーンも「神侠呂」で演じた華麗な武功は観れなかったのは少々残念でした。

ただ、最後の方のシーンで現代女性としての容姿を拝見できたのはうれしかったですね。



一方で、悪役として登場した白髪魔女は迫力満点のアクションを披露してその上かなりの美女でしたね。
本家本元の「白髪魔女伝」の女性よりも美人でした。(と思われる)

 

それはそうと一番の主役の西洋人(マイケル・アンガラノ)は、彼がまだ無名なのか共演した中国人が有名すぎるのか?ちょっと気の毒、ピエロ的な存在でしたね。





ゴールデン・スパロウ(金燕子)



中華街の女の子 



さて、映画の中での配役で目をひきつけたのは、ジェット・リーが孫悟空とサイレント・モンク(默僧)の二役、ジャッキー・チェンがルー・ヤン(酔仙魯彦)と質屋店主の二役、リュウ・イーフェイがゴールデン・スパロウ(金燕子)と中華街の女の子の二役を演じている。


 

その中で、ルー・ヤン (酔仙魯彦)は、ジャッキー・チェンの初期の頃の作品である「酔拳」で演じたキャラクターを使っている。なつかし~い。

私、個人的にはジャッキー・チェンの作品は昔の方が好きですね。
特に、「プロジェクトA」、「ポリスストーリー」のシリーズはおもしろかったですね!

また、ブルース・リーの「ドラゴン怒りの鉄拳」では、エキストラ役と悪役のスタントマンを務めた。
今でも脳裏に焼きついているブルース・リーに蹴られて空中を飛んでいく悪党のボスのスタントマンは彼だったのである。
さらに「燃えよドラゴン」にもエキストラ役を演じていた。
彼の無名時代でも、実は世界的に大ヒットした香港映画に出演していたのである。

そんなシーンを思い出させるようなワンシーンが最初の方にあります!
中華街の質屋の店の中で、レア物を思わせるブルース・リーのポスター?というか絵、そしてこの映画に主演しているジェット・リーが、まだリー・リンチェイの名で売れている頃の絵が出てきたりして、カンフーファンなら喜ぶような演出もしてくれている。

ジェット・リーは金庸作品の「笑傲江湖」「倚天屠龍記」の映画で主役を演じたことは武侠ドラマファンは知っている人も多いはず。
私としては映画の作り方が気に入らなかったので好きにはなりませんでしたけどね。

やはり、彼の作品は「少林寺」がよかったですね。一番印象に残ってますから!
それにしても風貌だいぶ変わりましたね!