The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

声に出して呼びたくなる3段名の秘密。Jukebox - N: No Surrender - Bruce Springsteen

2021年01月03日 | ASB活動日誌
新年あけましておめでとうございます。
今年もThe Alan Smithy Bandをよろしくお願いします!

ひで氏です。

新年最初のASBの活動として、まずはJukeboxシリーズをアップします!
アルファベットもNとなりました。動画のほうで最終候補として残った曲として、Starshipの「Nothing's Gonna Stop Us Now」という曲を紹介しているけど、この曲のメロディはすごく完成されていると思う。バンドとしてはいろいろと商業主義に走っただのいろいろ言われた時期のようだが、私ひで氏は当時中学生の時この曲にガツンとやられた一人なので、そんなわだかまりは一切ない。映画「マネキン」の主題歌だったなぁ、たしか。


さて、Nとして今回紹介するのはあのBruce Springsteenから。

マクドナルドの発祥を描いた「Founder」という映画で、最終的になぜマクドナルドがこんなにも全世界で受け入れられるのかという疑問に対して主人公が「今更何を言っているのだ」というような調子で答えるシーンがあった(ややネタバレなので気になる人は数行読み飛ばしを)。

「それはマクドナルドという名前だ」と。

その響きそのものがブランドであり、色々なものを想起させる名前。
散々マック創立の凄さやそのストイックな過程を見せつけた後での「え?そこ?」というこのセリフは本当に眼から鱗だった。

Bruce Springsteen.

ブルース・スプリングスティーン。


何度も声に出して呼びたくなる快感がそこにある。この名前だけで全てチャラにしてしまう、アメリカの土。風。空気。空。疾走感。サウンド。ありとあらゆる物を一人で背負う、偉大なアーティスト。彼がThe Boss と呼ばれる所以だと思う。ブルース・スプリング・スティーンというこの3段階の名前がポイントなのだ。フルネームを音読するだけでそこに物語が見える。

そんなスプリングスティーンのあの名盤「Born in the USA」からの1曲。
時代を作ったアルバムであり、ジャケットである。私ひで氏がこのアルバムを聴いたのは88年ごろ。リリースが84年だから、ほぼリアルタイムで聴いたと言っていいと思う。このあたりの話は動画で詳しくやってるので、ぜひご覧ください。


なんといっても感動するのは、彼が50年もの間ひたすら音楽を発信し続けていることであり、つい昨年も最新作「Letter To You」をリリースしていることだ。そしてその楽曲にも声にも衰えを感じるどころかむしろ全盛期を彷彿とさせる響きすらあり、涙がでそうになる。


動画でも触れたが、私が「棺桶に入れてほしいアルバム」のうちの1枚である「Born To Run」はこのBruce Springsteenの1975年の作品だ。
以前、ASBがレコーディングをお願いしているスタジオで「もしこのスタジオで、爆音で何か一枚CDを最初から最後まで聞けるとすればなんの作品か」という話をしたとき、私が選んだアルバムがこの一枚である。


7曲30分のこのアルバムを聴くと、研ぎ澄まされた全く無駄も妥協もない音楽というものを思い知らされる。
ジャケットアートワークも完璧、もう非の打ち所なし。

万が一Bruce Springsteenを通ってないんだよなー、なんて人がいたら必ず聴いてほしい1枚である。お正月休みにぜひ!

それでは今年もよろしくお願いします!

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ASB Hide's Jukebox:
The Alan Smithy Band ひで氏が26回シリーズでお届けする 「アルファベット順で思いつくままに曲とその想い出を語る」動画&ブログ連動企画。

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