The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

ASB、新作への想い: サーズデイひろしが語るカバーステージ編

2014年09月24日 | サーズデイひろし
まだまだ話したいことはあれど、いよいよ今週の日曜日に迫ったアランスミシーバンドのニュー アルバムリリースパーティ。サーズデイひろしとウエンズデイまりが語るのは今日が最後!興味深い二人の会話を聞いてみよう。

ひろし:姉さん、ついに3日後だね!ASBのアルバムリリースパーティー!

まり:そうね。今日はまだ触れていなかった重要なことを言うわ。ひろし、あなた今年でハードロックカフェ大阪がオープン何年目を迎えるか知ってる?

ひろし:えー難しいな。

まり:数億年かかりそうだから言うわ。13年目よ。これがどういうことかわかる?アランスミシーバンドの歴史と同じなのよ。結成13年目。

ひろし:うわあ!そうなんだね! あれ?でも確か前作のThe Sound of Your Voiceの時に10周年って言ってた記憶があるなあ。あれが2010年だったから、今年14ね…い、痛い!いたたたた!

まり:そんな細かいことを聞いてるんじゃないのよ。頭の鈍い男ねェ…!

ひろし:ね、姉さん!痛い痛い!ちょ、戻して、戻してーー!わ、わかりました!両方とも13年です!周年です!たまたま!た、たまたまー!

まり:いい子ね。そうよ、奇跡的に両方ともが13年。これはすごい偶然よ。だからアランスミシーも今回は並々ならぬ気合が入っているの。彼らもHRCの周年をお祝いしたいと思っているのよ。演奏という形でね。

ひろし:それならもうするって決まっているじゃあない。いたたた…

まり:ハードロックカフェといえば80年代ロックが大音量で流れるダイニングよ。この彼らが守る大事なコンセプトにリスペクトを表して、これまでにないほどのカバー曲をASBはやるそうよ。

ひろし:へー!ひで氏の別ユニット THE WAREHOUSEはカバー一色だけど、アランスミシーバンドで?

まり:そう、ASBづくしのライブももちろん見たいところだけど、そんな一風変わったコンセプトライブができるのもこのハードロックカフェならではよ。だからリリースライブというこの舞台で、敢えてさらに普段と違う特別なライブにしようとしているのよ。

ひろし:ASBづくしのライブはまたライブハウスでゆっくりと、ってことだね!それはそれで楽しみだなぁ!

まり:あなたもだいぶいい受け答えができるようになってきたわね。ーーー?何してるの?

ひろし:今日のテーマ、「カバー」にちなんで顔をカバーしてみたんだよ。悪くないだろう、姉さん?

まり:それは普通マスクと言うけど、まあ悪くないからいいわ。じゃあ私も着けるから、記念写真でも撮りましょう。パシャ!





リリースパーティのすべての情報が詰まった特設サイトはこちら!
https://tackk.com/asbhrc


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2014年9月28日(日)
The Alan Smithy Band ニューアルバム
"The Original Soundtrack of the Band Called The Alan Smithy Band" Release Party
Hard Rock Cafe Osaka
ライブチャージなし、飲食代のみ

2ステージ制
1st Stage 19:00
2nd Stage 21:00

大阪府大阪市中央区南本町3-6-14 イトゥビル1F
TEL: 06-6120-5711
http://www.hardrock.com/cafes/osaka/


※ご予約方法が普段と異なります。
ご予約は、お店に電話していただくことで(席の指定まではできませんが)お席の確保ができます。
その際、必ず「ライブを見たい」という旨、お店にお伝えください。
お早目にご連絡ください!

ASB、新作への想い: サーズデイひろしが語るライブチャージ編

2014年09月18日 | サーズデイひろし
前回の会話でアランスミシーバンドが投げかけたライブへの疑問について話していたサーズデイひろしとウエンズデイまり。
その会話の続きを聞いてみよう。


まり: そうそう、今回ASBがステージを二つに分けていることにも意味があるのよ。

ひろし: そうなの?

まり: ライブと一口に言っても、それは長い夜の出来事よ。人によっては、開始に間に合わず泣く泣く遅れてくる場合や、逆に遅くまでどうしても残れない、なんてケースがあることをASBは経験的によく知っているのよ。

ひろし: でもそれにいちいち対応していたらライブできないんじゃあない?

まり: だからあなたは二線級キャラのままなのよ!

ひろし: いたたたた! い、痛い! 姉ちゃん、痛いよ!

まり: もちろん入れ替え制ではないから、大前提は二つで一つのステージよ。ただ、ステージを二つに分けることで最初のステージに間に合わない人は二つ目のステージを、逆に遅くまで残れない人は一つ目のステージだけでも楽しめるようにした配慮ね。

ひろし: なるほど。。。

まり:ここまでは前回の続き。アランスミシーバンドが問うたもう一つのギモンは、「ライブチャージ」よ。

ひろし: やっと今回の本題だね!

まり: 通常のライブハウスでいうチケット代にあたる「ライブチャージ」を、今回ASBは撤廃しているのよ。

ひろし: ずいぶん思い切ったことをしたね。そんなんで大丈夫なのかな?

まり: もちろん簡単な決断ではなかったはずよ。でもASBは長くやっているバンドだからこそ、ライブにお客さんがどれだけお金をかけているかも知っているの。新譜リリースという節目だからこそ、感謝の意味を込めてお客さんにコストの部分で何かしらの還元をしたかったのだと思うわ。

ひろし: でもハードロックカフェは普通のライブハウスで飲み食いするより高くなってしまうんじゃないの?

まり: HRCは上手にオーダーすれば決して高くはないのよ。ボリュームたっぷりだから、仲間や家族でシェアすれば十分満足できる本場のバーガーなんかを楽しめるわ。ひろしそれを証明するために私たちは今日ここに来たんじゃない。

ひろし: なるほど。確かに。。。ボリューム半端ないね。ゴクリ。



まり: これを食べながら、おいしいお酒を飲みながらライブを2ステージ楽しんで、そしてCDをゲットして。。。もう28日の事、想像するだけで倒れそうね。それはそうとひろし、さっきはごめんね、ちょっとカッときて。


ひろし: いいよ、姉ちゃん。血がさっきから止まらないけど。来週の木曜までには止めておくよ!


まり: そうね。次回はいよいよ直前ね。


つづく。


ASB、新作への想い: サーズデイひろしが語る会場編

2014年09月11日 | サーズデイひろし
アランスミシーバンドの4年ぶり新作「The Original Soundtrack of the Band Called The Alan Smithy Band」の詳細が明らかになった次に注目すべきは、

その会場。そう、Hard Rock Cafe Osakaである。

なぜ今回アランスミシーはこの場所を選んだのか。これに関しても様々な想いがあるのだが、自分で説明するとだらだらとなってしまいそうなのでここはサーズデイひろしとその腹違いの姉、ウェンズデーまりに説明してもらう形式にしたい。

登場人物:

サーズデイひろし
木曜モックンという大手スーパーのキャンペーンキャラクターから連想されひで氏によって生み出されたキャラクター。
どこか影のあるフォルムと奇抜な行動で木曜のブログに頻発していた。2013年FM802 MINAMI WHEELライブサーキットではアランスミシーバンドの公式缶バッヂデザインに採用された。彼について詳しく知りたい方はこのブログのカテゴリで「サーズデイひろし」を選ぶと良い。

ウェンズデイまり
サーズデイひろしの腹違いの姉。ひろしより2つ年上で、数年前、互いの趣味であるアマチュア無線を通じて偶然再会するが詳細は明かされていない。ただ、その際に迎えた宇宙規模の危機的状況をまりが持ち前の無線技術で回避したことから、ひろしから絶大な信頼を得る。


ひろし: まり、アランスミシーバンド(以下ASB)が今度のレコ発をハードロックカフェでやるって、聞いた?

まり: もちろん知ってるわ。ところでひろし、「レコ発」というのはちょっと違うわよ。

ひろし: え?そうなの?でも普通バンドがアルバムをリリースするときのライブは「レコ発」と呼ばない?

まり: そうね、普通はね。ASBはCDのことを「レコ」と呼ぶことに違和感を感じてるの。実際レコ発っていう言葉は、バンドマンや音楽好きの間では知れ渡った言葉だけど一般的にはそうでもないわ。かといって「CD発(シディハツ)」なんて語呂も悪いし、それこそ誰に言っても通じないわね。

ひろし: 「CD発」のほうは聞いてないけどね。なるほど、だから今回「ニューアルバムリリースパーティ」と呼んでるんだね。それにしてもどうしてライブハウスでやらないんだろう?

まり: 確かにライブハウスで「レコ発」をやるというのは既定路線ね。それはそれでしっかりとプロセスが確立されているわ。でもASBはあえてそこに挑戦したのよ。

ひろし: 挑戦?

まり: いくつかの挑戦ね。とにかくASBはライブを考える上で、徹底的に既存のスタイルに「ギモン」を投げかけるのよ。


普通のレコ発への「ギモン」

まり: まずはさっきの話ね。新譜を持ってライブハウスでライブをする。これ自体は今回もほとんど同じだけれど、ASBは自分たちのリスナーのことを考えれば考えるほど、本当にライブハウスが最良の選択なのかという疑問にぶち当たったのよ。

ひろし: HRCとライブハウスは何がそんなに違うの?

まり: ライブハウスでやることの利点はたくさんあるわ。機材の豊富さやメンテ状態はもちろん、インディーズでもしっかりとリハーサルの時間をとってくれるライブハウスなんて、世界のどこを見ても日本ぐらいのものよね。でもライブハウスって行きなれない人には気軽な感じがしないのも事実。一般的なイメージでは、なかなか家族で行こうとうい場所ではないわね。新譜リリースという晴れの舞台であるからこそ、ASBは一人でも家族連れでも気軽に来れる、それでいてクラシカルな雰囲気を持っているダイナー、HRCを選んだのよ。

ひろし: すごくまとめてきたね。面倒くさくなったのかな?

まり: 違うわ。夜中に書いているからとか関係ないのよ。でもちゃんと説明したいから、二つ目の「ギモン」については稿を改めるわね。とにかく今回言いたかったのは、ASBがこのリリースパーティで重きを置いたのは「Comfort」(快適さ)ということよ。一人でも、友人とでも、恋人とでも、夫婦でも、家族でも、いろんな人たちがゆっくり食事をしながらライブを楽しめる「Comfort」を重視したのね。

ひろし: Comfortかあ。。なんだかあったかい響きだね。

まり: そうね。私たちも姉弟として再会したところだけど、やっぱりComfortを感じるわ。家族だもの。


ひろし: ね、姉ちゃん。。。!グスン。






サーズデイひろしは巨匠を懐かしむ

2014年05月15日 | サーズデイひろし
ふとツイートしたことで自分の中で盛り上がってしまった。

ひで氏です。

最近読んだこの本。


手塚治虫の原画を引っ張り出し、手塚プロが分析をする。

ひとつの作品を、いや一つのコマを書くのに一体どれだけの手間と労力がかけられていたのかがよくわかる内容になっている。

数々のボツ原稿。下書き状態の原画。決してペンを入れられることの無かったスケッチ。

よく音楽でもデモ音源をボーナストラックとしてCDに収録したりするパターンがあるが、
あれははっきり言ってアーティストにとっては拷問に近いと思う。完成品の前の姿を赤裸々に見せるなんて、あんな恥ずかしいことはない。

でも手塚治虫ともなれば、スケッチももはや作品と呼べるようなクオリティだ。

雑誌連載時はあらすじが書かれていたスペースを、単行本になるときにその部分を取り除いて一コマ入れたり、
それでもストーリが崩れることなく、むしろ広がりを増したりするのだから本当に魔法のようだ。

私も父や叔父が好きだったせいか幼少期から手塚治虫作品は深く慣れ親しんできた。

手塚治虫の私ひで氏にとっての魅力は、なんといってもあの輪郭線である。

子供を描くときや、女性を描くときに目立つ、独特の曲線。特に足元がすごい。
見てるだけで楽しい。

あと、何とも言えない題字が好きだ。
一目でそれとわかる独自のフォントだと言える。

手塚治虫氏が亡くなった時は本当にショックだった。
仕事ぶりや漫画の様子から、超人は死なないのではないかという妙な幻想があった。

喪失感がすごかった。

グリンゴの続きが読めない。。。ルードヴィヒ・Bの続きも、ネオファウストの先も、本当に読めないのだと思うと不思議で不思議でたまらなかった。同時に、病室でも最後まで書き続けていたというのを何かで読んだときは、その執念に感服して諦めがスッとついた。

あんな風に絵が描けたらどんな気持ちなのだろうと思う。

どんなに真似しても描けないが、私ひで氏が大好きな題字と輪郭線をあてはめると、久々登場のひろしもこんな風に。




真似すらできてないが、これだけで何かが起こりそうな感じに!










いろいろと開幕、サーズデイひろしも開幕。

2014年04月03日 | サーズデイひろし
レコーディングを理由にライブをしていなかったアランスミシーバンドだが、
いざライブが決まるとやはり体がウズウズする。いざ開幕といった感じなのだ。

ひで氏です。

そういう気持ちになった時にちょうどプロ野球も開幕した。

ここでアランスミシーバンド内のスポーツ関係のステータスを整理しておこうと思う。
男というのはありとあらゆる場面でスポーツの話をする機会が多い。やはりバンド内でもそれは同じだ。

まずは言わずと知れた野球派ヨウジ氏だが、彼がどの特定球団を応援しているのかは意外に知られていない。
ライブでもよく野球関連のモノを身に着けているが、オリックス、ソフトバンク、阪急、南海。。。と様々だ。
ただ、パリーグ、とりわけバファローズ遺伝子が組み込まれているのは確かだ。

しかしその見識は過去の歴史はもちろん、個々の選手の年俸や将来のキャリアプラン、そして各球団の経営状態など日本プロ野球機構全体を見渡している節があり、それは曲全体を見渡す彼のギタープレイにも共通する。また、気に入ったものなら野球グッズもギターも即購入するところも興味深い。

ヒゲ氏。
ヒゲ氏はほとんど野球に興味がない。完全にサッカー派だ。私ひで氏が非常にサッカーに疎いため、ヒゲ氏がどのチームのファンであるのかはよくわからない。しかし、Jリーグはもちろん、欧州リーグに渡った日本人の情報もマメにチェックするような、これもサッカーを全般的に愛するタイプのようだ。

特筆すべきはもとやん氏、両方だ。普通両方好きと言ってもどちらかの比重が大きいものだと思うが、私ひで氏の見る限りもとやん氏は野球とサッカーをほぼ同じ温度で愛している。ただし、球団ははっきりと特定されており、野球は阪神、サッカーはガンバ大阪と、完全地域密着型の男である。

私ひで氏はというと、サッカーには疎く、昔は大の阪神ファンであった。しかし今年の開幕戦の日を忘れていたぐらい、最近野球に過去ほどの執着がない。年々強まる傾向は、スポーツ全般が好きになっていることだろうか。今や電波で流れる映像の中で真実はスポーツにしかないのではないかとさえ思う。

そんな状況が露呈したのがとある日のスタジオ。だいたいスタジオに入って準備しながら話すのはスポーツのことだ。
野球とサッカーの話が一通り終わったころ、私ひで氏が「あ!今日浅田のフリーどうなったん?」と聞くと全員無言になり、もとやん氏が一言、

「ごめん、かしゃん、フィギュアはノーマークやわ。。。」


ちなみに我らがサーズデイひろしは、野球派である。






ぷにたまと新スイーツの予感

2014年03月06日 | サーズデイひろし
「ぷにたま」がキている。

先日、レコーディングスタジオ内でプチ盛り上がりを見せた話題。
それが「ぷにたま」だ。

ひで氏です。

休憩しながらバンドメンバー、そしてスタジオのF女史とK氏と話していると、思いもかけずスイーツの話になった。
シュークリーム派かエクレア派か。たしかそんな些細なことがきっかけだったと思う。

私はXX派です、というような答えが自然とはじまり、自分の番になって口にした。

「僕はぷにたま派です」

正直、ぷにたまのことを口にするのは多少気が重い。
これで相手がぷにたまを知らなければ、またぷにたまが一つメジャーになってしまうからだ。
マイナー志向の私ひで氏が自分の好きなものに対して常に陥る矛盾だ。大好きだからみんなに知ってもらいたい、でも遠くに行ってほしくない。

「ぷにたまってなんですか?」とF女史は聞いた。


また一人、いやK氏も合わせて二人の潜在ファンを作ってしまった。。。そして腹を括って説明した。

「初めて食べたのは。。。偶然でした。。。」

そこから私ひで氏のぷにたまとの出会い、初めて食べた時全身の震えが止まらなくなったこと。
万を持してスイーツ仲間のヒゲに紹介したところ反応がイマイチだったこと。
味のバリエーションも豊富で、なぜかカフェオレが緑という斬新な色使いであること。
自分が知りうる限りの入手可能場所など。

F女史もK氏も興味津々、K氏は早速手元のタブレットで検索している。

今度探してみます、とのコメントを最後にその日は終了した。

そしてその会話からすぐ、後日、F女史のフェイスブック投稿でF女史がぷにたまをゲットしたことを確認した。
それもスーパーやコンビニではなく、薬局だった。

「薬局はノーマークでした」

と無念のコメントを返信するも、同時にF女史へ祝辞も送った。
これでもうぷにたまの虜ですね、と。

好きすぎて人に言うのをためらうのなら何故ブログに書くのだ、と思われるかもしれない。
そう、もう止められないのだ。だれも止められない、そう思ったからもう書くのだ。

薬局で手に入るほど入手の幅が広がっている。。。

絶対にキてる。。。


そう思いながら週末、近所のスーパーに行った。
そこではぷにたまは売られているのだが、あってもごく少量だ。せいぜいふたつか三つ。

それがこうだ。



その場に立ちつくし、放心した。

やはりキているのだ。


そして色々なことを連想した。口コミというものの威力。

そしてここはダイエー系列の店だ。今日もあの恐ろしい木曜モッくんの曲がエンドレスで流れている。

もしもサーズデイひろしの人気が出すぎてスイーツになったら。。。。

「食べるひろし」という商品名でスターダムにのし上がったら。。。

食べるひろしの楽曲制作の依頼が舞い込んだら。。。


ま、とにかくぷにたま未経験の方は試すべし!










家電アポトーシスとベイダー音

2014年02月27日 | サーズデイひろし
家の家電の老朽化が激しい。

よく家電は壊れるときは一気に来るというが、まさにそんな感じだ。

しかも初めてではない。
過去にも似たような経験がある。どうも年末や年明けとか、世間的にも家電のセール時期にあたるように思うのは気のせいだろうか。

しかも消費税増税が目前だ。これだけ材料が揃うと逆にあまり躊躇なく買い替えが進むというものだ。

それにしても立て続けだ。先立つものも必要である。

ひで氏です。

まず炊飯器が悲鳴を上げた。
少し前から炊き上がる10分ほどをきっかけにバフ!ブシュウとダースベイダーの呼吸にもにた定期的な小爆発を繰り返し始めたのだ。

それだけならまだ「にぎやかな炊飯器」として一緒に暮らせばいいではないか、と思われるかもしれない。
しかし炊き上がったご飯がおかしくなってきたら。。。それはもうお別れの時だ。

毎日使うものなので早急に次の購入を決めなければならないが、炊飯器は本当に価格レンジが広すぎる。
安いものは本当に安いが、高級機は10万を下らない。

まあ使う年数を考えると安い気はする。
思い切って高級機を買おうかと迷ったが、結局ミドルクラスに落ち着いたのは、心の奥に家電の連続臨終がよぎっていたからだ。

この炊飯器は単なる序章なのだ。。。。


そう思った2日後、プリンターの電源が入らなくなった。

こいつも相当のベテラン選手であったし、そういえば最近写真を印刷するとスジが入り、どんなにクリーニングしてもスジが消えなかったのでもうそろそろ限界を感じていた矢先だった。

この時も、翌日すぐにプリンタをヘビーに使う用事があり、仕方なく外出から帰りにそのままヨドバシへ。
急いでいたので即購入、10キロの箱を持って帰る。

思えば先代がかなり長生きをしたので、
家に帰ってセットアップするとその進化に舌を巻いた。設定もわかりやすくなっているし、
何をいまさらと思われるかもしれないが、ネットワーク接続でのプリント。。。なんちゅう便利やの、これ。。。


タイミング悪く続いた二件の不幸。私ひで氏はこれを「家電アポトーシス」と呼ぼうと思う。
アポトーシスとは細胞が自ら死滅する現象だ。

ある時期に達するとその役目を終えたかのように突如として機能を停止する。。。。
物言わぬ家電だけにあっけない幕切れで残された方には大きな空虚感が漂う。。。
そして不思議な連鎖反応を起こし示し合わせたかのように複数の家電が同時期に死に至る。。。

あなたにも心当たりがないだろうか。家電アポトーシス。

まあもしかしたらこんな風かもしれないが。。。。


ちなみにこの1週間後、コーヒーメーカーの「コーヒーが入る時間」が、著しく遅くなった。
そして蒸気が出る穴から、炊飯器の時の現象を彷彿とさせるようなベイダー音(と呼ぼうと思う)が発生、

今はかろうじて動いている。












サーズデイひろしはあのマスコットをねらう

2014年02月13日 | サーズデイひろし
冬季オリンピックも順調に競技が消化されている。

ひで氏です。

オリンピックは国を挙げての一大イベント。
競技外のところにもいろいろと見どころがある。このソチでもすでにいくつか気になるトピックがあった。

たとえばトイレのドアが開かなくなったボブスレーの選手が自力でドアをぶち破ったとのこと。


たまたま閉じ込められた選手がボブスレーの選手。。。
ストーリーの粒が立ちすぎでやらせではないかと思ってしまう。

しかも破れた残骸に見える妙なハニカム構造の素材が一瞬「ダンボール系?」と思わせる絶妙なギャグもちりばめられている。

トイレ繋がりで言うとこちらもすごい。
工期に焦りふたと便座を逆につけてしまったというソチのホテルのトイレ。



これを上記のボブスレーの選手の話と混ぜると相当面白い。
「閉じ込められたトイレの便座とふたが逆でした。だからふたもドアも破りました」

余談だがこのボブスレーの選手、後日エレベータにも閉じ込められたらしい。


最後はもちろん、「本番でゴールしたボブスレーのそりから出られない」というのがあるべき美しいオチだ。


忘れてはならないのがマスコット。
オリンピックのマスコットというのは、意外と印象に残りにくいが、やはり前述のようにバックには国というアイデンティティを背負っているので、その国のデザイン感覚を代表するものが多いという意味でその存在意義は大きい。

そもそも外人のキャラセンスは日本人的感覚からするとものすごい乖離がある。
見た目がかわいいのに声がものすごいおっさんとか、そもそも見た目が怖いパターンが多い。
それだけで独立しているとそれも気付きにくい場合もあるが、慣れ親しんだものに混じってくるとその異形感はハンパない。
例えば日本が生んだスーパーマリオ、途中で出たスーパーマリオUSAを思い出してほしい。私ひで氏も含め、当時の子供たちはみな戦慄したものだ。

そしてソチオリンピックのマスコット、やはりロシアはやってくれた。怖い。


何が怖いって、イラストバージョンと写真のフィギュアバージョン、そして着ぐるみバージョンといろいろあるのだが、
そのすべてが質感やタッチともに全く別物のように違い、それがまかり通るところが一番怖い。グッズにも相当ばらつきがあるに違いない。

なぜチェブラーシカではだめだったのか。


そんなソチオリンピックのせいで寝不足気味だが、最後まで楽しみたいと思う。

ところで何かあればすぐにゆるキャラという名のご当地キャラを出す日本が、
東京オリンピックでその手のキャラクターデザインをしないことを心から願う。

このブログを読む人ならこれしかないよね、と思いませんか。

目指せ、東京オリンピックマスコット。





サーズデイひろしはパシュートで撃つ

2014年02月06日 | サーズデイひろし
寒くなってくると、かつてアメリカに住んでいたころのことを思い出すようにする。
夜中にはマイナス30度を超える過酷な状況でこの寒がりの私がほぼ三年を過ごしたのだ。

ひで氏です。

そんな寒がりの私ひで氏は寒がりのくせに寒いところばかりに縁がある。
生まれは2月だし、幼少期は石川県金沢市で育った。
そして広大な国アメリカに住むことがあってもこれまた寒い地域に住んだわけだ。

金沢に住んでいたころは、小さいころも父に連れられしょっちゅう雪山に行っていたこともあり、スポーツはウィンタースポーツをやるのも好きだが、見るのも大好きなのだ。

余談だが兄は大阪から金沢に引っ越しが決まった時、父が言った「金沢に引っ越すぞ」という言葉を「カナダ」と聞き間違え翌日小学校で「カナダに引っ越す」と興奮交じりに友人に伝え、その後大恥をかいたそうだ。

金沢時代は、よく父と兄と三人でスキーに行った。
そのころからすでに、オリンピックは夏季よりも冬季、という感覚があったように思う。

冬季オリンピックの独特な雰囲気が大好きだ。

どうしても夏季オリンピックよりも地味な雰囲気。
マイナー競技の宝庫。
開催地の馴染みの無さ。

全てが好きだ。

これも余談だがそんな冬季オリンピック好きの私ひで氏はいつかオリンピックを生で見る!と意気込んでいた矢先、長野オリンピックがあった1998年まさにその年、アメリカに住んでおりテレビで観戦するという苦汁をなめた。

読者諸君の中でもし、フィギュアスケートやジャンプのような認知度の高い競技以外余り知らない、という方がいたら是非見てほしい競技がある。


それはバイアスロンだ。


簡単に言うとクロスカントリーで山をぐるぐる回りながら、途中で何度も射撃をする競技だ。
見た目の地味な印象からは考えられないほどに過酷で、激しい競技である。

色々種類があるが、おすすめはパシュートだ。

最初に速さを競い、その順位に基づいてスタートし、背負った銃を使って寝て的を撃ったり立って撃ったりする。外すとペナルティーとなり余計に歩かされるという絶望感も混じった何とも個性的な競技。クロスカントリーを一度でもやった人ならわかると思うが、あのしんどさの途中に息を止めて落ち着いて的を撃たなければならないという究極の静と動の融合競技だ。


そんなマイナー競技、バイアスロンにサーズデイひろしが出場している、らしい。



気になるパシュートは2月11日だ。

私ひで氏もテレビの前でひろしの出番を待ちたい。









サーズデイひろしがやるとマズい感じがする

2014年01月30日 | サーズデイひろし
若草山の山焼きをご存じだろうか。

奈良の若草山を文字通り、焼き払う。

毎年真冬に行われる恒例行事で、私ひで氏はこの不思議なイベントが好きだ。
諸説あるが起源は東大寺と興福寺の領地争いの仲裁のためとか、少し影のある逸話もとても魅力的だ。

この山焼き、実際に近くで見ると本当にすごい。

え!いいの?

という規模で焼くし、え!いいの?という距離まで近づいて良い。
近くまで行くと炎の熱をかなりリアルに感じることができて、バチバチと草が燃える様とサウンドに身を任せていると、
何とも言えない別世界に引き込まれる。

点火前には盛大な花火も打ちあがるのだが、
冬の花火というのは空気が澄んでいて非常にキレがある。音も甲高く夏の花火とは全く趣が違う。

まあ点火前のこの花火イベントは本当に必要なのかどうかと問われると微妙なところだが、まあ良しとしよう。
余談だが有り得ない話を聞いた。県が観光客誘致のために若草山にモノレールを敷くという。
あんな低い山にモノレールを敷いて一体何を。。。?乗車時間はおそらく2分ぐらいだ。。。耳を疑った。

ということで今回はそのパワーを感じに山焼き初参戦のヨウジ氏と。
これだけ大規模な火災に似た風景をバックに笑顔で写真を撮るというのは少し抵抗がある。
自分たちがやったように写る気がする。


この点火はニュースで見たが地元の消防団員がやるそうだ。

しかし前述したように山焼きにはややダークなバックグラウンドが見え隠れするため、
私ひで氏などは思わず想像してしまう。。。

あいつが点けているんではないか、と。。。。


今週のサーズデイひろし!