武侠ドラマはハマル!

武侠ドラマを中心に韓国歴史ドラマ&映画、そして近年話題になっている中国歴史ドラマ&映画を取り上げていきます!

「倚天屠龍記」レンタルリリース記念スペシャル!(第一弾)

2010年10月11日 23時26分56秒 | 武侠ドラマ



武林至尊、宝刀もて龍を屠り、天下に号令せば、敢(あ)へて従はざる莫(な)し。倚天出でずんば、誰か与(とも)に鋒を争わん

 

待ちに待った「射雕三部作」の最終章を飾る作品「倚天屠龍記」が10月8日レンタルリリースです!
ということで、私なりにスペシャルな記事を載せてみたいと思います。

1)小説での第一章(はじまりは?)

郭襄が少林寺の無色禅師を尋ねて旅をしているシーンから始まるのだが・・・。
そして何足道と出会い崑崙三聖の正体を知ることに・・・。
また、少年だった張君宝はやがて自ら張三豊の名乗る
そして、50年の月日が流れ張三豊は武当派の開祖となっていた。

 ドラマの初回冒頭シーンはどうでしょうか~!

 


2)倚天剣と屠龍刀

 江湖では、それを手にした者は武林を制覇し、天下に号令することができるという、倚天剣と屠龍刀の噂が囁かれ、それを手に入れようとする人々の間で熾烈な争いが繰り広げられていた。
 
武芸に長けた正邪入り乱れての対決、主役の張無忌を取り巻く女たち!その先に見えるものは?


3)ここから大きな展開に!

武当派の開祖張三豊の三番弟子兪岱巖は、武当山へ戻る途中、江南で偶然にも屠龍刀を巡る争いに巻き込まれ、重傷を負ってしまう。

そして張三豊の弟子たちが真相究明に向かうのだが・・・


4)張翠山と殷素素の出会い

主役の張無忌の父と母!正派(武当派)と邪教(天鷹教)の二人に悲劇が襲う。
その時とった行動は?

このシーンはどう描かれているのか?気になりますね~!




5)少年時代の張無忌

少年時代に出会う人たちに注目!
胡青牛(こせいぎゅう)、金花婆婆(きんかばば)、楊不悔(ようふかい)

個性的なキャラがどう映るかな~?

  

写真左より 胡青牛、金花婆婆、楊不悔


6)謝遜(しゃそん)=金毛獅王(きんもうしおう)

一家を師父・成崑によって殺されたことにより凶暴化してしまう。
その矛先はあらゆるところに・・・・。
張無忌はこの義父にあまりにむごい仕打ちをうけることになる。
それでも無忌は気にかけて事あるたびに振り回されることになる。

冰火島へ渡るシーン、そして冰火島での生活、小説では頭の中にイメージが湧くくらい詳しい文面でしたが・・・。

  

写真左より 謝遜、成崑、冰火島

序盤で描かれるであろう私なりに気になるシーンをピックアップしてみました!
あとは第二弾で!

さて、「射英雄伝」「神侠侶」で多数の登場人物がいましたが、「倚天屠龍記」においても同じく多くの個性的な登場人物によって楽しませてくれるだろう。

そこで、 江湖の世界において大きな影響力を与えている派閥(勢力)から探っていこう!

六大正派  (武林における6つの代表的な門派)

1)武当派(ぶとうは)

張三豊が創始者で7人の弟子たちは宋遠橋、兪蓮舟、兪岱巖、張松渓、張翠山、殷梨亭、莫声谷で武当七侠と呼ばれている。

2)少林派(しょうりんは)

武林に数百年覇を唱えた門派で、72の絶技の1つ金剛指力により兪岱巖は体中の骨を砕かれる。
無色禅師(楊過の旧友)、覚遠、天鳴禅師、無相禅師。
空見、空聞、空智、空性は少林寺の四大神僧。

3)崑崙派(こんろんは)

剣術においては六大正派で最も精妙と言われる門派。
何足道は崑崙派の達人。
何太沖は崑崙派の掌門。

4)峨嵋派(がびは)

掌門が女性の門派で、3代目掌門・滅絶師太は義兄を金毛獅王・謝遜により殺され、明教を心の底から憎んでいる。
周芷若は張無忌に惹かれる。
紀暁芙(きぎょうふ)は武当派の第六侠、殷梨亭の婚約者。
丁敏君(ていびんくん)あだ名は「毒手無塩」。

  

写真左より 滅絶師太、紀暁芙、丁敏君


5)華山派(かざんは)

鮮于通は知謀にたけ「神機子」の異名を持つ掌門。
腕は二流だが頭がきれ、毒で人を苦しめようとし、誤って自分が毒を吸ってしまう。

6)崆峒派(こうどうは)

七傷拳を使う門派。
七傷拳を書いた秘伝の武芸書を仇討ちのために用いようとした、金毛獅王・謝遜により奪われてしまう。

邪教

1)明教(めいきょう)

六大正派との戦いの後張無忌を34代目教主に迎え入れる。
魔教と呼ばれ他勢力から迫害されるも第34代教主張無忌により名誉を回復することになる。
謝遜(しゃそん)=金毛獅王は一家を師父・成崑によって殺さ復讐の鬼と化す。
楊逍は明教の幹部で、紀暁芙との間に生まれた子供が楊不悔。後に楊不悔が殷梨亭の妻になる。(かなり複雑)
説不得は「布袋和尚」の異名を持つ。

 


2)天鷹教(てんようきょう)

教主争いにより明教と分かれ白眉鷹王・殷天正により、創設された明教の一派。
殷天正は天鷹教の教主、そして娘の殷素素は張翠山に人目惚れしてしまう。

 


丐幇(かいほう)

江湖に巨大勢力を誇り、明教とは昔からの仇敵である。
幇主・史火龍は峨嵋派祖師・郭襄の父である郭靖が使ったとされる「降龍十八掌」の内の十三掌を使いこなす。
陳友諒(ちんゆうりょう)は若いが丐幇の八袋長老になる。



派閥(勢力)のそれぞれの主要登場人物をピックアップしてみました。
いかがでしょうか?

とにかく登場人物が多い上にそれぞれの組織に属しているもの、そうでないものなどとにかく複雑に絡みあっているのです。

まさに正邪入り乱れてのストーリー展開となっていきます。

これに謎の美女たちの登場でさらに盛り上がっていくことでしょう~。

   

さて、ここで武侠ドラマで使われている用語について触れてみましょう!
何度も観ているとそれとなく理解できる独特の用語ですが、最初から知っておくとよりいっそう楽しめますからね。

武侠ドラマの初心者向けの講座みたいなサイトがありますので載せておきますね!

     武侠ドラマ23


主要人物のオシャレなイラスト


  



韓国ドラマ 「ワンチョ  ― 伝説の英雄 ―」

2010年10月03日 12時50分25秒 | 韓国近代史ドラマ
「ワンチョ ― 伝説の英雄 ―  (1999)

10月2日にレンタルリリースされたこのドラマに注目!

実在した庶民の英雄”キム・チュンサム ”の半生を劇的に熱く描いた骨太のドラマ!

物乞いとして社会の底辺で生きるしかなかった少年時代。仲間と共に自活を目指すも裏社会の抗争や陰謀、戦争に巻き込まれ、幾度となく死線をさまよった青年時代。日本統治、朝鮮戦争、クーデター。押し寄せる時代の波に抗いながら、全ての貧しい人々の自活のために、できることの全てを尽くしていく・・・・。




   


韓国ドラマ界を彩る実力派スターが集結! 

主人公チュンサムを演じるチャ・インピョは、代表作「星に願いを」で韓流ブームの以前から熱烈なファンを獲得していた韓流スターの先駆け的存在。

相手役を務めるソン・ユナはペ・ヨンジュンと共演した「ホテリアー」で日本での人気がブレイクし、多くの女性ファンの心をつかんでいる。

チュンサムと火花を散らすライバル役を好演したチョン・ジュノは、TBSで放送された「IRIS〔アイリス〕」で、イ・ビョンホンを支える親友(チン・サウ)役として出演。

世界の映画祭で絶賛された、奇才ポン・ジュノ監督の『殺人の追憶』、光州事件を真っ向から取り上げた『光州5・18』、今年のカンヌ国際映画祭で「ある視点部門賞」を受賞した『HAHAHA』の主演キム・サンギョンは、チュンサムのブレーン役として活躍している。

1000万人を動員し、韓国の歴史的大ヒットとなったた映画『シルミド/SILMIDO』、国民的時代劇「朱蒙チュモン」でのソン・イルグクの父へモス役でドラマ界のカリスマとなったホ・ジュノが、圧倒的な存在感を見せている。

「太王四神記」のペ・ヨンジュンのライバル役で、日本での人気に一気に火がついたユン・テヨンは、本作品で本格俳優デビューした。

「チュモン」「風の国」で韓国の国民的スターに登り詰めたソン・イルグクも自身の祖父であるキム・ドゥハンの部下役として出演。

「宮廷女官チャングムの誓い」のイ・ビョンフン監督が手がける「イ・サン」に主演し、今や押しも押されもせぬトップスター の地位を築いているイ・ソジン。

                      「ワンチョ 公式サイト」のイントロダクションより抜粋

このように今では日本においても有名になり多くのファンを獲得している俳優たちが共演しています。

また、”ソン・イルグク ””ユン・テヨン ””イ・ソジン ”の新人時代の演技を観るのも楽しみの一つかもしれないですね。

ストーリーは当ブログでも取り上げました「野人時代」とかぶる部分も多いかと思いますが、現在観ている「野人時代」がおもしろいので楽しみにしています。

このドラマでキム・ドゥハンがチュンサムの親友として登場している。
演じる俳優もなかなかキマッている!
そして、サンカルも登場していてドゥハンとの決闘シーンもある。
演じている俳優は「野人時代」のサンカルと同じ俳優に見えるのだが・・・。

日本統治時代の京城(現在のソウル)を舞台に繰り広げられる内容は「野人時代」にも感じたことですが新鮮且つ刺激的で心に響きそうです。

韓国ではここ数年は近代をテーマにドラマや映画を数多く制作されているようです。

これからは特に近代史ドラマ&映画を要チェック!

思わぬお気に入り作品に出会えるかも~!

※備考   ワンチョ=(ボス、 親分)