The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

HR/HM好きの話

2016年05月07日 | もとやん氏ブログ
先日、再確認したことがある。
ハードロック/ヘビーメタル(HR/HM)ミュージック好きは、
自分が好きで聴いてる音楽は他人も必ず好きである
という確信を持っている者が殆どである説。

モトヒロです。

あなたのお近くにもしHR/HM好きがいれば是非とも確認してもらいたい。
アランスミシーバンドでは、
ヒデとヨウジは、あまり興味を示さなければ無理に勧めてはこないのだが、
HR/HM好きのヒゲにいたっては、この気質を備えている。

先日など、練習の休憩中にYouTubeで、「これどう?」と、
とあるバンドを観せてくる。
「いや、あんまりやなぁ」と返すと、
「この曲はどう?」などと別の曲を紹介してくる。
それでも興味がそそらない態度でいると
ヒゲ氏のプレゼンは終わるのだが、
暫く日にちが経った後で、時間差という大技にうって出てきたりするのだ。

メンバー同士で個々に登録しているApple Musicで、
それぞれ気に入った曲やアーティストを紹介しあったりするのだが、
ヒゲはその機能を十二分に活かして、
「この前、あんまりやっていうてたヤツやけど、セカンドアルバムが出て、
わりとええ感じやから聴いてみてくれへん?」と、

俺が気に入った音楽はお前も絶対に気に入るものだという、
言わばジャイアン魂を示してくるのだ。


そして今回また改めて確信できた。
それは先日、仕事で得意先のKさんと同行した時のことだ。
Kさんとは数回しか話した事がなく、同行するのはこの日が初めてだった。
同行には1件だけの訪問もあれば、
1日や半日かけて数件を集中して訪問したりといろいろあるが、
今回は1日に何件も周る段取りであった。

そして移動はというと、1台の車で乗り合わせるパターンが多い。
そうなると、
お客さんの所へ行く道中、車の密室な空間の中でずっと2人なわけである。
お互いの共通点が見つかり、話が続けばいいが、中にはそうでない事もある。
だが今回はドンピシャだった。


移動はKさんの車でという事になり、
「お邪魔しまーす」と助手席に乗った瞬間、
ダッシュボードの上に、
その日は完全に話のネタに困らないというアイテムが目に飛び込んできたのだ。

そこにはジューダスプリースト


のCDが。
(以下どんなバンドか、そのバンドの代表曲をYouTubeですが添付してます。
知らない方は1分、、、いや30秒で構わないので、
どんなバンドなのか確認してもらえると幸いです。)

思わず
「あ、Kさんヘビメタ好きなんですか?」と尋ねると、
この人こんな顔するんやという笑顔で、
「そやねん、あれ、、自分も好きなん?」と
「いやぁもう中学の時からハマってましたよ〜」
という感じで大いに盛り上がったのである。

こういう時、先ず聞かれるのが、
「どんなん好きなん?」だ。

彼のようなHMを熟練した人と話すと、好きなバンド名を挙げる中で、
その人がどういうHMを好きなのか、テンポの速い、ゆったり、
また重低音の効いた重い、軽い音楽など、更に細かくジャンルを分けれるのだが、
同じHR/HMでもセンスを問われるので、
初めに挙げる好きなバンド名は慎重に気を遣わないといけない。

このKさんとの場合、私が発言する前に気に留めたのは
Kさんがジューダスプリーストを聴いてるというところだ。
このバンドは全体的に曲のテンポはアッパー気味で、
相当な重金属音なのである。
だから自分の好きなバンド名を挙げる時もそこそこな重金属系のHR/HMを言ってみる。


「そうですね〜、
メタリカ、


アイアンメイデン、


モトリークルー、


とかが好きですね〜。」

とここでモトリークルーを入れるのは、相手に合わせるばかりでなく、
自分に嘘もつきたくないので、
あえて自分の好きなソフト感のあるHRを入れて緩和しようとしたのだ。

するとKさんが、
「オレ、アイアンメイデンみたいな軽いのは聴いてないねんなぁ」と言うのだ。

なるほど、普通に聴くとアイアンメイデンも十分に重金属音系なのだが、
Kさんはそれ以上のかなり重めのヘビーメタルが好みと判る。

そしてもう一つ、基準となる名盤がある。
それは、バンド名を挙げて行く中、話の流れは自然とどのライブに行った、
行きたかったという話になるのだが、その会話の中で、

Kさん「メタリカは一回観たかったなぁ」
モトヒロ「僕行きましたよ、メタリカのメタリカツアーのライブ」
Kさん「えぇー、アレ行ったん?大阪城ホールやった?
   オレ、あのアルバムあかんねんなぁ〜」
と言うのだ。

そのアルバムタイトルが“メタリカ”というバンド名をタイトルとした、
世界で2,300万枚という驚異的な売上を記録したモンスターアルバムである。
ジャケットが真っ黒なので、通称“ブラックアルバム”と呼ばれる名盤だ。

このアルバムが基準となるというのは、
今までの速くて重い曲というのを覆した作品で、
楽曲はシンプルかつ重い音を追求した音源に仕上がっている点である。
早くて重い曲が好きな往年のメタリカファンにとっては、
期待はずれの残念なアルバムだとの声があるのだ。


まぁしかし、仕事しながらこんな話が出来るとは、、
そんな充実した時間も終わりに差し掛かった頃、
Kさんが最近推しのバンドというか、グループがあるというのだ。

本人も言うのを躊躇いながら、今までの軽い口調はどこへやら、
おそるおそる

「オレ最近BABYMETALにハマってるねん。」と。


自分の中ではアイドル系のヘビーメタルとしか認識は無かったが、
彼が言うには
その辺のアイドル系のグループではないらしく、
やれ先日もイギリスのウェンブリースタジアムで単独ライブをした、
またアメリカのビルボードチャートで50位以内にランクインしたなど、
世界中で人気が出ているグループという内容を
熱心に語ってくるのである。


そう、この感じ、、、
HR/HM好きのK氏も、やはりこのタイプの人間だった。


そして仕事も終わり、帰り際に
「藤原くん、コレCD-Rやけどあげるわ。
オレも初めは何やねん!っていう感じやってんけど、、
アレ、なんか気になるなぁ〜と聴き直したらハマってもうたんよ。」
とBABYMETALの音源を受け取った。


この日は徳島で仕事のこともあって、
帰る道中も長いし、
後でCDの感想を聞かれた時のコトを考え、
帰り道にBABYMETALを聴いてみた。


確かに、伴奏はカッコいい。
でも歌が入ると「あぁ〜あ」となってしまった。
暫くは聴いたが、
鳴門大橋を渡る頃にはもう堪えれず、聴くのを断念し、
別の音楽を聴いていた。


でもどうしてか、
訳のわからない感情に押し寄せられた。

なんか気になるのだ。
そうBABYMETALが気になるのだ。

コレがK氏が言ってた、なんか気になるとは
この感情か、、、、、

自分の中でハンパない葛藤があった。
オレ、、そっち側にいってまうんかな、、、

でもこの感情を抑えることは出来ず、
淡路島の洲本辺りに差し掛かったぐらいか、
もう一度BABYMETALを聴いてみた。


あれ、んー
あ、ええんちゃうん、、、


どうやらハマってしまったのか、、、、、
気がつけば、
週末の金曜日、一週間の疲れを癒すべく、
飲食店ではサラリーマンが賑わう19時半頃に、

オレは
明石海峡大橋を渡りながら
BABYMETALを大音量で聴いていた。

[parts:eNozsjJkhIPUZENDA6Nks6hM3Qi30ChTVx8TJlMzAyZjQ1MmAyYEcHBwAAD4ZQhE

値切ろう心

2015年05月03日 | もとやん氏ブログ
黄金週間、
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
安く物を買おうとする
大阪のおばちゃん気質を備えている
モトヒロです。

今までライブ中の話や、ブログなどで、
家電から自転車など、
またライブやレコーディングで
長時間駐車する駐車代まで安値を探し、
達成した時のドヤ顔をさらけ出すのは
メンバーの話などで周知の事実だが、
どこでもこんな事をしてる訳ではなく、
実は場所や環境によって、
もちろんすみ分けはしているのだ。

その中で値切る事が出来ないお店が、
食材関係のスーパー、コンビニ、飲食店、
ディスカウントショップ、ホームセンターなど。
あとほとんど買うことはないが、
海外ブランドショップも入る。

その店の限定特価品はさておき、
値段が相場で決まっている品物についてはそのまま買うのだが、
ぼんやりとしか価格が出ていない、
いわゆるオープン販売してる品物に関しては、
私の中の「値切ろう心」が出てしまうのかもしれない。

そんな代表的な場所が、
家電量販店、チェーン系列の自転車店、
車のディーラー、家具屋さんなどが挙げられる。
もちろん定価を出している品物もあるのだが、
値引き額の幅が個人差により
あからさまであるのが解るのもその理由だ。

特に家電量販店はお手のもので、
一緒に行った人は恥ずかしくなるぐらい、
おもいっきり値段の交渉に入る時がある。
もちろん事前に予算を決めた上での話だ。

法人契約ならともかく、
個人相手に、人を見て利益に幅をつけるところに、
値引きゾーンが存在する。

まぁ個人的にはキッチリした利益を取って
値段出せよという気持ちでいっぱいな訳であり、
自分に付いてくれた店員にはとことんツッこむので、
相当嫌な客だと思われるのだろうが、
態度は紳士的に、決して輩な態度ではなく、
対応してくれる店員が自分より歳下だとわかっても、
敬語で話す姿勢は変えずに交渉している。

そしてもう一つ、「値切ろう心」は先ほど述べた利益の個人差以外に、
購入するモノの製品技術を表面的にしか知らないからというのも一理ある。
だからその製品の価値をないがしろに、迫ってしまうのだろう。

先日あった事だが、
空気清浄機の風量を切り替えるスイッチが壊れたので、
お客様センターに電話をした。
すると出張費用と検査料、
並びに場合によっては修理費もかかりますと。
大きい家電ならともかく、
空気清浄機のために出張してもらうのもなぁと思い、
他の方法を聞くと、
近くにそのメーカーのテクニカルセンターがあるとの事で
持っていく事にした。

検査してもらう前に、
検査料1,080円がかかる説明があった上で調べてもらうと、
どうやら以前に水をかぶった可能性があり、
電子基盤まで染み渡っているせいでスイッチが反応しなくなったらしい。
その基盤の交換に8,500円かかると告げられ少し考えた。

何しろ購入して約一年。
そんな20センチ足らずの隙間だらけの基盤に8,500円。

そんな時、ふと隣のカウンターを見ると
高齢のおばあちゃんが、電話の子機をもって
支払いをするところだった。
多分、その子機が通話出来なくなって修理に来たのだろう。
だが相当に使い込まれた汚い子機なのに、
おばあちゃんは中身の部品交換のため、
1万円も払っていたのだ。
それを見た瞬間に私のスイッチが入った。

今や新品で買っても、
もっと性能もよくそんな値段であろう。
まぁ電化製品とはこういうもんであろうが、
製品の事までは分からない事に託けて、
この様に請求し、支払う人もいる。
だがこれでそのメーカーの人も家族も暮らしている事を考えると、
正当な事でもある。

とりあえず、話が入り込みすぎなので、元に戻すと、
さぁ8,500円どうするか?

空気清浄機を買った値段が18,000円ほどだった。

修理において、技術な部分なので価格は見当もつかないが、
ニュアンス的に少し高いというのは感じとれたので、

「すみません、買ってまだ1年で、
また持ち込ませてもらったという事もあるので、
もう少し値段、勉強してもらえません?
せめて6,000円ぐらいならなんとか、、、」

と真正面から言ってみた。

すると少々お待ちくださいと裏に姿を消し、
しばらくして、
「ここの部分が大変厳しい所でもあり、
7,000円なら承れます。」と、

イケるんやん!
そう、例え1,500円程度なのだが、
気持ちが伝わったこと、また相手の誠意を感じ取れた
ところが気持ちの良い支払いになった。

結局15分ほどで修理が完了するとの事なので修理してもらった。

そして会計時に、
「それでは修理代、6,906円になります。」
と、
えらい細かく刻んできたなと思い支払いを済ませ、
帰宅したのだが、

あれ、そういえば
検査料は請求されてない。

会計マジックが発生したのであった。


ちなみに写真は全く関係ない写真です。







セッション

2015年04月22日 | もとやん氏ブログ
5年ぶりに映画館へ行ってきました。
モトヒロです。

観た映画は「セッション」

あまりにも圧倒的すぎて、
始めから終わりまで落ち着かせてもらえず、
音の裏の世界を見事に表現した映画だった。

素質あるドラマー(生徒)に対し、
0.01秒までの音を共有させようと、
徹底的に鍛え上げる講師とのストーリー。
まさに一線を超えた音が人をココまで惹きつけるのか
というのがわかる。

なんしか観ている間は息を吐くのも忘れるほどで、
この映画案内にあるように
ラスト9分19秒の演奏は圧巻極まりなく、
終盤のエンドロールが流れ終わって
映画館の客席に照明がついても、
誰も話さない、席を立たない異様な空気が
セッションの凄まじさを物語っていた。

主人公は侮辱され、
屈辱を味あわされた悔しさからでる「怒り」により、
猛練習を続けながら一流バンドの席を目指す。
自分もこの映画までではないが、
すごく共感できるところがあり、
それが思い出されて仕方がなかった。


大学生の頃だったが、
テンポを極めるべく
月に一度ドラムレッスンに通っていた。
そして先生の紹介で、ファンクを中心とした
ビッグバンドのドラムに入れてもらうことになり、
意気揚々とスタジオに行ったのはいいが、
音の世界で屈辱を味わうことになった。

メンバーのほとんどが音楽学校の講師や、
プロのローディーをしている人達の集まりで、
音のズレ、テンポ、グルーブいわゆる「ノリ」には
非常にシビアなバンドだった。

特にトランペットのリーダー的存在の人が、
今でも前線で活躍されているだろうから
名前は伏せさせてもらうが、
テンポにはかなり厳しく、
「2コーラス目、出だし2つのスネアを15ペニーほど後ろにして!」
などと言われるのだ。

まずペニーとはなんぞや?
通貨の単位?
と思うのだが、これがまた屈辱的な言葉で、
ペニーの意味などない。
0.15秒ほどスネアを遅らせて叩けということを
遠回しで言っているのだ。
もちろん感覚の問題なのは間違いないのだが、
こんな調子で指摘を受け続け、
演奏してても面白なく、
スタジオで憂鬱な時間を過ごすのだ。
それが尾を引いて出来てる曲もノリを出せずに
ダメ出しをくらう始末。
そして帰宅中に気持ちが怒りへと変わっていき、
「そんなんやからアンタらは表舞台で稼がれへんねん」
などと何の気休めにもならない愚痴を言いながら
悶々と寝床につくが、寝れもせず、
悔しいあまり、
翌日からその手の曲を聴きまくっては
猛練習が始まるのだ。

でも次のスタジオリハで課題をクリアしてても
OKという言葉はない。
表情や、仕草が返答として受け止める。

ほんとこの世界は、、、
こういうところはスポーツ界のように、
抱き合いながら喜びあいたいものだと思う。
全てがそうではないだろうけど。

まぁ自分の話はさておき、
「セッション」もそんなシーンが垣間見れるのだが、
とりあえず機会があれば観てほしい。
こんな情熱的な講師に出逢えることが、
人生、羨ましい限りなのは間違いない。

http://youtu.be/mZjUEIV2Ru4






















サザエさんを思う。

2014年02月11日 | もとやん氏ブログ
日曜日の夕方6時58分あたりに家にいる時は決まってテンションが下がる。モトヒロです。

先日、サザエさんの父親である波平の声優永井さんが最後に収録した放送が終わった。
最後の言葉は、「人に親切にするよう心掛けなさい。」だった。
厳密にいうと、道を尋ねてきた人に違った情報を伝え、「うかうかと道も教えてられんわ。」
とキッチリ話を落としてくれている。

流石は一家の主、
波平は「さよう、」から始まり話をまとめるのも多々あるが、
そんな波平も、いや波平だけに限らないが、よくよく番組を見てみると、スゴくファンキーで飛んだ行動をとっているのだ。

波平が会社からの帰りに、焼き鳥屋さんに入り一杯やっていた。
だがそこの店主と話が盛り上がり、ベロンベロンになった波平は、“やきとり”と書かれた暖簾に両腕を掛けたまま、「うぃ~、帰ったぞぉ!」と暖簾ごと家に帰ってきたのだ。

もしこういうおっさんを街中で見かけたらどうだろうか?
おもろ過すぎて、エラいことになるのは間違いない。
それを日曜の夕方の一般大衆番組で普通に放送しており、それを子供たちは普通に観ているのだ。

まだある、それは会社帰りの最寄り駅で波平とマスオが遭遇し、居酒屋で飲んで帰る道中、ある家の前でオロオロしている男性を見かけ、声を掛けた。
その男性は、毎晩帰宅が遅いから、カミさんに叱られるのを恐れているという。ここに居ても仕方がないので、その男性に勇気を出して家に入るように促した。
男性が入った家から、カミさんと思える人の怒鳴り声とともに、歯科医で歯を削るドリルのような、
うぃぃぃぃぃんっという音に、拷問を受けているような悲鳴が聞こえ、2人はおっかなびっくり家に走って帰った。

こんなのも日曜の夕方の一般大衆番組で普通に放送しており、それを子供たちは普通に観ているのだ。

そしてよくよく観ると、サザエさんに登場する人物が着ている服に注目してほしい!
色のセンスがハンパないのだ!

ニットにスカート、ズボン、冬は皆がマフラーと色の合わせ方がハイカラ過ぎて斬新すぎるのだ。
これを言葉にするのは難しいので、次回の放送を注意して観てほしい。
中でもドット柄やストライプなど、要チェックである。

それで記憶に新しいのが、先日の放送で、カツオのクラスメイトである中島が有名なブランドのニットを学校に着てきて、女の子らにチヤホヤされたのだが、嬉しかったのか翌日も同じ服を着てたのである。ここに放送作家の小学生ながらに嬉しい心情を垣間見ることができる流れであったのは言うまでもない。
まぁでも中島は下の名前なんて言うのかがもっとも疑問だが。

また磯野家の食事風景を観て欲しい。
皆が左手に茶碗を持ったまま食事をしているのだ。
タラオまでだ。
3歳児やねんから茶碗をたまには置けと。

とまぁこのようにテレビを観ているだけでツッコミどころが満載なのである。

毎回サザエさんを観てるというわけではないが、
最近注目しているコトがある。
それはカツオのクラスメイト女子3人で、まず親子共々出番の多い花沢さんだ。
彼女はカツオLOVEを恥ずかしがることなくアピールする。でもそのカツオはカオリちゃんに好意を持っているが、そのカオリちゃんはカツオの事なんてノーマークだ。
だがじつは、それ小学生の行動なら素晴らしすぎるやろうと思える人物がいる。
早川さんだ。
彼女は花沢さんが気付いていないカツオの行動や表情をしっかりチェックし、後ほど周りにバレないようカツオに手助けをしているのだ。

これはもしや、本当にカツオの事を気に留めているのは早川さんかもしれない。
早川さんの登場回数は少ないが、よければ番組を通じて同じ思いを感じとってもらえると幸いである。

とまぁこんなコトを書いている僕もどうかしているが、
結局何が言いたいかというと、

タラオは可愛いと思ったことがない。
イクラちゃんはかわいい。
カツオをバカにするのは許せない。

以上である。
さて、では次回の永沢君役の声優の方に代わる波平の声のギャップがあまりないことに期待している。

ゆく年くる年

2014年01月05日 | もとやん氏ブログ

新年おめでとうございます。
モトヒロです。

今回は私のプライベートなお話しです。

先日、ヒデ氏の年末年始サーズデイひろしの投稿にあった、
紅白歌合戦の番組放送が終わるやいなや、
何処かのお寺の静寂した映像に切り替わるという話しで、
彼は、

「紅白の出来がどうあれ、ラストは常にある種のにぎやかさをもって終わった直後に来るリアルな寺のライブ映像。このギャップがとてつもない現実感をもって「一年の終わり」を告げてくる。」

と綴っている。

そう、確かに「あぁ、新年かぁ」と思わさせられる瞬間であるのは間違いない。
だが私はかれこれ、この瞬間、この現場に10年以上いる。

私のパートナーがお寺の娘だったので、年末年始は決まってお寺にいるのだ。
そして新年になった瞬間もわからないまま、子ども達が楽しく鳴らす鐘の音を聴いている。

そこのお寺は大きい鐘もあり、年末は除夜の鐘を鳴らしに檀家さんや、町中の子供から大人まで鐘を鳴らすべく参拝しにやってくるのだ。
鐘を鳴らす順番も、来た人から整理券を配り、番号を呼び出しながらの段取りで、
煩悩の108つに満たない場合は、到達するまで身内で鳴らし回るのだ。
もし108人以上が来られれば、108以上ついているらしいが、私がここに来てそれはない。
むしろ3、4回は毎年ついている。
だから鳴らしものに対して血が騒ぐのは当たり前で、いかに大きく心地良いサウンドを奏でれるかを追求してしまうのだ。

まぁ、この音の話は語ると2日ほど要するので割愛させてもらう。
そしてお寺の話に戻り、外では静寂した雰囲気だが、プカプカ浮いてるアヒルが海中で足をバタつかしているように、
この時ばかりは、お寺のバックステージは魚市場並みに活気溢れた状態である。
お寺の裏が何で?
参拝して鐘鳴らして帰るだけやろ。
と思うだろうが、どっこい、
ここには、滝川クリステルが発する
とうの昔から、
「お•も•て•な•し」
がすでに行われているのだ。

参拝に来てくれた方に、菓子パンと
甘酒もしくは紅茶を配り、
本堂でゆっくりして行って欲しいという、粋な計らいを毎年してるのだ。
そこには地元民の集まる同窓会チックな場面もあり、
この時しか顔を合わさない人達の
ささやかな交流がある。

だが私もさすがに身分上、参拝客に紛れて、
ただ参拝するだけという事はできないので、
気を使って寺の手伝いをしている。
まぁ飲食店に始めてバイトに行って、簡単な皿洗いを任されるように、
かなりの確率でパン配り係りになる。

始めは配ってるだけだったが、
もう10年以上になってくると、
パンは5種類ほど例年用意されてるので、
鐘をつき終わった子どもらが選ぶパンを、
「あかん、自分は今年メロンパンでいっとき!」などと、
わけの分からぬ言葉攻めで、
パンの種類が偏らないようにする技術も身についた。

さておき、なぜ今だにパンなのかわからない。
おそらく温める必要もない、気軽に食べれるものというのは察しがつくが、
コレを聞く勇気がまだ未だにない。

そして少しお腹を満たすと、思い思いに話しては、お寺を後にする。
これこそがおもてなし極まりなしという穏やかな空間である。

ただここ最近、慣れというのは怖い。
先ほどのパン配りでないが、いろいろと試したくなってしまうのだ。
実行するのに勇気が必要だが、
例えばひとりカウントダウンをしてみる。
「10、9、8、、、1、新年おめでとうー!」
などと、パンを配りながらでもコレなら可能だ。
ただコレをする時は2度と来ることがない時に出来るかというところか。

ただ今年は一つ試したい事を試したのだ。
それは何も手伝わないという荒業である。
ただ一つパン配りと言っても、
本堂前の床が木の廊下で、ジッと配るのは相当な寒さなのだ。
何を言われようとお構いなく、たまにはゆっくりと炬燵でと、
実行してみたが
結局は外に出てたので、寒いのに変わりはなかったという結末!

というような年始年末はこれからも続くと思うと、
また何かしたくなってくるので、
また展開があれば報告しようと思う。

まぁカウントダウンのイベントもいいが、
地元のお寺で、時を忘れてゆっくり過ごすのも格別である。










ミナミホイール、もう一つの楽しみ方

2013年10月02日 | もとやん氏ブログ
毎秋、大阪の風物詩ともなっている
FM802主催の日本最大級のショーケースライブ、
MINAMI WHEELが今年も10/12から開催され、
我らアランスミシーバンドもオーディションを通過し
初日に出演することが決まった。

そもそもショーケースライブとは何ぞや?
というとこだが、
これは商品に例えると展示会のようなもので、
生の演奏を通してアーティストを売り込むための、
言わばプロモーションライブの事である。

だから好きなアーティスト1組の為に観にいくというのは、
そのアーティストにとってはありがたいが、
通常のライブよりも少し高いチケットを購入してるのに、
非常に勿体無いことなのだ。

だからと言って、知らない他のバンドを観る気になれないということは、
あって然りだ。

でも今まで知らなかったアーティストを知れるキッカケになる
絶好の機会というのは言うまでもない。
それが人生を変える、自分の気持ちを変えてくれる、
和らげてくれたりする演奏に出会う可能性もある。

そしてまた、音楽演奏者のオーディションなのだから、
ましてやお金を出してまで行くわけだから、
知らないアーティストばかりでも、
大いに色んなアーティストを評価できる機会であるのだ。


では下調べとして、
ミナミホイールのサイトには出演アーティストの
ページで視聴が出来る様になっていて、
私は参加するアーティスト全部の音源を視聴している。
中には知っている人もいるが、
どんな曲をチョイスしてるかをチェックする。

正直なところ視聴曲を途中でスキップするのがほとんどだが、
中でも丸ごと聴いているのもある。
実はもうこの時点からオーディションは始まっているのだ。
さらに視聴曲はそのバンドの推し曲ともなっているので、
非常にそのアーテイストの特徴がわかりやすい。
⇒http://funky802.com/minami/

サイト内でDJの方の推薦するアーティストのサイトもあるので
そちらも要チェックだ!

ちなみに私が観に行きたいアーティストは
・Canja Rave(カンジャレイブ)
 ブラジル出身の男女2人組ユニット。視聴曲はラテンぽくなく、ジプシー的な要素が
 含まれたフォークソングともいうべきか?男性の方はフー・ファイターズの
 Voデイブに似ている。

・シシド カフカ
 メジャーアーティストだが、単純にドラマーとして観てみたい!

・sleepy.ab(スリーピー)
 北海道出身のバンドで、名前の由来通り、眠くなるような心地いいロックを奏でる。
 5年ほど前に初めてライブを観て、久しぶりにまた観てみたい!

・カルメラ
 メンバーに知り合いが多いのもあるが、今年はサマソニやら巨大フェスに出演したりと、
 はたまたビルボードでライブしたりと、勢いが半端ない!
 まだ彼らのライブを一度も観たことないというのもあるので。(笑)

・ORESKABAND
 まだ高校生の時だった彼女らのライブを観て度肝を抜かれたのを今でも覚えている。
 久しぶりに聴いてガラッと楽曲は変わったが、どんなライブをするのか、久しぶりに観てみたい。


とまぁこういう感じかな。

このようにピックアップすると
タイムテーブルでそのアーティストを探し、
どれもこれもとなると、会場から会場が離れて過ぎているケースもあるので、
自分なりに優先順位をつけて観にいくことをお勧めする。
今年もすでに3日間のフリーパスは完売してるので、
日にちが散らばっていると難しいが、
それは時間とお金の許す限りなところで決めてもらいたい。

そしてもう一つは
ミナミホイールで使用されるライブハウス、
会場も評価の対象になる。ましてや今年から参加した会場は
ここぞとばかりに自分らの特長をコッソリとアピールしてくる。
(わかりやすいのがフードや飲み物だ。)

この会場も居心地が良かった、音響が聴きやすい、重い空気があるなど、
存分に評価できるところなので、そういう見方も楽しめる。


もう一度最後に、
ミナホはショーケースライブと謳っている以上、
音楽やアーティストのパフォーマンスや会場の環境など以外の
行き過ぎた誹謗中傷は良心として各自わきまえさえすれば、
良いのも、そうでないのも、自分の感じたことを大いにさらけ出せる
イベントである。
このミナミホイールをキッカケにトップアーティストになった人も
多数いるので、評価したろうという気持ちで参加するのも全然アリだ!


チケットはこちら
⇒http://ad.eplus.jp/minamiwheel/

ちなみにシシドカフカなど、人気アーティストは
入場規制がかかる可能性もあるので、早めに会場入りするのが望ましいでしょう。

もちろん10/12の
南堀江ZEROにて、20:15~は
我らアランスミシーバンドが出演します。
この記述で自らプレッシャーをかけ
精一杯の演奏をしますので、
要チェックでお願いします。

おいてるな。

2013年08月18日 | もとやん氏ブログ
「それはおいてるやろ!」


よくヒゲ氏が口にする言葉がある。
コレはあらゆる場面で使えることが多く、
アランスミシーバンドのメンバーも使うようになった。
モトヒロです。

そもそも“おく”とは、
レコーディングをしてる時に出た言葉である。
曲によってはクリック、
つまりメトロノームを聴かずに、
いっせーのーでーっと
全員で録音する時もあるのだが、
基本的には皆がそれぞれ、曲のガイドとしてヘッドホンで
メトロノームを聴ききもって録音する。

そして気分よく演奏している最中に、
リズムを外してないのだが、
少し音の感覚に違和感を覚えると、弱気が出て、
自分が出す音をメトロノームの、カチ、カチという音に、
1音1音を合わせにかかってしまうのだ。
そうするとノリ、
すなわちグルーブというものが消え失せてしまい、

「この小節のとこ、おいたよな?」
と指摘され、
もちろん言われなくとも自分でも気付いているので、
録り直しをする羽目になってしまうのだ。

その流れから、おいた=弱気をみせたと
捉えられるようになったのだ。
そしてレコーディング以外の場でもよく使われるようになった。

例えばヒゲ氏がライブ前に
コンビニでビールを買おうと、
350mlの並カンか、500mlのロング缶かの
どちらかで迷っており、
最終的に350mlの缶を取った。

その瞬間にヨウジ氏が、
「それ、おいてるんちゃう。」と言う。
そうすると、
ヒゲは弱気を垣間見られたと感じ、
「いや、ライブ前やしな~」
などと、言い訳するのだ。

このように、相手のスキにつけ込んで、
苛立たせる刃の言葉となる。

もう少しエスカレートすると、
リハーサルスタジオで練習が終わった時のこと、
私以外のメンバーが、次の日の仕事が休みということもあり、
練習後に軽くミーティングがてら
ラーメンでも食べに行こかとなったのだ。

メンバーの中で唯一大阪に住んでいる私は帰りのコトも考え、
「オレ、明日もあるから帰るわ~」
と発した次の瞬間、
他のメンバーが皆が、

「それ、おき過ぎやろー!」

という、
おいてる上に更にオーバーみたいな言い回しをされたコトもあった。

このように家族も同然と言われるバンドメンバー間でも、
油断出来ないコトもあるのだ。

もちろん、言われた方はかなりの侮辱を覚えるので、
ほとんど雑談とも言えるミーティングに付き合ったのは言うまでもない。



小言20130817

2013年08月17日 | もとやん氏ブログ
今回はかなり短いです。
モトヒロです。

画像のような価格のつけ方は
もういいんじゃないですか?
そんな時代じゃないでしょう?

会計の時に、
あれ、そんないく?
という錯覚に陥る経験ありませんか?

200円で、税込み210円でいいんじゃないですか?

“の”の法則

2013年08月04日 | もとやん氏ブログ
ジブリ作品はわりと好きである。
モトヒロです。

ジブリ作品のタイトルには必ず“の”が付く。
これには何かしらのヒットの法則があるはずだと思っていた。
10年ほど前の話だ。

となりのトトロ
天空の城ラピュタ
紅の豚
ほたるの墓
魔女の宅急便
千と千尋の神隠し
ハウルの動く城
借りぐらしのアリエッティ

などなど、共通して“の”が付く。
風の谷のナウシカなんかは、
“の”が2度も付く始末である。

これに気付いた時の興奮は今でも覚えているが、
その翌日、自信満々にそのコトを話した友人から秒殺で、

「耳をすませば」やら
「おもひでポロポロ」
とかあるやん、と

「ほんまや、なんやねーん。」
と見事に覆されたのだ。

そして先日、テレビ放映してた天空の城ラピュタ。
ネットではラピュタを違う視点で観る、
またトリビアなどいろんな記事や書込みなどがあり、
興味本位で読んでいたら、新たな情報を得たのだ。

そう、
それは“の”がついてない作品は
宮崎駿のものではないと言うコトだ。

完全に10年前は自分の誤算だった。
ジブリに括らず、
宮崎駿作品と言及しておけばよかったのだ。

そして先のヒデ氏ブログにあった、
先日ヨウジ氏以外で鳥貴族で飲んだ時の話で、
今度皆で映画でも観ようというくだりで、
ワールドウォーZを頑なに断わったヒデ氏が、
「俺それやったら、風立ちぬを観るわー」と

あれ、かぜたちぬ?
あれ“の”は?
その瞬間、
この10年もの年月をかけて覆されたのを
また覆したと思っていたら、
また見事に新作で逆転のランナーを出されたのだった。

夏リズム

2013年07月16日 | もとやん氏ブログ
久しぶりに和太鼓を人前で叩きました。
モトヒロです。

先日7/15は、アランスミシーバンドがお世話になっている
奈良学園前にある642PIZZAにて独りライブをしました。
普段はイタリアンのお店だが、今回は流し素麺と生音を
楽しめるイベントでした。
あ、もちろんイタリア料理も色々と出ましたよ!

もともとはアランスミシーバンドで出演してほしいという依頼に
メンバーの予定が合わないこともあって、
それなら、、ということで、
私のソロプロジェクトであるブラッド・ピットットで
出ようかなと思い、店のオーナーに聞いたところ、
快く受け入れてくれたという、なんともベンチャーなオーナーで
非常にありがたかったです。

しかし一人は寂しい!
一人でリハ終わりにお店の周りをブラブラしてみたり、
車で来ていたので飲むこともできず、
こういう時はバンドの有難さが非常によくわかるものです。
でもそういうのは初めだけで、
今回は気心知れたスタッフがいる642でのライブだったので、
ほのぼのとした雰囲気の中、閉店まで楽しめましたよ。

なかなか歌のない一人の演奏、ましてや打楽器のみの演奏などは
よっぽどな展開や破天荒なことがない限り、すぐ飽きられてしまう。
今まではライブハウスとかで、映像を使ったりしながらのショウを展開できたが、
今回は森のレストラン、音とインパクトでどう観てもらうか、
かなり良い緊張感を保ちつつ演奏しました。

まず和太鼓の桶締め太鼓からスタートし、
ジャンベ、ミニドラムセットへ。
そして最後は宮太鼓へと楽器を替えて演奏しました。
途中、オーナーから楽器に対する質問も投げかけられるなど、
ある意味、打楽器クリニック的な場面もありましたが、
まぁびっくりしたのが、最前列で座ってみていた子供たちが
和太鼓やジャンベに釘付け状態で、
こちらにも楽しんでいる様が伝わりました。

ほんと良い機会をくださった642PIZZAさん、おおきに!
また演奏できる機会を楽しみにしてます!


2013.7.15 Brad Pitttt
at642PIZZA
Set List:
1.いらっしゃいませ、
2.告白248秒前
3.これのLない?
4.安倍王子神社だんじりのテーマ
5.あなたの最後は何回あるの?