The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

Into the Harvest 2020 ミッション完了!

2020年12月17日 | ライブレポート
少し間が空いてしまったけど、絶対に書き留めておきたいライブについて。2月以来、実に9か月振りのライブ。
ASBはそれまで、無観客ライブやライブ配信などもやらないという選択をとったので、本当に9か月もライブをしなかったことになる。

ひで氏です。

このバンドをやってきて20年、いくらライブの空白期間があったといっても9か月はない。
果たしてちゃんとできるのだろうか。ライブ3日前にギターの弦を張り替えながら頭の中はそんな不安でいっぱいだった。
感染症対策は可能な限り行った。マイ消毒ボトルは常に携帯、1時間おきぐらいにプッシュ。そしてライブハウスは、今やどこよりも敏感にそして徹底して対策をとっている。

11月22日(日)、まずは大阪編。梅田に行くこと自体が結構久しぶりだ。
ムジカジャポニカはお客さん一人一人にフェイスシールドをかぶってもらうというある意味逆転の発想で飛沫を防いでいる。
この日はASBホストということでOHIO先行。やはりOHIO101は素晴らしくダークでローファイで、それでいてキャッチーという全く稀有なバンド。去年もそうだったけど、2週間と空けず同じ共演者とライブを続けるというのは精神的・演奏的成長という意味でも我々ASBのようなバンドにとってはとっても大きな意味を持っている。



ムジカオリジナルフェイスシールドは傘付きなので、ステージが兵隊に囲まれているような気持になる。さらにシールド部分が照明に反射してお客さんの顔が見えないし、コロナ禍の鑑賞マナーとして無言なので(本当に守ってくれてありがとう)、ストームトゥルーパー的な無表情のプレッシャーがある。突然「構えーーーーぃ!」という号令とともにザッと銃を一斉に向けられるのではないかという錯覚に陥るのだ。


かと思えばMCでちょっとウケたなと思うとキラキラ光るフェイスシールドがわさわさ揺れるという、これまた今まで見たことのない光景が広がっていてとても新鮮だった。忘れられない夜であったことは間違いない。


ラストのセッションはRun on the Highway。OHIO101が絶賛してくれるこの曲を一緒にやれて、感無量だ。ムジカジャポニカのみなさん、来てくださったお客さん、一人一人に肘タッチでありがとうを言いたい。




Photos by sawamills

Into the Harvest 2020 - Osaka: SETLIST
1. This Could Be the Last Time
2. Lily
3. Another Round
4. Color of Mine
5. Crush
6. If I Could Hate You
7. The Driving Waltz
8. 蛍
9. スノーマン
En:
10. You've Got a Way
11. Run on the Highway

Live Digest 動画はこちら!

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12月5日(土)は東京編である。今回は新幹線移動を選択したASB、バンド史上最も快適な移動だった。
東京でまたこの大好きなOHIO101とやれる。それも遠征で。お客さんを入れて。それだけで本当に純粋にうれしい。それも大阪編の興奮も冷めやらぬまま。


大阪より寒いということはないだろうと高を括ってきたがこの日は関西よりかなり寒かった東京。今回は先行の我々、大阪からいい流れでできたパフォーマンスだと思う。OHIO101 とのセッションは「待っていたのは悲しみだけ、僕の残した足跡はもう…」という曲だ。南部テイストあふれるリフからスタートするこの曲、私ひで氏はもともと大好きな曲だったがなんせ難しい。この曲をセッションにセレクトするのもOHIOらしくていいな。


久しぶりの東京は寒かったけれど、お客さんは本当に暖かく迎えてくれた。30名という限られた人数で、ここでもやはり無言だが会場全体に静かなる波動があった。


ライブでは触れたけど、実はアランスミシーバンドは今年20周年。えらい20年目になったものだとは思うけど、本当に特別な20周年になったのも事実。しっかりと覚えててくれたファンの方からのカステラの差し入れ、しかも「20」のろうそく付き。ありがたい。
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Into the Harvest 2020東西シリーズはたくさんの人の努力に支えられて無事ミッション完了!恐るべし情熱と、わがまま放題の我々をいつも受け入れてくれたヴィトンさんには頭があがりません!


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